2回新潟・1回小倉・2回函館1日・2日目

安心の大本線的中 ~土曜小倉12R・3歳上500万下~

夏競馬というと『格より調子を重視』、そして『牝馬活躍』というのは古くからの定説。また「アイビスSD」の絶対的なレースデータも「牝馬上位」であり、「直線競馬の適性最重視」ということ。賞金上位馬の回避により最後の最後に出走が叶ったケイティラブだが、勝たれてみればさして不思議とも言えない存在だった。典型的な夏型牝馬。そして直線レース5戦3勝と得意中の得意、なのだから。それにしても2着以下を寄せつけず完勝と言える逃げ切り勝ちは「お見事」のひと言。ここは素直に脱帽せざるを得ない。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜小倉12R「3歳上500万下」ダート1700m。ここで弊社予想部が軸馬の期待を寄せたのは1番人気となった16番バンドゥロンシャンだった。

『本日イチオシの勝負鞍。軸馬は降級のこのメンバーならハッキリ能力上位のバンドゥロンシャンで安泰。中京1700mダートで現級を3馬身半差圧勝の記録があり、平坦小回りのこの条件が最適。直前の坂路でグッと馬体が沈み込む力強いフットワークを見せデキも絶好。ここは危なげなく抜け出してくる』という見立て。

レースは外めから軽量ダッシュ(49キロ)を決めた3歳牝馬13番ピノブランが逃げる展開。2番手に2番人気の8番タコが続き、バンドゥロンシャンは向正面に入ってから3番手に上がる。3Fから順に36.4-49.0-61.3~上がり49.7-37.6という平均ペース。馬順変わらず4コーナーから直線へ。ピノブランに外からタコが並びかけていく。しかし、その一瞬後にはバンドゥロンシャンがまとめて抜き去っていった。抜け出してから更に加速する圧倒的な走りで5馬身差の大楽勝。1分44秒9というまさに1000万級の好タイムを叩き出した。2着にも順当にタコが入り「馬連8-16、670円」の的中。1番人気-2番人気の決着としては悪くない配当だし、『本日イチオシの勝負鞍』を一点目の大本線による的中ということで、多くの会員の方からありがたい声を頂戴した。3ケタ配当でも買いようによってはメリット十分の勝負鞍になるという好例と言えよう。

他にも日曜函館8Rを、これまた一点目の大本線的中など、連日に渡り的確な提供をお届けした先週末。ただ惜しむらくは日曜のイチオシ鞍で的中をお届けできなかったこと。そこはツヤ消し材料。よもや凡走するとは思えなかった軸馬だけに競馬の難しさを改めて感じた次第。いずれにしてもローカル開催に入って、なお一層の安定感をキープしているアスコット。あとは一鞍の爆発力待ちという状況になっている。確かに口で言うほど簡単なことではない。それは十二分に承知している。しかし、そこを何とかしてこその馬券プロ。予想部にはなお一層の研鑽と努力を要望しておく。会員の方々には、今週末以降にも引き続き多大なるご期待をお寄せいただきたい。