7/14 7/15 2回新潟1日2日目・2回中京・2回函館5日6日目

貴重な的中鞍 ~日曜中京12R・3歳上500万下~

戦前から出走馬の「平均年齢の高さ」を感じていた「函館記念」。終わってみれば7歳トランスワープの快勝。2着が8歳イケトップガン、3着6歳ミッキーパンプキンという結果。ついでと言うのも失礼だが、11歳マヤノトップガンも掲示板を確保する健闘を見せた。夏場ローカルのハンデG3は、軽ハンデのベテランが活躍する傾向は確かにある。とはいえ、今回の「函館記念」はやはり異色。全体時計&上がりのかかる洋芝という点が大きいことは言うまでもなかろう。もっとも、このレースに関しては5歳馬が不甲斐ないとも言えるのが……。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜中京12R「3歳上500万下」ダート1400m。先週末最後の提供鞍となったこの一戦で、弊社予想部が軸馬として期待したのは2番人気となった1番ドレッドノートだった。

『現級勝ちの実績があるドレッドノートが軸馬。その1勝は1400mダートで挙げたもの。降級後の近2走はともに4着だが、芝の1400mと1200mだけにベスト条件とは言えなかった。今度は言い訳の利かない1400mダート。叩き3戦目でデキも文句なし。しかも減量J起用の54キロ。条件が揃ったここは先行押し切り濃厚とみた』という見立て。

五分のスタートから最内の軸馬ドレッドノートがハナを主張。3コーナーからは絶対スピードの違い歴然で2番手以下を引き離す逃げ。その2番手は14番タマモオンゾウシ。しかし、これは4コーナーで完全に息切れ。最終的には大差の殿り負けとなった。そのことが物語る通り決して楽な流れではなかったが、直線に入ってもドレッドノートの脚いろは鈍る気配すらなし。結局最後まで独走となり2着以下に6馬身の大差をつける圧勝。力の違いを見せつける強烈な走りだった。2番手には一旦、1番人気となった15番シンキングマシーンが上がる。それを中団待機から外に持ち出した4番アグンがゴール前捕らえた。この結果により「馬連1-4、2080円」の的中。2番人気-3番人気の決着としては法外なほどの好配当的中。まさに『目の付けどころの違い』を感じさせる会心の的中鞍と言えよう。ここに至る過程では若干精彩を欠いていた予想部だが、最後のひと鞍をキッチリと決めて次週以降に繋げた点には一定以上の評価が与えられよう。この世界に欠かせない流れを作った点も大きい。とにもかくにも貴重な的中鞍となった。

他には正規登録会員の方に配信している情報コンテンツにおいて、土曜中京9R「渥美特別」において5番人気トラストワンを軸馬に抜擢。「馬連2-7、3260円の好配当を見事に仕留めている。

今週末から北海道シリーズは札幌へ舞台を移す。夏のローカルはここからがまさに佳境。そう、この時季に数々の伝説を残すアスコットの夏がやってきた。まずは、勝負鞍候補目白押しの今週末にアツイご期待をお寄せいただきたい。