2回東京・3回京都3日・4日目・1回新潟1日・2日目

反撃の契機となるひと鞍へ ~日曜東京8R 4歳上500万下~

今週斬るのは日曜東京8R「4歳上500万下」。ダート1300mの15頭立て。このレースで弊社予想部が軸馬としたのは1番人気に推された9番ミレニアムカースル。「ミレニアムカースルの前走は速い流れを勝ちにいく競馬をしてクビ差2着の惜敗。展開がハマッた勝ち馬を遥かに凌ぐ好内容だった。前走の中山1200mより先行ペースが楽になる東京1300mへのコース替わりは何よりのプラス材料だし、実際のところここはハッキリ先行有利の組み合わせ。迷わず軸馬に指名する」という見立て。レースは対抗馬の一頭であるスズノネイビーの逃げ。それを軸馬ミレニアムカースルは2番手でジックリとマークしていく。隊列にほとんど変更ないまま4コーナーから直線。逃げるスズノネイビーの脚いろに衰えは見られない。しかし、それ以上に余力を残していたのがミレニアムカースル。持ったままスズノネイビーの外に並びかけ、後は追い出しのタイミングを計るだけという感じ。残り200m地点で仕掛けられると即座に反応しスムーズに加速、スッと先頭に立つ。先頭に立ってからはムリ追いをせず流す感じでゴール。結果、2着に逃げ粘ったスズノネイビーとの着差は11/4馬身だが、内容的には大楽勝と言えるもの。3着にも対抗馬の一頭レフォルマが好位から流れ込み安心の的中劇となった。「馬単9→7、1140円。3連複2-7-9、860円」のダブル的中
このひと鞍の的中でここ一連の「ボタンのかけ違い」が完全に解消されたとは思わない。もちろん声を大にして「的中、的中」などと騒ぎ立てるつもりもさらさらない。ただ、会員の皆様にひとまずの安心をお届けできたこと。その点で意味のあるひと鞍ではあった。今開催残り2週、そして春競馬のピークとなる次開催に向け、勢いが出てきたことは確か。この勢いを大奔流とするべく次週以降に繋げていくのみ。まずは今週末の情報提供にご期待ください。