3回新潟・2回函館3日4日目・4回京都7日8日目

途切れない的中鞍 ~土曜函館7R・3歳上500万下~

「この時期のこの競馬場ならこの馬」ということが実際にあるもの。改めてそう思わされたのが先週末の唯一の重賞「函館記念」。勝ったのは弊社が軸馬に推した4番人気キングトップガン。8歳にして完全本格化した同馬の勝ちはもちろん想定内。と言うより、むしろ当然。驚かされたのは2着に入ったマヤノライジンの方。洋芝の函館巧者ということは誰もが承知のこと。しかし、そうは言っても10歳馬だ。普通に考えれば、掲示板でもあれば大健闘という感じ。それが好位追走から直線向いてすぐに先頭に立つ堂々たる正攻法の競馬。最後の最後でキングトップガンに差されたものの、クビ差2着には恐れ入るばかり。思い起こせばこの「函館記念」。ちょっと前までは毎年毎回エリモハリアーだった……。『もうはまだ、まだはもうなり』という競馬格言がある。そこから引けば「もう終わっているはずのマヤノライジンは、まだ終わっていなかった」ということ。競馬は深く、そしてどこまでも面白い。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜函館7R「3歳上500万」ダート1000m。『本日イチオシの勝負鞍』としたこの一戦で、弊社予想部が軸馬としたのは1番人気の8番エイシンフルハートだった。

『本日イチオシの勝負鞍。軸馬は降級の前走で力通りの走りを見せたエイシンフルハート。結果的にスタートの差で半馬身届かなかったが、好位からキッチリと脚を使っていた。本来はハナを切って能力全開というタイプ。この組み合わせなら理想通りの展開が見えている。大幅に鞍上を強化してきたここは不動の中心と断言できる』という見立て。

スタートこそ互角だったが、そこからの加速力が他とは段違い。確信の軸馬エイシンフルハートが予想通りハナを切った。以下9番ダイキチチョウサン、6番カムイフォレスト、3番フラッパーミクと続く展開。4コーナーを楽すぎる手応えで回ってきたエイシンフルハートの勝ちは早くも確定。焦点は2着争いに移った。ダイイチチョウサンを外から交わしたフラッパーミクに、中団から伸びた2番プロポーズと1番ワイズドリームが迫る。エイシンフルハートは3馬身半差の大楽勝。大接戦の末、2着はクビ差フラッパーミクが残した。この結果により「馬単8→3、2750円」の的中。このレース、当初の情報伝達時には馬連購入をオススメしていた。しかし、最終的にはサポートメールにて『午前中の時点では勝負になっていた馬連のオッズが軒並み下落。これでは購入メリットが乏しいだけに、ここは敢えてリスクを承知で券種を変更しての勝負を決断した。軸馬を軸にしての馬単でキッチリ結果をお届けしたい』と緊急打電。これが見事に功を奏しての好配当的中となった次第。絶対的な投票数が少ないローカル開催においては、急激なオッズ変動は少なからず発生する。そのためもあってのサポートメールという点を十分にご理解いただきたい。

他にも、日曜の『本日イチオシの勝負鞍』とした新潟10R「佐渡特別」の馬連2-4、480円の本線的中と、随所で弊社らしい結果をお届けした先週末。異例の京都開催が終了し、関西エリアもいよいよ本格的な夏のローカル開催に突入する。また今後は9月からの秋の中央開催開幕に向けて、弊社サポートがより一層強化されることが決定。これにより、今後はこれまで以上に収支に特化したサポートとなるのでそういった面からも注目度の高い開催になることは間違いない。いずれにしろ、弊社では開催3場から選りすぐりの勝負鞍をお届けし続ける所存。一層のご期待のうえお待ちいただきたい。

3回新潟・2回函館1日2日目・4回京都5日6日目

イチオシ勝負鞍連発 ~日曜新潟8R・3歳上500万下~

本格的な夏競馬となる3回新潟開催が開幕した。例年と違い、前開催からわずか1カ月開いただけの開催ということで荒れ放題だった芝の状態が懸念されたが、蓋を開けてみればいつも通り絶好の状態で高速決着となった。内も外も均一の好状態で、内回りを使用する1200m・1400mはインを通る逃げ・先行型有利。外回りの1600m・1800m・2000mはほぼ例外なくスローペース。そこからの瞬発力勝負で位置取りは全く関係なし。『スローペース=逃げ・先行有利』というこの世界の常識は全く通用しない。そのことだけは絶対に忘れるべきではない。開幕週を見て、改めてそれを痛感した。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜新潟8R「3歳上500万下」ダート1200m。このレースで弊社予想部が軸馬としたのは1番人気の14番シルクファルシオンだった。

