3回新潟・3回小倉1日・2日目・2回札幌5日・6日目

お馴染みのダブル的中 ~日曜新潟10R 岩室温泉特別~

先週の月曜日(10日)、小倉の芝コースで例の「ローラー作戦」が行われた。例年より早い馬場の悪化に対処したわけで、内ラチから3・4頭分までのところにローラーがかけられた。注目の結果は? 土曜日は道悪ということもあり逃げ・先行型が粘り込むケース多々。馬場回復が予想された日曜日は「外差し復活」の予測もあったが、結果的には前有利の競馬に終始。平坦小回りコースでインが硬ければ当然の結果とも言えるが、その馬場を人為的に造り出すのはいかがなものか? ローラー作戦が奏功するたびに、疑問に思う。もっとも、これが全然効かないで「外差しに拍車」というケースも少なくないから厄介。競馬は自然のままが一番という思いは昔も今も変わらない。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜新潟10R「岩室温泉特別」3歳上1000万下・ダート1200m。このレースで弊社予想部が軸馬としたのは1番人気となった3番マハーバリプラム。「マハーバリプラムの前走の勝ち馬はテスタマッタ。次走で交流G1ジャパンダートダービーを圧巻の末脚で制した馬だ。マハーバリプラムは完全な勝ちパターンを差し切られての2着だが、これは相手が悪すぎたと言わざるを得ない。久々叩き上昇一途の今回は信頼性の高い軸馬だ」という見立て。

レースは内めの枠から主張して5番ライコウテンユウがハナを切った。絶好のスタートを決めた14番ツウカイヤスナムはムリをせず外の2番手。3番手のインに2番オオヒメがつけ、前半34秒8~後半36秒4という平均的な流れ。とはいえ、1000万の新潟ダート1200mでこの流れが間違いなく先行有利。しかし、軸馬マハーバリプラムは慌てず騒がず後方よりの位置取り。4コーナー8番手は一見ピンチだが、鞍上・北村宏は冷静にコース選択。そして最インに進路を取った。持ったまま抜け出すツウカイヤスナム。それを追ってオオヒメが伸びる。普通ならここで勝負ありだが、たった一頭、マハーバリプラムの脚だけは違った。大げさではなく「アッという間」にインを切り裂いてアッサリ突き抜ける圧巻の末脚を披露。ゴールでは2着ツウカイヤスナムに1馬身半差の完勝を収めた。更に半馬身差でオオヒメが3着に入り「馬連3-14、970円&3連複2-3-14、1520円という弊社お馴染みのダブル的中となった。

他にも『今週一番の自信度』と銘打って提供した日曜札幌8R「羊蹄山特別」など、先週末も勝負どころをきっちりとモノにし、手堅く的中をお届けすることができた。前開催からの『いい流れ』は依然続行中だ。あとは皆さまお待ちかねの「爆発力に富んだ的中」をお見せするだけとなった。言うまでもなく、今週末はそのための仕込みが着々と進んでいる。今週末の提供を楽しみにお待ちいただきたい。