4/28 4/29 2回東京・3回京都3日4日・1回福島7日8日目

好配当的中連発 ~日曜東京8R・3歳500万下~

古くからの競馬格言に『血統信ずべし信ずべからず』というものがある。やたら強かった馬の下(弟妹)や産駒がまるで走らなかったり、誰も見向きのしなかった血統の馬(たとえばハイセイコーやオグリキャップ)が滅茶苦茶走ったりした場合に語られる言葉だ。確かに的を射た言葉とは思う。がしかし、多くの場合の正解は『信ずべし』の方。走った馬の下や産駒が走る確率は、走らなかった馬の下や産駒が走る確率より数十倍、いや数百倍高い。ここ数年で大方の予想通り頭角を表してきたディープインパクト産駒の驚異的な勝ち上がり率や、馬鹿馬鹿しいほどの強さを見て、ふとそんなことを感じた次第。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜東京8R「3歳500万下」・ダート1600m。ご存知の方も多い通り『ダート戦こそドル箱』と公言している弊社が、的中を確信したこの日のイチオシ鞍。この一戦で弊社予想部が軸馬に指名したのは3番人気となった8番ゴールドゼウスだった。

『ここは昇級初戦も抜群の内容で勝ち上がってきたゴールドゼウスが軸馬。デビューから2戦は勝ちきれないレースが続いていたものの、常に首位争いという安定した戦績を残しており、使うごとににレース振りが良化。また、2走前の勝ち馬はすでにオープン入りしており、その相手と僅差の接戦を演じていたことから昇級即通用の器であることは間違いない。陣営も素質の高さに期待を寄せる好素材でベストの条件となれば、まず勝ち負けは必至だろう』という見立て。

好スタートを決めた軸馬ゴールドゼウス。ハナに固執する脚質ではなく、行きたい馬に行かせて周りを見ながら出方を伺い、行きたがるのを抑え込んで4番手をキープ。ハナが好走の絶対条件となる2番ローマンエンブレムが主導権を握る流れ。番手に10番フォルテリコルドと7番スズノライジンが続き、1番人気に推された6番シュガーヒルは6番手の位置取り。3F通過34秒8という比較的速やめの流れに持ち込んだローマンエンブレムだが、ハナを切れればしぶとさを発揮する馬。4コーナーを回ってもまだ手応えに余裕があったが、終始番手の2頭が脱落していくなか、軸馬ゴールドゼウスは持ったままでローマンエンブレムに並びかける。追い出しをギリギリまで我慢し、満を持しての追い出して後続との差を広げる。完全な勝ちパターンに持ち込んだ軸馬だったが、最後に勝ちを拾ったのは、後方待機から直線大外一気の強襲を決めた14番オールドパサデナ。更に3/4馬身差の3着には1番人気6番シュガーヒルが入線した。この結果により「馬連8-14、1550円」の好配当的中。本線的中であったことも後押しし、弊社と弊社の会員の方々にとってはまさに週を締めくくる『会心の一撃』となった。

他にも日曜東京7R「馬連2840円、土曜東京10Rでの「馬連6030円など、土日通じて複数の好配当的中を量産。前開催に引き続き、2週を消化したこの東京・京都開催でも精度の高さを示した結果だったといえよう。今週末からは春競馬で最高潮の盛り上がりをみせる5月開催。今週末からは競馬の佳境となるG1・6連戦。勝負鞍はもちろんのこと、弊社重賞予想にも絶大なる信頼をお寄せいただきたい。