4回中山 4回阪神 2回札幌5・6日目

2週連続50倍オーバー! ~日曜阪神12R・3歳上500万下~

「この業界との付き合いも結構長いけど、ここまで安定して毎週好配当を当ててくれるのは初めてだよ。本当に有難う」「それにしても最終レースに強いねえ。今週もよろしく」…等々。9月23日午後4時30分以降、窓口の受付時間が終了するまで、弊社の電話回線は休むことなく稼動し続けた。それが全て会員の皆様からの喜びの声であることは言うまでもない。そう、またしてもやってしまった。それも以前から「何か秘策でもあるの?」とご質問を頂いていた最終レースで。
今週斬るのはもちろん、日曜阪神12R・3歳上500万条件のダート1400m戦だ。弊社予想部がこのレースで軸馬としたのは3番人気の3歳馬ベンティスカ。「休み明けの小倉戦でスタート直後落馬。しかし、攻め馬の動きからその影響は全く感じられない。ならば末脚の破壊力クラス最上位。ハイペース必至のここは一気の差し切りに期待」。レースは予想された通りの速い流れ。懸命に逃げ粘るマルブツバンダリーにゴール直前ベンティスカとラガーチトセオーが強襲。3頭の写真判定となったが、結局1着ベンティスカ、2着ラガーチトセオー、3着マルブツバンダリーで確定。2・3着ともに対抗馬だが、『高い方』の6番人気ラガーチトセオー先着で馬連9-15、5780円の大的中。回収率726%を達成した。前週の5500円に続く2週連続の『50倍オーバー』で前出の会員の方の声となった次第。沸き返る弊社予想部の中でしかし、ただ一人複雑な表情を見せたのがこのレースの予想担当者。「失敗した…こっちだったか…」。実はこのレースで3連複も提供していたのだが、その片方の軸を迷った末に(もちろん3着のマルブツバンダリーと)1番人気のマルサンテクニカルにしてしまったのだ。3連複9-15-16、7780円を取り逃がした痛恨の思い。そんな予想担当者がいたことを余談としてお伝えしておこう。
さて、先週弊社にとっては異例中の異例といえる事前告知を行った大勝負鞍「オールカマー」はどうなったのか? そうお思いの方も多いはず。本来なら真っ先に斬るべきネタだが、2週連続50倍オーバーについつい目がいってしまった。「ご心配なく、ちゃんと的中しています」これが答え。軸馬マツリダゴッホ快勝。対抗馬の1頭シルクネクサス2着で馬連6-12、1310円を難なくゲット。的中配当も回収率も悪くないのだが、先ほどの阪神最終レースの前では霞んでしまう、という感じ。まぁ、それだけ今のアスコットシステムズが好調であるとご理解頂きたい。
その他にも土曜阪神9R・箕面特別など、先週もコンスタントに的中をお届けできたものと自負している。ただ、馬単・3連単症候群とでも言うのか、何十、何百万馬券が飛び交う今の中央競馬において、50倍の高配当と言っても価値が薄くなってしまった感は否めないが、先週の高配当的中同様、今週の阪神12Rの高配当的中も馬連4点提供でゲットしていることに価値がある。それは馬券を獲った方が一番理解しているだろうが、その点は改めて強調しておきたい。
秋の中央開催開幕の今開催も最終週を残すのみとなった。そんな今週末は開催純利益を上乗せする『ダメ押し鞍』と成り得るレースが少なくない。世間では秋のG1シリーズ開幕戦となるスプリンターズSに注目が集まり、どうしてもそちらに目がいってしまいがちだが、そんな週だからこそ、平場、特別戦でキッチリ仕事をするのが弊社アスコット。無論、獲れるところは根こそぎ持っていく気構えだ。先週のようにこの場でレース名は明かせないが「今週の勝負は土曜日」。これだけはお伝えしておきたい。勝負度合いの高低はあるにせよ、弊社が出来ることは毎週的中をお届けすることだけ。引き続き多大なるご期待をお寄せ頂きたい。

