5回東京・5回京都5日・6日目・3回福島9日・10日目

イチオシ鞍の本線的中 ~日曜京都7R・3歳上1000万下~

いよいよ今週末に迫った国際G1「ジャパンC」。かつては『裏切りのG1』と呼ばれるほど前評判通りには収まらないレースだった。無論その原因は未知の外国馬が参戦してくるため。日本馬のレベルが数段上がった現在においても、外国馬が未知であるという点は変わらない。つまり日本馬だけのレースに比べると、その分だけは確実に『不確定要素が多い』ということに他ならない。本来なら、弊社がこの手のレースで勝負することはない。勝負どころか手を出すことも稀。しかし、あえてこの段階で明言したい。今年は、いや、少なくとも今年だけは違う。弊社アスコットシステムズは「第29回ジャパンC」を勝負鞍として扱わせていただく。弊社にとっては異例中の異例と呼べる事態だが、無論そこには確固たる理由が存在する。それはこのレースに秋初っ端からマークしていた勝負馬が順当に駒を進めてくるから。ただ単にそれだけのこと。もちろん競馬は生モノ。レース当日まで精査するのは当然だが勝負馬が存在する以上、それは紛れもなく「色気のある鞍」となる。大いなるご期待をお寄せいただきたい。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜京都7R「3歳上1000万下」ダート1800m。ここで弊社予想部が軸馬としたのは1番人気となった9番ダイシンオレンジだった。「本日イチオシの勝負鞍。休み明け叩きグッと状態を上げてきたダイシンオレンジが不動の軸馬。京都1800mダート1・3・3・2着の安定感で、持ちタイム1分50秒3もここでは抜けている。2回走った1600万がいずれも1番人気という期待馬。このクラスでは一線を画す実力の持ち主だ。前々の位置取りから自在に捌いて抜け出すはず」という見立て。

レースはスタートを決めた6番フロムジオリエントの逃げ。2番手に13番トランプがつけ、軸馬ダイシンオレンジはその後の3番手を悠然と進む。1000m通過61秒1の平均ペース。ダイシンオレンジは3コーナーすぎから動きだし、4コーナーをトランプとともに2番手で回る。そして、決着はアッサリとついた。直線半ばあたりで鞍上の手が僅かに動くと、瞬時に反応してダイシンオレンジが伸びる。追われたのはその一瞬だけ。そこからはほとんど馬なりのまま後続を置き去り。最後は2着以下に5馬身の大差をつける圧勝だった。2着にはフロムジオリエントがギリギリ逃げ粘り、更にクビ差で3着オーミプレシャスの順。この結果により「馬連6-9、1050円」の本線的中となった。

もはやお馴染みとなった感さえある日曜イチオシ勝負鞍による的中。しかも本線ということで、会員の方々から予想を上回る反響をいただいている。無論そのことに関して横槍を入れるつもりは毛頭ない。しかしその達成感より、対抗馬の一頭として名前を挙げながら、買い目から外して結果不的中となった土曜のイチオシ鞍・京都12Rの失望感の方が優る。軸馬は快勝しているのだから痛恨の取りこぼしと言わざるを得ない。確かに目数を絞ることは重要だが、それも配当によりけり。一点削ったがための50倍超不的中では痛恨の極み。予想部には今一度猛省を促す。土曜東京9R「国立特別」の3連複的中のような『いいアタリ』があるのだから、今週以降、全レース細心の注意を払って提供に臨んでもらいたい。それだけ「イチオシ鞍」という弊社の自信度に対して信頼を寄せてくれている会員の方が多いのだから。くどいようだがここはあえて苦言を呈しておく。
連続開催の最終週となる今週末には、前記の「ジャパンC」を筆頭とする勝負鞍候補が林立している。楽しみにお待ちいただきたい。

5回東京・5回京都3日・4日目・3回福島7日・8日目

G1の裏に潜む真の勝負鞍 ~土曜福島11R・西郷特別~

「エリザベス女王杯」の流れは3Fから順に36秒0-48秒3-60秒5。レース上がりは48秒6-36秒8だから全くの平均ペースだ。G1としてはむしろ緩い流れと言っていいほど。にもかかわらず先行する2頭と後続の差は3コーナーでざっと見120m。4コーナーでも100m近くはあった。『後続の有力馬が互いに牽制しすぎたための前残り』という、50年以上も昔から語り継がれる穴のパターン。確かに5年、あるいは10年に一度くらいはG1でも起こっていること、ではある。しかし、ある意味ベタすぎて「口にするのもはばかれる言葉」とも言える。馬券や予想とは別の次元で「やり直せ!」の思いも納得がいく。後続各馬の乗り役は異口同音に「4コーナーでは全然届かないと思った」とのこと。『他人事かい』の突っ込みのひとつも入れたくなるレースだった。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜福島11R「西郷特別」3歳上1000万下・芝1800m。ここで弊社予想部が軸馬として期待を寄せたのは2番人気の9番スマートステージだった。「福島2戦2勝のコース巧者スマートステージが軸馬。その勝ち内容も好位抜け出し、後方からのマクリ突き抜けと多彩。特にシーズン末期はレースに注文のつかない強みは大きい。ベストと言える今回の条件なら昇級も全く気にならない。連勝に期待したい」という見立て。

