2回福島・3回阪神・1回函館7日・8日目

イチオシ勝負鞍で大本線的中 ~土曜函館12R・3歳上500万下~

無敗の進撃を続けるナムラタイタン。他にも好メンバーが顔を揃え例年を遥かに上回る注目を集めた「プロキオンS」。レースは大外16番枠から好スタート&快ダッシュを決めたケイアイガーベラがハナを主張。コスモセンサー・サマーウインド・ナムラタイタンと続き、3Fから34秒4-46秒5~上がり47秒4-35秒3という平均ペース。好メンバーに相応しい叩き合いが期待されたが、直線は意外なほど淡泊な攻防となった。逃げるケイアイガーベラの脚いろは衰える気配すらなし。4コーナーで一旦は迫ってきた2番手以下を、直線のひと追いでアッサリ突き放す。逃げてメンバー中最速の上がりをマークしたのだから4馬身差の圧勝も当然。1分21秒8のレコードを叩き出した。2着争いは懸命に粘るサマーウインドにインからナムラタイタンが並びかけたところがゴール。結局ハナ差でサマーウインドが粘り切った。ちなみにこのレース。弊社は4番人気のケイアイガーベラを『前々の位置取りから一歩早めの抜け出しで強敵完封を期待』として軸馬に抜擢。「3連複1-8-16、930円」を本線で的中している。スタートからゴールまでただの一瞬も危ないシーンのない安心の的中鞍だった。単勝1.7倍の1番人気ナムラタイタンを『1枠1番は鬼門中の鬼門』として一枚狙いを下げた判断が大正解と出た。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜函館12R「3歳上500万下」ダート1700m。このレースで弊社予想部が軸馬として期待したのは1番人気となった1番プロヴィデンスだった。
『本日一番の勝負鞍。軸馬は現級最上位レベルの実力を誇るプロヴィデンスで問題なし。1000万で2着の実績がある同馬が、降級するこの開催を狙って出走してくるのだから信頼性は高い。函館入り後も順調な調整過程で、最終追い切りの動きは絶好のひと言。元々ローカル1700mダートを稼ぎどころとしている馬。コース替わりは問題ないどころか大プラスと断言できる。ここは危なげなく差し切る』という見立て。

レースは5番セトノメジャーの逃げで3Fから35秒1-47秒5-60秒0~上がり49秒6-37秒1という若干速めの流れ。軸馬プロヴィデンスは例によって前半は後方に待機。3コーナーすぎから徐々に押し上げていく。2番人気の10番ワーズワースが4コーナーでマクリ切って先頭に立つ。それに追いすがるプロヴィデンスだが、重馬場の高速決着では位置取りの差がハッキリと結果に出る。ワーズワースの脚いろは衰えずレコードに0秒1遅れの1分43秒3という快時計で快勝。プロヴィデンスは3馬身半差の2着に甘んじたが、状況を考えるとこれは責められまい。この結果により「馬連1-10、470円」の的中。地味めの配当とはなったが、『本日一番の勝負鞍』としたうえ、一点目の大本線による的中ということで、会員の方々からは我々の予想を遥かに上回る反響をいただいている。

他にも「日曜函館7R」、冒頭の「プロキオンS」など、連日に渡り的中をお届けすることができた開催最終週。全体的に堅めの配当に偏ってしまったため、大団円とまではいかなかったが、引き続き好状態のままの打ち上げとなった。また、的中こそ逃したものの「七夕賞」では6番人気のアルコセニョーラを軸馬に指名。先週の「ラジオNIKKEI賞」に続き、福島重賞連勝とはならなかったが、予想の根幹の部分には一切のブレがないことをお示しできたと自負している。今週末からは新潟・小倉・函館の3場開催となる。いよいよローカル開催も佳境。つまり、稼ぎどころはまだまだこれからと断言できる。まずは今週末の情報提供を楽しみにお待ちいただきたい。