2/04 2/05 1回東京・2回京都3日4日目・1回小倉7日8日目

月替わりも絶好の滑り出し ~土曜京都9R・斑鳩S~

同じマイル戦でも中山と東京ではまるで違う。だからこそ、こんな結果になるのだろう。「東京新聞杯」の1着ガルボ、2着コスモセンサー、3着ヒットジャポットという上位3頭は、中山マイル「ニューイヤーS」のそれとそっくり同じだった。ただ当時から1・2着が入れ替わっただけ。にもかかわらず馬連3720円。3連単に至っては65040円という配当になるのだから考えてみれば不思議。終わってみれば「オープン特別もG3も同レベルだった」ということ。マイネルラクリマ・フレールジャック・サダムパテック・スマイルジャックなどの重賞ウイナーが不甲斐なさすぎた。それは紛れもない事実だが、今の日本のマイル路線のレベルの低さを改めて思い知らされる結果といえよう。若干の物足りなさは隠しようもないが、馬券はこんな時こそ面白い。その意味で今後も注目していきたい。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜京都9R「斑鳩S」4歳上1600万下・芝1400m。『本日イチオシの勝負鞍』としたこの一戦で、弊社予想部が軸馬として期待したのは1番人気となった2番ワイズリーだった。

『本日イチオシの勝負鞍。去勢が功を奏し、常識にかかってきたワイズリーが軸馬。イン突進や馬群を捌くレースはまだ安心できないが、直線で外に持ち出せば確実に伸びるようになった。この頭数ならスムーズに理想の形が取れるはず。ひと頃とは一変、今の京都は完全な外差し馬場。一気の突き抜けが期待できる』という見立て。

スタートを決めたのは2番人気となった10番ティアップゴールドと、13番トーホウシンバル。しかしともに積極的に行く感じはなく、結局最内から1番ナシュワンヒーローがハナに立つ。3Fから36.0-47.9というこの距離としてはユッタリとした流れ。軸馬ワイズリーは中団のインコースという位置取り。3番人気ルナキッズは後方寄りの内ラチ沿いを占めた。ほとんど馬順変わらず4コーナーから直線へ。一旦抜け出したティアップゴールドを目標に後続各馬が殺到。今回はさほど外に出さず、馬と馬の間を縫ってワイズリーが伸びてくる。完全な勝ちパターンと思えたが、そのワイズリーの後を追うように追い込んできたのがルナキッズだった。ゴール線はワイズリー・ルナキッズ・ティアップゴールド、そして好位から伸びてきた3番サウンドバリアーを加えた4頭の大接戦。結果、ハナ・ハナ・ハナという僅差で1着ルナキッズ、2着ワイズリー、3着ティアップゴールド、4着サウンドバリアーの順。この結果により「馬連2-7、1140円」の的中。『イチオシ勝負鞍』でまずまずの配当を仕留めてみせた。勝負事には絶対に欠かせない『ツキ』を強く感じさせる的中鞍となった。

他にも土曜京都7R「4歳上500万下」馬連2-14、950円。日曜は『イチオシ勝負鞍』とした小倉10R「あすなろ賞」馬連1-2、570円の本線的中と、勝負鞍における的中率75%を達成。月が替わった2月も上々の滑り出しを現出した予想部には一定以上の評価がいただけるものと自負する。

また、メール配信しているサービスコンテンツでも日曜京都9R「宇治川特別」馬連11-14、1890円&ワイド2-11、550円のダブル的中というクリーンヒットがあり、総合的に予想精度の高さをお届けできた週だったことをお伝えしておく。

今開催最終週のG1「フェブラリーS」へ向け、ますます状態を上げてきた弊社アスコットシステムズになお一層のアツいご期待をお寄せいただきたい。