3回東京1日・2日目・3回京都・1回新潟9日・10日目

絶好調で迎える大一番 ~日曜新潟12R・三条特別~

さあ「ダービー」。この業界でメシを食う人間にとって、やはりこのレースだけは別格。いや、競馬を生業とする人間だけではなく、競馬ファン全てにとって特別な存在と言えるのが「ダービー」であろう。イギリスでは大昔から『一国の宰相となるよりダービーオーナーになる方が難しく、そして栄誉である』と云われる。古今東西を問わず、やはり「ダービーだけは特別」であることを証明する言葉と言えよう。「第78回 日本ダービー」。「皐月賞」を圧勝したオルフェーヴルが頭ひとつ抜け出していることは確かだが、同馬とてこれまで何度も敗戦を喫してきている。例えばシンボリルドルフのような、例えばディープインパクトのような、絶対の存在とは到底思えない。他馬にも付け入る隙はいくらでもあるはず。にもかかわらず各メディアは『二冠確定的』のような論調を敷いてくる。決して騙されてはいけない。弊社アスコットシステムズは今年の「ダービー」を大混戦と読む。その答えは一週間後。文字通りの『スペシャルウィーク』をお過ごしいただきたい。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜新潟12R「三条特別」4歳上500万下・ダート1800m。ここで弊社予想部が軸馬としたのは1番人気の4番スギノブレイドだった。
『休み明けも力を出し切れる状態に仕上がったスギノブレイドが軸馬。休養前3走の勝ち馬は現在準オープン1頭。あとの2頭も1000万の上位常連となっている。その強敵相手に僅差の2・3・2着だから、同馬の実力は明らかに現級トップレベル。ローカルの500万では一線を画す存在と断言できる。ここは好位から危なげなく抜け出してくるはずだ』という見立て。

スタート直後中から9番メイショウドレイク、外から12番ミリオンデンジャーが行く気を見せるが、コーナーワークの差で予想された通り1番マツリダジャパンがハナを切った。3Fから順に36.1-49.5-62.4~レース上がり50.3-37.9という平均的な流れ。軸馬スギノブレイドは中団やや後方寄りのインでジッと脚をタメる形。3コーナーすぎからそのままインを徐々に押し上げて行く。4コーナーから直線。逃げるマツリダジャパンの内を狙ったメイショウドレイクは前を閉められ一旦引く形。マツリダジャパンの外から並びかけたのは好位から伸びてきた13番バイオレントナイト。しかしそれも束の間。その2頭の間を割ってスギノブレイドがスパッと抜け出し1着ゴール。鞍上・丸山元気の巧みな手綱捌きが光る。半馬身差の2着にマツリダジャパンが逃げ粘り、更に1馬身1/4差で3着バイオレントナイトの順。この結果により「馬連1-4、1070円」の本線的中。『厚めに勝負した買い目で4ケタ配当。『おいしかった』という声を数多く頂戴した的中鞍。このあたりの配当をコンスタントにお届けすることが弊社の真骨頂と言えよう。

他にも土曜新潟10R「早苗賞」馬連11-13、510円を一点目の大本線で。更に『本日イチオシの勝負鞍』とした日曜新潟8Rの馬連1-3、330円を、これまた一点目の大本線で的中している。終わってみれば勝負鞍における的中率75%を達成。弊社予想部は引き続き絶好調を堅持している。また勝負鞍ではなかったものの、土曜東京10R「秩父特別」で5番人気ビコーペグーを軸馬に指名。「馬連1-9、2130円」を。更に日曜東京12R「のぞみ賞」では7番人気スペシャルハートを軸馬に抜擢し「馬連3-9、3550円」の好配当を的中している。

堅いところは機をてらうことなく手堅く。波乱含みの一戦とみれば大胆な軸馬選択から好配当狙い撃ちと、今現在の弊社予想陣はまさに順風満帆。重箱の隅をつついても些細な不安材料さえ見当たらない。これほどの好状態で迎える「ダービー」もちょっと記憶にないほど。陳腐な表現ではあるが、大船に乗った気分で大一番をお待ちいただきたい。