4回中山 4回阪神 2回札幌3・4日目

要らない馬を教えるのも予想 ~月曜阪神7R・3歳上500万下~

変則3日間開催で行われた先週末、と言うか先週末から今週初めを、キッチリとトータルプラス収支で乗り切ったアスコットシステムズ。物事全て平時とは違う場合にこそ底力が問われるもの。手前味噌ながら、この3日間で弊社予想部の真髄を感じていただけたに違いないと自負している。前置きはさておき、レース直後から会員の皆様による絶賛の声が絶えなかった月曜阪神7R・3歳上500万条件を斬っていこう。
芝1200mで行われたこのレース。弊社予想部が軸馬としたのは4番人気シティボスだった。「前走のゴール前の脚が際立っていた。逃げ・先行型が揃いハイペース必至のここは差すこの馬に展開絶好。1000万3着の実績がある阪神芝1200mで期待」。レースは予想通りのハイペース。軸馬シティボスは悠然と最後方待機を決め込む。4コーナーでも依然として最後方。しかし、ここからやおら大外へ進路を取り鬼神の追いを披露。すれ違い様に14頭を抜き去ったところがゴール。残念ながら1馬身半届かずの2着だが、勝った6番人気のワンダークラフティも対抗馬の一頭としてキッチリとマーク馬連10-13、5500円&ワイド10-13、1430円のダブル的中を現実のものとした。レース回収率は990%を達成。『掛け金10倍』には僅かに届かなかったが、弊社への直通電話が鳴り止まなかったことを付記しておきたい。無論それが会員の皆様からの歓喜の声であることは言うまでもない。的中配当はもとより、このレースで見逃してほしくない点が2つある。ひとつは1番人気ゲットブラックを切り捨てていること。買い目をお教えすることだけが我々の仕事ではない。「買わなくていい人気馬」を指摘することも使命のひとつだと考えている。その意味でもこのレースは大きな意義があった。そしてもう一点。それは2開催場にてこの日24鞍レースがあった中で、「阪神7R」を「厳選勝負鞍」として提供したことだ。変則日程の月曜開催、それも平場戦の3歳上500万下である。そいうった意味でも配当うんぬんでなく、自他共に評価できるであろう予想をお届けできたと自負している。弊社ベストバウト入りも検討の余地あり、だ。
『下手な鉄砲も数撃ちゃ~』ではないが、1日に5鞍も6鞍も提供しての好配当的中なら我々は自慢にもならないと断言する。1日2鞍程度の提供でこれだけの結果、数字を残していることをジックリとお考えいただきたい。弊社がかねてより提唱している「より一層の純利益重視のスタンス」が、この秋の中央開催に入っていよいよ確立されてきた。そう感じているのは決して我々だけではないはず。身をもって体感なさっている会員の皆様ひとりひとりが証人と言えよう。
月曜阪神7Rのみならず、時系列に従って土曜札幌8R、日曜中山8R、日曜中山9R・上総特別など、コンスタントに的中をお届けした変則3日間開催。なにはともあれ、先週は「毎週の安定的中」に加え、「厳選予想での好配当的中」をお届けできる弊社を感じ取って頂ける週だったのではないだろうか。この勢いに乗って、というわけでもないが、皆様に来週の勝負レース名事前告知をさせていただく。弊社にとっては異例中の異例と言える事態だが、それだけ「自信あり」と受け取っていただいて構わない。日曜中山11R・オールカマー。来週はこのレースで勝負に出るつもりだ。提供のその時を、皆様息をひそめてお待ちいただきたい。

