8/25 8/26 3回新潟5日6日目・2回小倉9日10日目・2回札幌3日4日目

勢いを増して最終週へ ~日曜新潟12R・3歳上500万下~

夏の新潟・小倉開催は今週末、いよいよ最終週を迎える。新潟メインはサマー2000シリーズ最終戦となる「新潟記念」。シリーズチャンプを狙うエクスペディション・トーセンラーの直接対決。もちろん「函館記念」を制しているトランスワープもその有資格。復調ムードのナリタクリスタル、巻き返し期すタッチミーノット。更にコスモネモシン・水テラロッサ・スマートシルエット・スマイルジャック・トウカイパラダイス・マイネイサベル・ムスカテール・モンストールなど、多士済々の登録馬。言うまでもなくこのレースはハンデG3。馬券的な妙味も十二分で興味は尽きない。大団円を迎えるためにも、ここは必中が求められるひと鞍となる。アツいご期待をお寄せいただきたい。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜新潟12R「3歳上500万下」芝1800m。『本日イチオシの勝負鞍』としたこの一戦で、弊社予想部が軸馬としたのは1番人気となった7番セコンドピアットだった。

『本日イチオシの勝負鞍。中間の放牧でいい体になって戻ってきたセコンドピアットが軸馬。「アネモネS」4着、「フローラS」5着とオープンや重賞で掲示板を外さなかった地力の持ち主。展開のアヤで勝ち切れなかったが、500万では素質と決め手が段違い。このタイプに新潟外回りは間違いなくプラス材料だ。2週続けて今回の鞍上が攻め馬をつけ臨戦態勢は完全に整った。流れがどうあろうとここは突き抜けてくる』という見立て。

レースは最内から1番ゴウイモンがハナを切る展開。11番カレンデイムーンが2番手。3番手の内に4番トップスカーレット、外に6番スイートゲイナーと続く新潟外回り定番のスローペース。軸馬セコンドピアットは好位直後でジックリと脚をタメる形。ほとんど馬順に変動なく4コーナーから直線へ。逃げたゴウイモンは自然消滅。労せずカレンデイムーンが先頭に立つ。トップスカーレット・スイートゲイナーは失速。追ってきたのはただ一頭セコンドピアットだった。流れと展開に恵まれたカレンデイムーンは渋太く粘る。それを地力と決め手に優るセコンドピアットが追い詰める。最後は2頭並んでゴール。写真判定に持ち込まれセセコンドピアットがハナ差先着。この結果により「馬連7-11、1880円」の的中

『イチオシの勝負鞍』による好配当的中。この日のセコンドピアットは前走比+20キロという文字通りの『いい体』。予想部のプロの目が好結果を呼んだ会心の的中鞍と言えよう。他にも「馬連1130円&3連複740円」のダブル的中となった土曜札幌7Rなど、終わってみれば勝負鞍における的中率50%を達成。勢いを増して最終週を迎えることとなった。
会員の皆さまには、勝負鞍候補満載の今週末を楽しみにお待ちいただきたい。

8/18 8/19 3回新潟3日4日目・2回小倉7日8日目・2回札幌1日2日目

危なげのない的中鞍 ~日曜小倉8R・3歳上500万下~

夏場ローカル唯一のG2「札幌記念」は、6歳牝馬フミノイマージンのマクリがものの見事に炸裂。強力牡馬陣なで斬りの快勝となった。このフミノイマージン。今年は出るレース出るレース全てツキがなく不完全燃焼続き。溜まりに溜まった鬱憤を吐き出すかのようなレース。展開や流れ、あるいは道中の捌きなどに大きく左右されるタイプではあるが、能力全開なら牝馬G1に手が届く可能性あり。年齢的にこの秋がラストチャンスとなる。断然の1番人気に推されたダークシャドウは半馬身差の2着まで。とはいえ、これまでの戦法とは一変の先行策。2番手追走から4角先頭の横綱相撲で得た結果だから納得はいく。しかもラストは差し返し気味に伸びてもいた。「天皇賞・秋」に向けて上々のスタートと言えよう。3着ヒルノダムールは良くも悪くもこの程度の馬。今後も大きく変わることはなさそう。4着ハナズゴールは意外な体重減(-12キロ)。相変わらず決め手は鋭いが、馬体回復が優先事項となる。この「札幌記念」。言うまでもなく弊社は苦もなく的中している。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜小倉8R「3歳上500万下」ダート1000m。このレースで弊社予想部が軸馬としたのは1番人気となった2番スイートジュエリーだった。

