2回東京・3回京都・1回新潟7日・8日目

快進撃続行中 ~土曜京都11R・上賀茂S~

5週連続の東京G1シリーズも3戦を消化し、今週末の「オークス」→次週の「ダービー」と競馬の佳境中の佳境を迎える。「オークス」は桜花賞馬マルセリーナが、「ダービー」は皐月賞馬オルフェーヴルが頭ひとつ抜け出した印象だが、この時期の3歳馬の着差ほどアテにならないものはない。ハッキリ言って1秒以内のタイム差なら展開&流れ、あるいはレース中のちょっとした『出来事』で一変する。そのことはこれまでの歴史が物語る通り。「桜花賞」で言えば9着のフレンチカクタスまで。「皐月賞」は7着のトーセンラーまでが1秒差以内だった。ここまでは自動的にV圏内と考えるべき。恐らく、各メディアは「牡牝とも二冠確定的」といった類いの報道をしてくるはず。しかし、そんなムードに流されていけない。前記の通り、何が起こるかわからないのがこの時期の3歳馬なのだから。信じていいのは、日々刻々と変わる状況の隅々にまで目を配る弊社のみ。チャンピオンコース・東京2400mに絶対の自信を持つアスコットシステムズにお任せいただきたい。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜京都11R「上賀茂S」4歳上1600万下・ダート1800m。ここで弊社予想部が軸馬としたのは2番人気の8番エイシンダッシュだった。

『圧巻のレース内容で1000万を勝ち上がってきたエイシンダッシュが軸馬。持ったままの2番手追走から、直線も余裕十分に抜け出して4馬身差の大楽勝。良馬場の1900m1分58秒3のタイムは極上だし、上がり3F35秒8も文句なし。連闘を敢行してきたここで勢いに逆らう手はない。連勝に期待する』という見立て。

イキナリ出遅れた軸馬エイシンダッシュ。やむなく鞍上の安藤勝は後方からレースを進める。大方の予想通り12番コウジンアルスがハナを切り、以下9番ネオファンタジア、13番テイエムクレナイと続く平均的な流れ。向正面に向くとすぐさまエイシンダッシュが追撃態勢に入る。後方から3コーナー7番手→4コーナー4番手と力任せのマクリ勝負に出た。4コーナーから直線、道中インの好位で脚をタメていた2番シャアが型通り先頭に立つ。それを目標にエイシンダッシュが猛追。すでにかなりの脚を使っているにもかかわらず、更に加速するあたりが地力の高さ。とはいえ、さすがにゴール前は脚いろが揃いシャアのクビ差2着に惜敗。1馬身3/4差の3着に10番ディアプリンシパルが入った。この結果により「馬連2-8、1230円」の的中。3番人気-2番人気の決着としては望外の好配当となり、『スタートは驚いたけど、最後は安心して見ていられた』という、会員の方々の嬉しい声をいただいている。

他にも土曜東京7R「馬連6-10、380円」を一点目の大本線で。日曜に移ると『本日イチオシの勝負鞍』とした京都10R・朱雀Sの「馬連1-4、570円」をこれまた一点目の大本線にて的中している。

最終週の3鞍を加え、開催トータル11鞍の的中を現実のものとした弊社予想部。的中率68.8%という驚異の数字をマークしてみせた。「オークス」「ダービー」へ向けて強烈な追い風を自らの手で引き寄せ、もはや「向かうところ敵なし」状態。今週末開幕の3回東京・4回京都開催においても微かな不安さえ見出せない。まさに大船に乗った気持ちで今週末をお待ちいただきたい。言うまでもなく、この開催も獲って獲って獲り尽くす所存だ。