1/5 1/8 1/9 1回中山・1回京都1日・2日・3日目

東西両金杯を制す ~日曜中山12R・4歳上1000万下~

新年明けましておめでとうございます。本年も弊社アスコットシステムズをよろしくお願いいたします。

さて、新年幕開けの重賞は恒例により今年も東西の金杯となった。芝2000mで行われた関東の「中山金杯」を制したのは、昨秋から1000万→1600万と連勝中だった上がり馬フェデラリスト。3着コスモファントム以下を置き去りにして、ダイワファルコンとの壮絶な叩き合いを制しての初重賞V。母ダンスパートナーという超良血ながら、脚部不安や地方転出など紆余曲折の末ここまで辿り着いた。これまではこれまでとして、まさに前途洋々。新たなるG1候補の誕生と言えよう。弊社はこの「中山金杯」。馬連11-12、2560円を本線にて的中している。

一方の「京都金杯」を制したのは明け4歳の有望株マイネルラクリマ。速めの流れの好位追走から、直線は抜け出すタイミングだけを計るかのような余裕の完勝劇。東西の金杯を関東馬が制するという前代未聞の一大事を現出して見せた。弊社はこちらの方もマイネルラクリマを確信の軸馬に指名。馬連4-7、1330円を易々と仕留めている。好調のまま打ち上げた昨年のアスコット重賞予想は、今年も順風満帆の船出となった。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜中山12R「4歳上1000万下」芝2000m。特別戦並みの好メンバーが顔を揃えたこの一戦で、弊社予想部が軸馬としたのは2番人気となった13番トランスワープだった。『前走後ひと息入っているトランスワープだが、1年半ぶりの実戦で現級2着の実績を残すポン駆けタイプ。3カ月程度なら「むしろいい休養」という感じで、臨戦過程に関しては何ら不安なし。ならば現級上位の力を素直に信頼すべき。迷わず軸馬とする』という見立て。

大方の予想通り2番メイショウサミットがハナを主張。1000m通過61秒5というスローペースになった。軸馬トランスワープはこの流れの2番手追走。いわゆる『大名マーク』と云われる余裕のレースぶり。4コーナーまで逃げを使う形から、直線は前後左右を確認しながら盤石のスパート。瞬時にメイショウサミットを抜き去ったところで勝負あり。あとはゴールまで余裕綽々。3頭による熾烈な2着争いを尻目に3馬身突き放す圧勝を飾った。2着争いを制したのは、本調子手前も最後は地力の違いを示した10番イチブン。以下アタマ・クビの差で3着15番サトノエンペラー、4着4番ヒールゼアハーツの順。この結果により「馬連10-13、1270円」の本線的中。初日から続いていた『気持ちの良くない流れ』を断ち切って見せた。一見難解な一戦を軽く仕留めるあたりがアスコット予想部の真骨頂と言えよう。

他に勝負鞍ではなかったものの、月曜京都12R「4歳上1000万下」では勝ったスティルゴールドを軸馬に指名。馬連8-11、1820円を的中している。

弊社が十八番とする的中連鎖はならなかったものの、まずは順調な出だしとなった2012年のアスコット予想。今週末からは稼ぎどころのひとつとするローカル開催、1回小倉も開幕する。3競馬場から選りすぐりの勝負鞍をお届けする所存。いよいよ本格攻勢に打って出る今週末を楽しみにお待ちいただきたい。