2回中山・1回阪神7日・8日目・2回中京3日・4日目

危なげのない好配当的中 ~日曜中山10R・下総S~

「それにしても」と呆れるほど不公平な競馬が続いている。特に中山が酷い、酷すぎる。言うまでもなく『インしか伸びない』例の馬場の話。逃げヴィーヴァヴォドカを差せない「フラワーC」のディアジーナ。最内で粘るレッドスパーダを捕らえ切れない「スプリングS」のフィフスペトルなどが典型的な例だ。こうなると能力以前に枠順と展開が最重要ポイント、ということになる。無論それらも予想をするうえで忘れてはいけないファクターだが、少なくとも『第一のもの』ではない。今週末の中山は連続開催の折り返しとなるが、果たしてこの傾向がどこまで続くのか? それが最大の焦点という妙な現象。馬場状態の変化をこまめにチェックする以外の対処法はない。
それでは本題へ。今週斬るのは日曜中山10R「下総S」4歳上1600万下・ダート1800m。このレースで弊社予想部が軸馬として期待したのは2番人気となった15番プロフェッショナル。「勝って更にデキを上げているプロフェッショナルが軸馬。高速決着を見越した前走はいつにない先行策。危なげなく抜け出して自在性を証明した。ダートでは本当の意味で底を見せていないし、ここはハンデ戦の55キロ。昇級即V争いとみた」という見立て。
レースは内枠から好スタートを決めたゼンノトレヴィが逃げる展開。48秒7-61秒7という平均速めの流れになり、軸馬プロフェッショナルは中団の外目でジックリと脚をタメる形。4コーナーを回り切って直線、ここで巧くインに潜り込んだプロフェッショナル。一旦は抜け出したが、残り200mからは外を伸びてきたスターシップとの壮絶な叩き合いになった。結果的には0秒1遅れを取り2着となったプロフェッショナルだが、これは1キロのハンデ差がそのまま出ただけのこと。いずれにしろ「馬連3-15、2520円」の的中には1着も2着も関係なし。弊社と弊社の会員の皆様にとっては『超安心の熾烈な叩き合い』であった。
他にも『目イチ勝負』として提供した日曜阪神9R「須磨特別」も危なげなく馬連10-11、1010円の的中。当然のごとく勝負どころをキッチリモノにした。他にも人気薄の激走馬としておつたえした日曜中山9R「浅草特別」の7番人気ドリームスカイラブの2着入線を筆頭に土曜日も激走馬2頭共に連対確保するなど、勝負鞍のみならず全体の提供が底上げされてきたことは言うまでもない。良いカタチで次開催を迎えられる態勢は整ったと言えるだろう。
最高の流れでいよいよ『好配当的中量産態勢』に入った弊社予想部。G1目白押しとなる今週末からの3回中山・2回阪神開催を目前に控え、完全に本来の姿を取り戻した。まずは今週末の「高松宮記念」。この鞍で的中をお届けして以降のG1戦線に弾みをつける所存。勢いを駆る今週末以降の提供にご期待いただきたい。