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あってはならないこと ~日曜京都11R アルデバランS~

『東京2000m内枠絶対有利』。競馬ファンなら誰でも知っている常識中の常識だが、改めてそのことを痛感させられる天皇賞(秋)だった。とはいえ、馬場の回復があと3時間遅れていたらどうなったのか?正直それは誰にもわからない。少なくとも、武豊=メイショウサムソンのあのコース取りはなかったはず。それだけは言える。先週この場でお伝えしていた通り、弊社でもめずらしく天皇賞の提供に踏み切った。ご期待頂いてただけでなく、自信もあっただけに的中をお届けできなかったことが悔やまれてならない。会員の皆様にはお詫びすると共に今週以降の巻き返しにご期待頂きたい。
それでは先週のレース回顧へ。取り上げるのは日曜京都11RのアルデバランS。ダート1800mのオープン特別にフルゲート16頭の出走。ここで軸馬としたのは3番人気ワンダースピード。「以前とは見違えるような安定感を身につけた。この鞍上・小牧太とは相性抜群。逃げ・先行型が揃ったここは自然と好位追走の形から抜け出してくる」という見立て。レースは予想通りサンライズキングの逃げ。しかし高速馬場を意識する後続各馬の動きも早く、エイシンラージヒル・トラストジュゲムあたりが執拗に絡んでいく。そんな展開を読み切っていたのか小牧・ワンダースピードは悠然と中団待機。先行勢の脚いろが鈍りかけた4コーナー手前から馬なりで進出開始。直線、勢いそのままに大外を一気に突き抜け、最後は3馬身半の大差をつけてゴール。ドンクール・サンライズキングという対抗馬同士の熾烈な2着争いは、最後ドンクールに軍配が上がり馬連5-8、1120円の的中となった。正直な話サンライズキング2着で馬連4-8、2360円の方がはるかに「オイシイ」のだが、まぁ、的中して文句を言ってはいけない。「どう転んでも外れようのない的中」というあたりでご勘弁願いたい。
また、京都5R・4番人気セイウンハレルヤ1着、東京6R・1番人気グレースエポナ2着。これが土曜日、弊社予想部が軸とした馬の着順。一目瞭然、全馬連対を果たしている。いわば「ちょっとしたボタンのかけ違い」で不的中となっており、先週は勝負鞍で的中をお届けすることが出来なかったが、これが何かの拍子で全レース的中になる可能性があることもまた、競馬に精通した人間なら誰でも実感として理解できるはず。「毎週厳選勝負鞍で的中するアスコット」に信頼を寄せて頂いている会員の皆様には大変申し訳ない週となってしまったが、大丈夫、予想の軸は全くブレていない。開催替わりとなる今週末も弊社らしい「攻めの予想」に徹することをお約束しておこう。今週は得意のダート戦で巻き返しを図るのでどうか楽しみにお待ちいただきたい。