4回東京・4回京都3日・4日目

馬連50倍超の快ショット ~日曜東京8R・3歳上1000万下~

どうにも後味の悪い結果となった「秋華賞」だが、そのレース自体は歴史に残る名勝負と言えよう。「あと0.5秒速くても、あるいは逆に0.5秒遅くてもダメ」という地点から動いた四位=レッドディザイアの仕掛けどころの絶妙さ。その刹那を逃さず、間髪いれず追撃態勢に入った安藤勝=ブエナビスタ。両馬の体がちょうど合わさったところがゴールという、できすぎたドラマのような結末。レッドディザイアがブエナビスタに勝つ確率は10回に1回、あるいは100回に1回かもしれない。そこを逃さず渾身の仕上げを施した調教師・松永幹夫。千載一遇のチャンスをモノにした騎手・四位洋文。柄にもなく、二人のプロの仕事に痺れてしまった。たまにはこんなレースがあってもいい。ちなみにこの「秋華賞」。弊社はレッドディザイア1着固定の「3連単5→12→3、4640円」を的中している。これもまた『プロの仕事』と自負させていただきたい。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜東京8R「3歳上1000万下」ダート1300m。このレースで軸馬としたのは8番人気と不当に評価を落としていた2番ダノンブライアン。「去勢効果が十分に感じられた前走のダノンブライアン。元々が昇級2戦目に1000万を勝ち上がった実力馬。気性面のモロささえ解消されればいつ走られても不思議なし。まだ人気になり切らないここが狙い目とみて軸馬とする」という見立て。

レースは中ほどの枠からザッハーマインとカラベルラティーナが行きかけるところに、大外から出たエーブダッチマンが絡む展開。3F通過34秒7~上がり48秒5-36秒9という速い流れになった。軸馬ダノンブライアンは先行勢を見る形のイン5・6番手でジックリと脚をタメる作戦。そのすぐ後ろの外に12番グランドラッチ。直線に入ると、他の2頭を途中で振り切ったエーブダッチマンが懸命な粘り込みを図る。しかし、いかにも道中のペースがキツすぎた。外から力強くグランドラッチが抜き去ってリードを広げていく。軸馬ダノンブライアンは前が詰まり外に立て直すロス。結果的にそれが響き勝利は逃したが、3番ホワイトヴェール追い込みをアタマ差凌いで2着確保。弊社と弊社の会員の方々に「馬連2-12、5220円」の好配当的中をもたらした。「走られてからでは遅い実力馬の激走」を見切った予想部の判断が光る一戦だ。

他にも馬連&3連複のダブル的中となった土曜京都7R。あるいは土曜京都11R「デイリー杯2歳S」では5番人気と低評価だったエイシンアポロンからの馬連1660円。更に前記の「秋華賞」など、連日に渡り複数鞍の的中をお届けすることができた先週末。秋の競馬シーズンの佳境を迎え、順風満帆のアスコット予想という点を強調させていただく。しかし、我々の攻勢はこんなものではない。むしろここからが本番と捉えている。そう断言できるだけの材料が我々には確かにある。勝負どころ目白押しの今週末以降に、なお一層のご期待をお寄せいただきたい。