『本日イチオシの勝負鞍。500万降級の前走でクビ差2着と力上位の走りを見せたシルクファルシオンが軸馬。今回の新潟1200mダートで現級勝ち。続く1000万「妙高特別」クビ差2着という実績の持ち主。コース適性の高さは言うまでもないところ。紛れもなく、現級最上位レベルに一頭。ここは順当に勝機だ』という見立て。

レースは10番パシオンルージュが逃げて3F通過34秒7~上がり3F37秒0という速めの平均ペース。直線に入ると余裕の手応えで2番手に控えていた12番サトノデートナが楽々と先頭に立つ。それを道中3番手から懸命に追うのが軸馬シルクファルシオン。しかし、見習い騎手騎乗で51キロのサトノデートナの脚いろは全く鈍らない。最後は2馬身半差の完勝。むしろ追うシルクファルシオンの方が苦しくなった感じだが、それでも3着1番ベルモントエルメスを3/4馬身退けて2着は確保した。この結果により「馬連12-14、790円」の的中。配当的に物足りない印象もあるが、『イチオシ勝負鞍』だけにそれなりの資金配分をなさった方が多かったよう。このあたりは弊社と会員の方々の『阿吽の呼吸』という趣。弊社としても歓迎したい。

『イチオシ勝負鞍』といえば土曜日も同じ。そう前置きした函館9R「3歳上500万下」において、一点目の大本線で「馬連8-10、700円」を的中している。弊社としても伊達でイチオシとしているわけではない。そのことの実証となる先週末の結果だった。

判を押したように的中率5割のアベレージをキープしているが、そろそろ的中数、的中配当共に週単位で爆発的な数字を出し、回収率をグンと上げておきたいところ。そういった意味では、ちょうど今週末をもって異例の夏の京都開催も終了となり、ここからが正真正銘の真夏のローカル開催。そう、弊社がドル箱とする季節がいよいよやってくる。弊社ともども、会員の皆さまも手ぐすねを引いてお待ちいただきたい。

3回中山・1回函館7日8日目・4回京都3日4日目

安心の的中鞍 ~土曜函館9R・3歳上500万下~

大震災による日程の変更で、例年の阪神から京都に場所を移して行われた「プロキオンS」。1番人気ケイアイガーベラがハナを切って逃げ込みを計るところを、道中好位につけていた3番人気ダノンカモンが猛追。ゴール前150mで交わし切り勝負ありと思われたが、最後の最後に最後方待機のシルクフォーチュンが馬群を縫って強襲。並ぶ間もなく抜き去り2馬身半も突き抜ける圧勝。重賞初制覇を飾った。このシルクフォーチュン。オープン昇級後は追い込み届かずの連続で限界を露呈していた馬。そのため陣営は『ワンパターンの外回りでは届かないので、今度は馬群に突っ込んでもらう』と、弊社には作戦変更を明言していた。そのことはレース当日のコラムでお伝えした通り。まさにその言葉通りのレース内容であった。弊社としてもその聞き込みがあったからこそ、9番人気のシルクフォーチュンを対抗馬の一頭として取り上げた次第。結果、弊社は「3連複2-6-13、8560円」の好配当を的中している。アスコットシステムズの『情報力』の勝利であることは言うまでもなかろう。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜函館9R「3歳上500万下」ダート1700m。ここで弊社予想部が軸馬として期待したのは1番人気の6番サトノジューオーだった。

『クラス上位の脚力を誇るサトノジューオーが軸馬。降級初戦の前走は4着と1番人気を裏切っているが、これは中山1800mという距離が微妙に長かった印象。その点で平坦小回り1700mの今回はほぼベストの条件だし、長距離輸送を挟んでの中2週でもデキに変動は見られない。引っ張ってくれる馬がいる展開も理想的で好位抜け出しが期待できる』という見立て。

レースは4番ダノンハラショーが逃げて3Fから順に36.6-49.1-61.6~レース上がり49.5-37.2という平均的な流れ。スタートで1馬身ほど遅れた軸馬サトノジューオーだが、すぐに追い上げて2番手につけた。2番人気の2番オースミカイエンは並びの3番手。淡々と流れて4コーナーから直線へ。依然としてダノンハラショーの脚いろは全く鈍らない。それを追うサトノジューオーの方も直線中ほどで脚いろが揃ってしまった。しかし、後続には十分のリードを保ったまま。結局そのまま何事もなくダノンハラショー、サトノジューオー、そして3番スズカホープの順にゴール。着差は3馬身半+3馬身半というハッキリとしたもの。この結果により「馬連4-6、980円」の本線的中となった。

