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好配当的中連発 ~日曜中京12R・熱田特別~

今週はお伝えしたいことが多くなるので冒頭から本題に入らせていただく。今週斬るのは日曜中京12R「熱田特別」4歳上500万下・芝2000m
このレースで弊社予想部が軸馬として期待したのは1番人気となった11番ナリタプラチナ。『本日一番の勝負どころ。軸馬はこのメンバーなら抜けた能力があるナリタプラチナ。休み明けから連続2着と力走しているが、特に強烈だったのが前走のレース内容。スタートで後手を踏み馬群の最後尾を追走。4角手前から大外をブン回って進出。直線は左手前のままグイグイ伸びてきた。ひとクラス上の能力の持ち主。今度はキッチリと決めてくる』という見立て。レースは7番ドリームヘリテージの逃げで1000m通過61秒2の平均ペース。今回は互角のスタートを切った軸馬ナリタプラチナは正攻法の好位追走。終始3・4番手でレースを進める。ほぼ馬順が決まりレースが落ち着きかかった向正面。それまで後方待機の10番キングオブチャドが一気のマクリを放ってきた。瞬く間に大外を抜き上がり3コーナーでは逃げるドリームヘリテージまで到達。一旦は抜き去られたナリタプラチナだが、4コーナー手前から相手をキングオブチャド1頭と見据えて追いすがる。直線はこの2頭のマッチレース。一気に脚を使ったキングオブチャドだが、意外なほどの粘りを見せる。結局2頭の叩き合いはゴールまで続いた。内ナリタプラチナ、外キングオブチャド並んでのゴール。写真判定の結果ハナ差でナリタプラチナに軍配が挙がった。以下3/4馬身差で3着エーシングレーソロ。更にクビ差で4着メイショウユウシャの順。軸馬が勝ち、2着~4着を対抗馬が独占するという完全的中。「馬連10-11、770円」の、まさに安心の的中となった。『本日一番の勝負どころ』と断じたこと。そして週最後の提供鞍でキッチリと的中をお届けしたことについては、一定の評価をいただけるものと自負している。しかし、配当的にも地味のひと言。確かに土曜日など弊社のスタンスを崩さず、かつ狙っていく姿勢は評価できるが、今年の実績からも『配当はともかく、土日共に結果を出してくれるだろう』と信頼を寄せてくれている方は少なくない。予想部には高いハードルではあるが、それを実現してこそ同業他社と一線を画す所以。今週末以降の更なる発奮を強く要望しておく。

ただ、厳しい評価ばかりではない。今のアスコットにはもうひとつの必勝アイテムが備わっている。言うまでもなく今年絶好調の『重賞予想』がそれ。クライマックスは日曜日に突然やってきた。まずは「桜花賞」トライアル「フィリーズレビュー」。弊社軸馬は1番人気となった15番ラナンキュラス。『前走後はこのレース一本に照準を絞り、万全の状態で出走してくるラナンキュラスが軸馬。先週のチューリップ賞に比べるとハッキリ一枚落ちのこのメンバーで取りこぼすわけにはいかない。また、賞金的に手は抜けない立場でもある。力通りの評価をすればやはりこの馬だ』という見立て。
ここは『距離短縮好材料』として、9番人気にすぎなかった5番サウンドバリアーを対抗馬の一頭として取り上げたところがミソ。これが「馬連5-15、4880円」の好配当的中に繋がった。会心の一撃と言えよう。

しかし、今の弊社重賞予想。これだけでは終わらない。その10分後の「中山牝馬S」の予想が凄い。ここでは軸馬選択に極上の冴えを見せる。『位置取り自在のレースセンスで中山得意。距離的にも1600m~1800mがベスト。条件は揃っているし、ハンデも納得の54キロ。意外すぎる好オッズが並んでいるが、迷わずここから攻める』との見立てで、何と8番人気の10番ウェディングフジコを軸馬に抜擢した。結果は皆さまご存知の通り。対抗馬の一頭だった3番ニシノブルームーンが勝ち、軸馬ウェディングフジコが2着を確保。「馬連3-10、5390円」の的中となった。

同じ50倍前後の配当とはいえ、「フィリーズレビュー」はいわゆるヌケ目の好配当。「中山牝馬S」は理にかなった穴予想と『的中の中身』はまるで別物。それを苦もなく獲り切った点を高く評価したい。いよいよG1戦線が近づいてきたこの時期。更に期待が高まることは必然と言えよう。

いずれにせよ、本格的な競馬シーズン到来の今後は、更に更に勢いを増すアスコット予想に多大なるご期待をお寄せいただきたい。