1回中山・1回京都1日目

新年を告げる好配当的中 ~中山7R・4歳上500万下~

「京都金杯」において不思議な、と言うか唖然とする光景に出合った。好スタートからハナに立ちかかったマイネルファルケを、外からゴシゴシ押して交わして行くのは何と同じ勝負服の佐藤哲=マイネルレーニア。結果はブービーのドラゴンファングから9馬身も離される大差の殿り惨敗。不本意な2番手からのレースを強いられながらマイネルファルケは僅差の5着に粘っているのだから、オーナーサイドの思いは「あのままスンナリと逃げていれば……」に違いない。とりあえず、『勝負師』と呼ばれる佐藤哲が強力馬主である「ラフィアン(=マイネル&マイネ)」の信頼を大きく損なったことは確かだ。
ちなみにこの「京都金杯」。弊社は「馬連5-7、1380円」を大本線で的中している。

それでは本題へ。初日のレースから斬るのは中山7R「4歳上500万下」ダート1200m。ここで弊社予想部が軸馬としたのは2番人気の5番ザドライブだった。「中山1200mダート定番のハイペース。ここは安定感抜群の差し脚があるザドライブが軸馬。年末年始の変則調教の影響はなく好調キープ。ひと頃に比べると相手関係も楽になった。スタートさえ五分なら問題なく差し切れるはずだ」という見立て。

レースは中舘を鞍上に迎え満々の行く気配を漂わせていた8番タマモハーバーの逃げ。その気迫に気圧されたか1番人気の3番ダイワフラッグが2番手に引いたほど。軸馬ザドライブは気合をつけて中団を追走。前半3F33秒8という予想通りの速い流れになった。直線に向き逃げ込みを図るタマモハーバー。逆に2番手のダイワフラッグの方が厳しくなった。そこへ差し込んできたのがザドライブと12番レグルスハートだったが、最後は内田博渾身の追いに応えザドライブが3/4馬身先着。微妙に短い中山1200mで勝ち切れなかった軸馬だが、持ち前の安定した末脚で2着はガッチリとキープした形。この結果により「馬連5-8、2000円」の的中となった。

新年初っ端の提供で悪くない配当をヒットした予想部。高配当的中で大団円を迎えた有馬記念デーから中8日、年を跨いでの絶好調キープといった趣。会員の皆さまにとって、まずはお年玉代わりの的中になったと推察している。改めて「新年明けまして、そして早々の的中おめでとうございます」と言わせていただきたい。
順調な船出となった2010年のアスコットだが、これで手綱を緩める気など毛頭ない。まずは今週末に控える連続3日間開催に全力であたる所存。どうか楽しみにお待ちいただきたい。