レースは最内枠のマイネルモデルノがハナを主張。2番オートドラゴン、3番アキノカウンターと内枠勢が続き平均遅めの流れとなった。そんな中、軸馬スマートステージは慌てず騒がず後方寄りのインでジッと脚をタメる作戦。そのまま内ラチ沿いをスルスルと押し上げ4コーナーでは中団の位置取り。直線は番手から抜け出したオートドラゴンに、1番人気の7番マジックビクトリア迫り叩き合いとなった。福島の短い直線だけに態勢は決したかと思えたその刹那、インから鋭く切り込んだのが軸馬スマートステージ。前を行く2頭に並びかけたところがゴールだった。写真判定の結果1着スマートステージ、ハナ差で2着にはオートドラゴンが粘り込み、更にクビ差で3着マジックビクトリアの順。この結果により「単勝9番480円&馬連2-9、2620円」のダブル的中となった。

『ダメかと諦めかけたところであの脚。痺れたねぇ』という声に代表される会員の方々の思い。正直なところ、我々スタッフもハラハラドキドキの直線だった。結果、会心のダブル的中なら心配したかいがあったというもの。また『G1シリーズ真っ盛りに福島で稼げるとは思わなかった』という、最近ご入会された方からの声も届いている。そこにこそアスコット予想の真髄がある、改めて強調させていただきたい。
他にも日曜京都7Rなど、先週末も連日に渡り弊社らしい勝負鞍選択で複数鞍の的中をお届けすることができた。高いレベルにおいていい状態をキープしているアスコット予想に今週末以降もご期待いただきたい。

5回東京・5回京都1日・2日目・3回福島5日・6日目

馬単的中は競馬の醍醐味 ~土曜京都7R・3歳上500万下~

『データは信ずべし、信ずべからず』という古くからの競馬格言がある。「終わってみればデータ通りだった」というケースの方が遥かに多いのだが、稀に「全然データと違う」という場面に遭遇する。先週末の「アルゼンチン共和国杯」がまさにその典型例となった。このレースの二本柱と言えるデータは「差し・追い込み断然」、そして「ハンデ頭不振」。結果はハンデ頭ミヤビランベリの鮮やかな逃げ切り勝ち。2着も終始番手を回っていたアーネストリーが危なげなく確保し、絵に描いたような「出たなり」が成立。「差し・追い込み断然有利」のはずが、いつまでたっても何も来ませんでした、というオチ。データはあくまでも過去の傾向で、『これから起こることの暗示ではない』。そのことを改めて実感するレースではあった。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜京都8R「3歳上500万下」ダート1800m。牝馬限定戦のここで弊社予想部が軸馬の期待を寄せたのは1番人気となった4番キティ。「休み明けの前走を半馬身差2着と惜敗したキティが軸馬。そこから折り返しの連闘策だが、一般的にレース間隔が詰まるほど二走ボケは少ないもの。その点で言えば叩いた分の上積みの方が期待できる。この組み合わせなら躊躇なくハナを奪って易々と押し切れるはずだ」という見立て。

レースは予想通りキティがハナに行きかけたが、内のピサノプリヴェが強引に主張して逃げる。キティはムリをせず2番手で折り合いをつけた。1番カプリース、2番ミコノス、7番レイナクーバと続くユッタリとした流れ。ほとんど馬順変わらず4コーナーから直線。満を持してキティが先頭に立つ。それを追ってカプリースとミコノス。そして最後に後方待機の6番キクノセンヒメが追い込んできた。結果的に1着キティと2着キクノセンヒメの着差はクビだが、いわゆる「着差以上の能力差」を感じさせたレース。キティの勝ち内容は全く危なげなった。以下3着カプリース、4着ミコノス。この結果により「馬単4→6、600円」の的中。非常に地味な配当ではあるが、馬単提供で『軸馬快勝→2・3・4着全て対抗馬』という、ある意味で競馬の醍醐味とも言える結果。そのこともあり、あえて取り上げさせていただいた次第。配当的には強調できるモノではないが会員の方々からも同様の感想をいただいている。

