3回中山・1回函館5日6日目・4回京都1日2日目

的中とグレードは無関係 ~日曜京都6R・3歳未勝利~

インの先行馬が圧倒的な強さを見せている今開催の函館芝1200m。先週末のメイン「函館スプリントS」もそれにバッチリと該当する内枠3頭、1番アンシェルブルー、2番カレンチャン、3番テイエムオオタカが当然、人気を集めていた。レースはテイエムオオタカがハナを主張して行き切る形。ダッシュひと息のアンシェルブルーだったが、1枠で鞍上蛯名が譲るはずもなく2番手を取り切る。そこで前に蓋をされる形となったカレンチャンは一旦引いて外を回すしかない。蛯名としては120%会心の騎乗だったはず。事実4コーナーから直線中ほどまでは『出たなり一丁上がり』という感じだった。それを外からキッチリと差し切ったカレンチャンは、まさに着差以上の強さ。これで安田隆行厩舎はダッシャーゴーゴーとともに牡牝の短距離二枚看板が完成。今後この路線を席巻、リードしていくに違いない。名前で甘く見てはいけない。カレンチャンは今後ビリーヴ級の存在になるはずだ。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜京都6R「3歳未勝利」ダート1800m。ここで弊社予想部が軸馬としたのは初ダートとなる2番人気の1番エーシンギガウインだった。

『新味を求めてダート戦に転じてきたエーシンギガウインが軸馬。ウッドチップの攻め馬では常に水準以上の動きを見せる馬だし、血統面からもダートで前進が見込める。それと若干腰に甘さが残る分、全周ほぼ平坦の京都ダートは適している可能性が高い。未勝利のまま終わる器ではなく、初ダートのここが買いにタイミングとみた』という見立て。
レースは4番ノアノアがハナを切り、8番フィールドセブン、3番メイショウゾウセンと続く速めの流れ。軸馬エーシンギガウインはボコッと出て2馬身の出遅れ。向正面入り口までは後方に待機していたが、そこでようやくハミを取ると急加速。グングンと番手を上げて4コーナーでは外から早々と先頭に躍り出る。ここまでにかなりの脚を使っているだけに直線の余力が心配されたが、それは全くの杞憂に終わる。最後まで脚いろが乱れることなく、好位から伸びて2着のメイショウゾウセンに1馬身1/4差の完勝を収めた。

この結果により「馬連1-3、1540円」の本線的中。『最初に買い目を見た時は未勝利? と思ったけど、終わってみればこの結果だから大満足』という声を次々に頂戴している。弊社にご入会いただく際、「ダービーも午前中の未勝利も馬券は馬券」ということを繰り返しご説明させていただいたはず。まさにそのことの実証となる勝負鞍で、ある意味いかにもアスコットらしい的中と言えよう。下級条件のレースが増える夏競馬は弊社にとって稼ぎどころのひとつ。そう繰り返しお伝えしている意味がここにあるとご認識いただきたい。

他にも土曜京都11R「天橋立S」の馬連7-12、370円を一点目の大本線にて的中。更に勝負鞍ではなかったものの、土曜中山12R「3歳上500万下」の馬連11-14、1450円も一点目の大本線で的中している。

梅雨明け間近となり、いよいよ夏競馬も佳境に入っていく。前出の未勝利戦同様、今週末も3場の1Rから最終Rまで全てがアスコットにとっては勝負鞍候補。再び思いもかけない提供があるかもしれない。しかしその際でも、もはや不安はないはず。全てを弊社アスコットシステムズにお任せいただきたい。結果は必ずお出しするつもりだ。どうか今週末を楽しみにお待ちいただきたい。