4回東京・5回京都3日・4日目

繋ぎの意味で大きい的中 ~日曜京都6R・3歳上500万下~

3Fから34秒8-46秒7-58秒5~後半59秒9-47秒1-34秒6という見事なまでの平均ペースとなった「秋華賞」。言わば位置取りによる有利も不利もない流れで、強い馬ならどこからでもくる。逆に言うと弱い馬はどこにいてもダメ、ということ。それだけに、外枠スタートから終始大外をブン回る競馬で突き抜けたアパパネの強さがなお一層際立つ。これまでは勝ち続けていた時でさえ、絶対的な強さを感じさせない不思議な馬だった。しかし、その見方が誤りであったことが今回の「秋華賞」で明白となった。同じ三冠馬のメジロラモーヌやスティルインラブは遥かに超え、ダイワスカーレット・ウオッカの域に限りなく近い存在。そう断じたい。あるいは、牡馬を含めても『世代最強』という評価が正解かもしれない。久しぶりに鳥肌の立つレースを見ることができた。だから競馬はやめられない。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜京都6R「3歳上500万下」ダート1800m。このレースで弊社予想部が軸馬としたのは1番人気となった3番ヒラボクキングだった。
『本日イチオシの勝負鞍。ここなら明らかに素質上位のヒラボクキングが軸馬。3月以来の実戦で仕上がりがカギとなるが、先月中旬から入念に乗り込まれており八分以上はできている。前走にしても現1000万級の馬2頭に先着しているのだから、このクラスはいつ勝ち上がっても納得がいく。好位から自在の捌きで危なげなく抜け出してくるはずだ』という見立て。

好スタートを切ったヒラボクキングがケレンなく逃げに回る展開。3Fから順に36.9-49.9-62.9~レース上がり49.9-37.3という平均遅めの流れ。素質&能力断然の軸馬がこの楽な流れで逃げれば結果は向正面あたりで見えていた。4コーナーから直線に入っても悠々としたまま。ただ一頭だけ12番マーリンシチーが差し込んできたが、それも余裕十分に退けて半馬身差の1着ゴール。3着に入った7番ツルマルシルバーは更に3馬身半も千切っていた。これぞまさしく着差以上の大楽勝という内容。結果「馬連3-12、1290円」の的中。週最後の提供、そして『イチオシの勝負鞍』としたことが功を奏したようで『普段より多めに勝負した』という声が少なくなかった。強弱をつけると言うか、メリハリの利いた馬券作戦&資金配分は絶対に必要なこと。そのあたりの機微を察していただけているようで、弊社としても価値ある的中となった。

開幕週のような『快打連発』とはならなかったが、その他にも土曜京都11R「デイリー杯2歳S」馬連3-12、1340円の的中など、随所でアスコットらしさは示した第2週だった。今週末以降もG1戦線は続いていく。そして忘れてはならないのが、弊社の稼ぎどころのひとつとなっている「3回福島開催」が開幕すること。お付き合いの長い会員の方なら先刻ご承知の通り、『素人衆がG1で浮かれている裏のローカル開催』には垂涎の勝負鞍が数多く待ち構えているもの。無論、弊社としてもそれをミスミス見逃すつもりなど毛頭ない。東京や京都だけではなく、福島開催にもご注目いただきたい。引き続き今週末の提供にアツきご期待を。