4回中山 4回阪神 2回札幌1・2日目

獲りやすい20倍? ~日曜中山10R・ニューマーケットC~

今週斬るのは日曜中山10RのニューマーケットC。準オープンの芝2000m戦だが、ここには3頭の逃げ馬が顔を合わせていた。現在の馬券予想において展開推理は絶対に欠かせないファクター。極端な言い方をすると、ディープインパクトでもない限り「展開不問の◎」などという馬はお目にかかれない。それどころか『結果的に展開が向いたから勝てた』というのが真理、そんな気さえする。だからこのニューマーケットCのような場合は「逃げ馬3頭による競り→共倒れ」と単純に考えて3頭全て切ってしまう人が驚くほど多い。まぁ稀にそんなケースもあるが、そうはならないことの方がはるかに多い。例えばこのレース、中舘=オナーチェイサーの単騎マイペースと読んだ。あの人(中舘)があの気迫で出ていったら他の二人は黙って手綱を抑える、そう考えた。にもかかわらず世間の評価は低く7番人気。これを見逃す手はない。とはいえ、このレースの軸馬は当初からチョウサンで終始一貫していた。「坂コースで渋太さが生きるタイプ。新潟→中山、ベストの2000m、そして乗り慣れた鞍上で迷わず軸馬指名」とした。そして単騎マイペースのオナーチェイサーは当然対抗馬の1頭としてマークしていた。ハッキリ言ってレースは思惑通り。逃げるオナーチェイサーを軸馬チョウサンがゴール前のチョイ差しで交わして1着。オナーチェイサーも楽々2着に粘って馬連8-10、2390円を危なげなく的中。回収率、478%を達成した。レース後会員の方々から「あの組み合わせで20倍オーバーはオイシイよね」という嬉しい声を数多く頂戴した。確かにその通り。『獲りにくい5倍もあるが、反対に獲りやすい20倍もある』ということを実感させられる一戦だった。
当初、今回斬る予定ではなかったが、もう一鞍、弊社らしさを見せた的中があったので軽く取り上げておこう。レースは日曜中山12R、3歳上500万条件のダート1200m。弊社予想部が軸馬としたのは素質断然の3歳馬ギシアラバストロ。結果的に楽勝だった。2着レッドスポーツカーも対抗馬の1頭で馬単7→1、1550円。そして枠連1-4、490円のダブル的中。このレースをあえて取り上げたのは、皆様に1番人気馬を軸としながらこれだけの数字を残せる、という点をジックリと考えていただきたかったからだ。レース前のオッズで何百倍つこうと何千倍つこうと実際に獲れなければただの絵空事。『ただ当てればよい、でなく、メリットのある馬券で獲れるところをキッチリと獲る』という弊社のスタンスに誤りはないはず。残念ながら先週は勝負どころで的中をお届けできなかったが、それを取り返すべきレースは今週末以降にいくらでも存在する、というか実際にあることは会員の皆様にすでに告知済。今週末はもとより、この秋の中央開催、前進し続けるアスコットシステムズに多大なるご期待をいただきたい。

3回新潟 3回小倉 1回札幌7、8日目

違和感のある馬を探せ ~土曜小倉9R・不知火特別~

馬券必勝法のひとつに『出馬表を一瞥して違和感のある馬を探せ』というものがある。例を挙げると「いつも短距離を使っていた馬が突然2000mのレースに出てきた」みたいな感じ。要するに「どうしてここへ?」という馬を発見したら陣営の思惑を考えてみなさい、ということだ。
他でもない、本日取り上げるレースのカギがそこにあった。レースは土曜小倉9R、3歳上1000万条件の不知火特別。芝1800mの一戦だが、弊社予想部が軸馬として推したアドマイヤミリオンこそが『違和感のある馬』であった。実はこの馬、デビューからの6戦は全てダートに出走していた。休み明けから未勝利→500万と連勝して今回は1000万への昇級初戦、そして生涯初の芝出走だった。前週のダート戦には見向きもせずここ一本の調整。いかにも違和感ありありだが、弊社予想部では当初からこの馬は芝向きと見ていた。実際に『元々芝向きと思っていた馬。ソエが良くなったら芝を使う』という話も以前からあったこと。高速決着の前2走を楽勝したことで陣営も「ソエ完治」を実感したのであろう。それが今回の芝路線への変更という形になったはず。そこまで読み切ればこのレースはハッキリ言ってた易い。「昇級&初芝と条件は厳しいが、それらを問題としない高性能の持ち主。多少とも人気を落とすのならむしろ買いの一手。このクラスでも絶対能力が違う」として自信の軸馬指名。レースは3コーナー過ぎから委細構わず大外をひとマクリ。勢いそのままに差し切って1着ゴール。対抗馬2頭による熾烈な2着争いは、最後ハナだけ4番人気のマルイチハミングが制した。馬連5-9、2480円の的中。回収率は496%に達した。
レース直後から「よく初芝の馬を狙ったね」というお電話をたくさん頂いたが、それには前述したような経緯があった。往々にして「芝の適性を試すため」というケースも少なくないのだが、弊社はその手の話なら簡単には乗らない。そのことだけは記憶に留めておいていただきたい。
夏のローカルが終わり今週末からは待望の中央開催がスタートする。毎年問題になる「遠征馬対待機馬」の比較も弊社にお任せいただきたい。登録馬をザッと見ただけで各レース勝負馬がチラホラ。どうか弊社の開幕ダッシュにご注目いただきたい。