3回中山、2回阪神開催7・8日目

当ててこそ競馬、それを実感した最終週 ~全的中鞍~

 先週で3回中山、2回阪神開催が終了。皐月賞は大波乱決着となったが、ポイントは展開と、それに伴う有力馬の位置取りだった。『有力馬が互いに後方で牽制→結果前残り』という古典的なひとつの穴パターンなのだが、この1・2着馬を「展開に恵まれた」のひと言で片付けてはいけない。前半の1000m通過が59秒4~後半1000m60秒5という絶妙の平均ペース。決してスローペースの単純な前残りではない。この流れを35秒台で上がってきた1・2着馬のスピード能力は相当なレベルと考えるべき。基本的に人気の有無と実力はリンクしないもの。皐月賞1・2着馬の評価を落とすべきではない。
 さて、今回斬るレースだが、今週はとりわけコメントするところもないので、的中鞍全てとしたい。数あるレースの中から厳選提供しての的中3鞍はまずまずといったところか。その内訳は土曜中山7R、3連複960円。日曜中山9R・野島崎特別、馬連850円。10R・卯月S、馬連710円。悲しいかな3桁配当のオンパレードとなってしまったが、まずまずの収支は計上できた。競馬はまず当てることが大前提で配当は結果についてくるものである。競馬である以上、芸人のネタでもあるまいし、こんな週もあるものとして受け止める。それに『アスコットなら当ててくれるだろう』という信頼のもとに会員の皆様もお付き合い頂いているのだから、あの結果はあの結果として納得するしかない。少なくとも勢いは持続できた。次開催もそれに乗って的中を積み重ねていくつもりだ。