2回中山・1回阪神3日・4日目

大本線ダブル的中 ~土曜阪神12R・4歳上1000万下~

ブエナビスタが「チューリップ賞」を一頭だけ次元の違う末脚で完勝。その翌日の「弥生賞」はロジユニヴァースが持ったまま逃げ切った。牡牝クラシックの絶対的な主役が至極順調に滑り出した、という感じの先週末。レース前ブエナビスタはともかくとして、正直なところロジユニヴァースの方は少しだけ微妙な部分もあった。なぜか? それはたったひとつ「関東馬だから」ということ。ここ20数年、関東のクラシック候補と呼ばれた馬が、大して評判にも上がっていない関西馬に散々負け続けた。それがトラウマとなっていただけに「どうなの?」という部分もあったのだが、終わってみれば「恐れ入りました」のひと言。ブエナビスタ同様、ロジユニヴァースも化け物級ということがハッキリと証明された。牡牝とも2番手以下が混沌としているだけに、馬券的にも案外面白いクラシック戦線と言えそうだ。
それでは本題へ。今週斬るのは土曜阪神12R「4歳上1000万下」ダート1800m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは1番人気となった14番ダイシンオレンジ。「1000万昇級の前走で小差3着と力走し、早くもクラス通用のメドを立てたダイシンオレンジが軸馬。確実に時計を詰めているようにスピード面の強化著しく、予想される高速決着にも十分対応できるはず。ここは好位からの突き抜けに期待する」という見立て。
レースはスタート直後8番クリストフォルスが落馬するアクシデントはあったが、大方の予想通り9番マルブツフラッシュがハナに立つ展開。軸馬ダイシンオレンジは痺れるような手応えで2番手追走という正攻法のレース。4コーナーでカラ馬となったクリストフォルスに外へ振られ一瞬ヒヤッとするシーンはあったものの、直線に入りアッサリと先頭に立って危なげなく押し切った。2着には後方から直線一本で追い込んできた1番グランプリサクセスがクビ差で続き、そこから4馬身差の3着に7番トーセンスターンが入線。結果「馬連1-14、720円&3連複1-7-14、1550円」、どちらも1点目の大本線によるダブル的中となった。
ここ最近歯痒い結果が続いていただけに、正直なところ「本当にお待たせしました」という感じのダブル的中。他にも日曜日中山10Rでも的中をお届けでき、会員の方々からのお電話やメールも喜びの声が大多数を占めた。欲を言えばもう一本勝負鞍でのダメ押し的中がほしいところだが、まずはソコソコの『いい当たり』が出たことに安堵の思い。また結果は伴なわなかったものの、今開催に入り人気薄の馬からの提供も増えてきているだけに、こうなると弊社の場合は時間の問題。近日中に痺れるような好配当的中をお届けできるだろう。弊社十八番の好配連打は今週末のお楽しみ、ということにさせていただく。
クラシックシーズンを目前に控え、いよいよ本格的な競馬シーズンの到来となる。これに呼応するかのように本来の姿を取り戻しつつあるアスコット予想。より一層のご期待をお持ちのうえ、今週末をお待ちいただきたい。