他にも日曜京都10R「渡月橋S」3連複的中など、先週末も連日に渡り的中をお届けしたことについては一定の評価をいただけるものと自負している。しかし、ここで予想部にはあえて苦言を呈させてもらいたい。先週末のイチオシ勝負鞍で「軸馬連対→相手ヌケ」という痛恨の不的中を喫したわけだが、それ以外の鞍においても詰めの甘さが若干目につく。ここ一連の好調さに浮かれていたとは思わないが、あれは完全なケアレスミス。今度こういった詰めの甘さは極力減らすよう、要請しておく。
今週末からいよいよ始まるG1・7連戦。競馬の佳境中の佳境とも言える1カ月半を迎えるわけだが、「大一番の影に真の勝負鞍」という弊社のスタンスは不変。弊社から発信する情報を漏れなくチェックなさるよう。改めてお願いしたい。

4回東京・4回京都7日・8日目・3回福島3日・4日目

イチオシ勝負鞍のダブル的中 ~日曜福島12R・小野川特別~

「天皇賞(秋)」で断然の1番人気に推されたウオッカは3着止まりだった。そのレースぶりを評して「直線で前が詰まらなければ……」という論調があるようだが、それはウオッカに◎を打った人間の外れた言い訳にすぎない。この馬の距離不安を誰よりも感じていたのは言うまでもなく鞍上の武豊。だからこそ、いわゆる横綱相撲は取れないと判断した。つまり好位抜け出しという作戦ではなく、後方待機から直線の爆発力に賭けるしか手がなかった。不自然なほどの後方待機の理由はそれが全て。あの位置から最内を突けば前が詰まることは覚悟のうえ。「あとは自分のウデで何とか」という思い。そして予想通り前は詰まった。が、それでも残り1Fは目一杯に追うことができた。しかし、繰り返し映像を確認すればわかるが、最後の100mは完全に伸びが止まっている。これこそが正にウオッカの距離の壁。万が一次走が「ジャパンC」となるなら静観。それが正解なのかもしれない。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜福島12R「小野川特別」3歳上500万下・ダート1700m。ここで弊社予想部が軸馬としたのは1番人気となった11番マッシヴエンペラー。「本日イチオシの勝負鞍。大幅にメンバーに恵まれたマッシヴエンペラーの軸は安泰。近4走は同じ右小回り1700mダートの小倉で4・2・3・2着。確かに詰めの甘さは否めないが、それは同じ500万でも遥かにレベルの高い馬たちを相手にしての話。未勝利馬も混じるここと同列には扱えない。いつも通りの位置取りから自在に捌いて抜け出してくる。今度こそ押し切れるはずだ」という見立て。

レースは内枠からスタートを決めたニホンピロララバイの逃げ。軸馬マッシヴエンペラーも同体のスタートを切ったが、枠順の差で1コーナー4番手。向正面に入ると3頭雁行の2番手の大外という苦しい位置取りを強いられる。半マイル通過48秒7~上がり51秒7-39秒3というハイペース。この流れは明らかに差し有利。案の定3コーナー手前から道中後方待機の1番ヤマニンバッスルが勢いよくマクッてくる。それを受け止める形となったのがマッシヴエンペラー。4コーナーでは2頭並んで逃げるニホンピロララバイに襲い掛かり、ラスト200mは壮絶な叩き合いとなった。こうなると追う者の強みでヤマニンバッスルが楽に抜け出すかと思われたが、内のマッシヴエンペラーも地力の違いを見せ懸命に食い下がる。しかし、最後は力尽きて半馬身差の2着と敗れた。そこから3馬身離れた3着には後方から追い込んだ4番ダイレクトパスが入線。この結果により「馬連1-11、700円&3連複1-4-11、1620円」のダブル的中となった。

2番人気→1番人気→3番人気の決着ではあったが、それにしては馬連・3連複ともにマズマズの配当。そして何よりも『本日イチオシの勝負鞍』ということ、ならびに土日通じてラストとなる日曜最終レースをモノにしたことで、ここに資金集中をなさった方が相当数に及んだよう。思いがけず大きな反響をいただいたことにお礼を申し上げたい。また、他にも土曜福島11R「飯坂温泉特別」馬連12-13、1520円。土曜東京11R「ブラジルC」馬連7-11、1350円など、先週末も随所で的中をお届けしたアスコット予想部。連続開催の前半戦を非常にいい状態の打ち上げることとなった。無論これで手を緩める気持ちなどさらさらない。折り返しとなる今週末以降にも皆さまお待ちかねの『イチオシ勝負鞍』候補はゴロゴロ転がっている。当然のことながら獲れるところは全て獲る所存。引き続き多大なるご期待をお寄せいただきたい。