5回中山・5回阪神5日・6日目

予想精度の高さを証明するひと鞍 ~土曜阪神12R 3歳上1000万下~

ゴール前の壮絶な叩き合いを目の当たりにしながらも、「本当はこの3馬身前をリーチザクラウンは走っているのだろう」などと考えていた「朝日杯FS」。半マイル通過46秒3-1000m通過58秒8という速い流れになったにもかかわらず、勝ちタイムはごくごく平凡な1分35秒1。お世辞にもハイレベルな一戦とは言えない、それが正直なところ。やはり来年のクラシック候補は今週末の「ラジオNIKKEI杯2歳S」にいる。そのことだけは確かなようだ。
それでは本題へ。今週斬るのは土曜阪神12R「3歳上1000万下」ダート1400M。このレースで弊社予想部が軸馬として期待したのは1番人気に推された5番セントラルコースト。「セントラルコーストの前走は勝った馬がケタ違い。3着以下は4馬身も千切っているように、この馬自身のスピード能力も確実にクラス最上位ランク。その前走に比べるとここは歴然のメンバー軽化。五分のスタートから普通に回ってくればまず大丈夫。危なげなく押し切ってしまうはずだ。不動の軸馬」という見立て。
さてレースは、スタートを決めた軸馬セントラルコーストが躊躇なくハナに立つ展開。2番手に11番ラインプレアーが続き3F通過35秒2の平均ペース。馬順にほとんど変動なく4コーナーを回る。直線に入りセントラルコーストは再加速。これでラインプレアーは厳しくなり、その外から2番ハイエモーションが末脚を伸ばす。ゴール前200Mでは先頭セントラルコースト、2番手ハイエモーション、3番手ラインプレアーという形が出来上がった。最後はセントラルコーストもさすがに一杯となったが、ハイエモーションの追撃をクビ差退けて1着ゴール。そこから3馬身離れて3着ラインプレアー、更に1馬身半差で4着には7番フライデイフライトが入線した。結果「馬単5→2、630円&3連複2-5-11、1210円」という弊社お馴染みのダブル的中となった。無論、配当的には「もう一声!」という思いは切実にあるのだが、これまでも繰り返してきたように配当はあくまでも的中の後に続いてくるもの。弊社予想部としても『このレースは○○倍の配当を狙って』という前提で予想を行っているわけではないので、この阪神12Rに関しても一定の達成感はある。「馬単の軸馬が1着、対抗馬が2着~4着独占だから安心だったよ」という会員の方々の声が示唆する『予想精度の高さ』こそがアスコットの生命線。それは未来永劫変わることはない。
他にも日曜阪神8Rなど、先週末も例によって連日に渡り的中をお届けし「安心のアスコット」を会員の方々にはご実感いただけたはず。とはいえ、各々の的中鞍の配当面からくる若干のストレスが少しずつ溜まってきたことは事実。その溜まったストレスを爆発力に変えて今週末、今年最後の競馬開催週にぶつける所存。今年最後の提供鞍まで、大いなるご期待を持ってお待ちいただきたい。