冒頭の重賞での好配当的中に救われた形の先週末。サポートメールにより、
日曜函館7Rは「3連複1-2-4、740円
はかろうじておさえたものの、正直不完全燃焼だったことは否めず、弊社としては若干精彩を欠く最終週となってしまった。とはいえ不的中となった鞍を検証しても、予想の方向性に間違いはない。ちょっとした『ボタンの掛け違い』による結果で、今週末にはすぐに修正が利く範囲のもの。僅かでも流れが変われば弊社本来の的中ラッシュをお見せできるものと確信する。

京都こそ開催を2週残しているものの、関東圏のメイン開催は新潟に替わる。函館は折り返しての後半開催へ。いよいよ夏のローカル開催の佳境を迎えようとしている。この時期に弊社が的中を量産し、好結果を出し続けてきたことはお付き合いの長い会員の方ならよくご存知のはず。今年も当然、同様の結果をお届する所存。まずは今週末の提供を楽しみにお待ちいただきたい。

3回中山・1回函館5日6日目・4回京都1日2日目

的中とグレードは無関係 ~日曜京都6R・3歳未勝利~

インの先行馬が圧倒的な強さを見せている今開催の函館芝1200m。先週末のメイン「函館スプリントS」もそれにバッチリと該当する内枠3頭、1番アンシェルブルー、2番カレンチャン、3番テイエムオオタカが当然、人気を集めていた。レースはテイエムオオタカがハナを主張して行き切る形。ダッシュひと息のアンシェルブルーだったが、1枠で鞍上蛯名が譲るはずもなく2番手を取り切る。そこで前に蓋をされる形となったカレンチャンは一旦引いて外を回すしかない。蛯名としては120%会心の騎乗だったはず。事実4コーナーから直線中ほどまでは『出たなり一丁上がり』という感じだった。それを外からキッチリと差し切ったカレンチャンは、まさに着差以上の強さ。これで安田隆行厩舎はダッシャーゴーゴーとともに牡牝の短距離二枚看板が完成。今後この路線を席巻、リードしていくに違いない。名前で甘く見てはいけない。カレンチャンは今後ビリーヴ級の存在になるはずだ。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜京都6R「3歳未勝利」ダート1800m。ここで弊社予想部が軸馬としたのは初ダートとなる2番人気の1番エーシンギガウインだった。

『新味を求めてダート戦に転じてきたエーシンギガウインが軸馬。ウッドチップの攻め馬では常に水準以上の動きを見せる馬だし、血統面からもダートで前進が見込める。それと若干腰に甘さが残る分、全周ほぼ平坦の京都ダートは適している可能性が高い。未勝利のまま終わる器ではなく、初ダートのここが買いにタイミングとみた』という見立て。
レースは4番ノアノアがハナを切り、8番フィールドセブン、3番メイショウゾウセンと続く速めの流れ。軸馬エーシンギガウインはボコッと出て2馬身の出遅れ。向正面入り口までは後方に待機していたが、そこでようやくハミを取ると急加速。グングンと番手を上げて4コーナーでは外から早々と先頭に躍り出る。ここまでにかなりの脚を使っているだけに直線の余力が心配されたが、それは全くの杞憂に終わる。最後まで脚いろが乱れることなく、好位から伸びて2着のメイショウゾウセンに1馬身1/4差の完勝を収めた。

この結果により「馬連1-3、1540円」の本線的中。『最初に買い目を見た時は未勝利? と思ったけど、終わってみればこの結果だから大満足』という声を次々に頂戴している。弊社にご入会いただく際、「ダービーも午前中の未勝利も馬券は馬券」ということを繰り返しご説明させていただいたはず。まさにそのことの実証となる勝負鞍で、ある意味いかにもアスコットらしい的中と言えよう。下級条件のレースが増える夏競馬は弊社にとって稼ぎどころのひとつ。そう繰り返しお伝えしている意味がここにあるとご認識いただきたい。

他にも土曜京都11R「天橋立S」の馬連7-12、370円を一点目の大本線にて的中。更に勝負鞍ではなかったものの、土曜中山12R「3歳上500万下」の馬連11-14、1450円も一点目の大本線で的中している。

梅雨明け間近となり、いよいよ夏競馬も佳境に入っていく。前出の未勝利戦同様、今週末も3場の1Rから最終Rまで全てがアスコットにとっては勝負鞍候補。再び思いもかけない提供があるかもしれない。しかしその際でも、もはや不安はないはず。全てを弊社アスコットシステムズにお任せいただきたい。結果は必ずお出しするつもりだ。どうか今週末を楽しみにお待ちいただきたい。