『いかにも1000m向きのスピードと粘りがあるスイートジュエリーが軸馬。息の入る距離だと自分からやめる面があり、その点からもここは最適鞍の可能性が高い。月一走のローテーションでデキは安定しているし、平坦小回りへのコース替わりも好都合。先行押し切りが期待できる』という見立て。

レースは外から8番エスケイティアラ、10番ジャベリングが行きかけるところを、二の脚を利かせてスイートジュエリーが行き切る展開。ローカル1000mダートを十分に意識した鞍上・和田竜二の気合勝ちといった趣。条件的に、行ってしまえば後は馬任せ。直線に入り粘り込みを計るスイートジュエリー。追ってきたのは好位から脚を伸ばしてきた4番アフリカンハンターのみ。結局スイートジュエリーが半馬身凌ぎ切って1着ゴール。この結果により「馬連2-4、830円&馬単2→4、1570円」(馬単はサポートメールにて配信)のダブル的中となった。予想部に寄る適性を完璧に見抜いた軸馬選択が功を奏した的中鞍と言えよう。このひと鞍に関しては文句なし。会員の方々からも満足の声をいただいている。しかし、ハッキリ言って他の勝負鞍に関してはレース選定において若干精彩を欠いた週と言わざるを得ない。夏場ローカルも残り3週。予想部にはより一層の奮起を要望したい。

大局的に見て確実に流れはきている。今週末の特別戦登録状況を俯瞰しても勝負鞍候補は少なくない。後は結果を出していくだけ。会員の皆さまには、引き続き多大なるご期待をお寄せいただきたい。

8/11 8/12 3回新潟1日2日目・2回小倉5日6日目・1回札幌7日8日目

完璧な好配当的中鞍 ~土曜札幌10R・フィリピンT~

1分31秒5という驚異のコースレコード決着となった「関屋記念」。スローの2番手から32秒6で上がったドナウブルーと、3番手から32秒5をマークしたエーシンリターンズの叩き合い。結果は『2度差されて2度差し返した』と鞍上・内田博が述懐するドナウブルーにクビ差軍配が上がった。2着した「ヴィクトリアマイル」同様の戦法を選択した鞍上の好判断が功を奏した。2着エーシンリターンズもこれが本来の姿。前走時は大幅な体重増が響いていた。今回は-8キロでの出走。あと4キロ絞れていれば恐らく、競り勝てたはず。中位からインに潜り込んで差してきたスピリタスが3着。これはコース取りの妙。外を回って差してきた組はまるで届いていない。それにしても今年の新潟、例年よりはるかに馬場の傷みが遅れている。今週末以降もインの前残りには十分注意が必要。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜札幌10R「フィリピンT」3歳上500万下・ダート1700m。弊社において自信度激高の鞍として全会員の皆様に特別提供となったこの一戦で、弊社が軸馬の期待を寄せたのは2番人気の13番ツクバコガネオーだった

『降級後レベルの高い相手に僅差2・3着と、さすがの実力を示しているツクバコガネオーが軸馬。相変わらずスタートは毎回遅れ気味だが、それを補って余りある決め手の持ち主。今回はその決め手が最大限に活きる組み合わせ。豪快に突き抜けてくれるはずだ』という見立て。

4番セトブリッジがハナを主張。2番手に12番ペガサスフラッシュがつけ、珍しく互角のスタートを切った軸馬ツクバコガネオーは好位の外でジックリと脚をタメる作戦。型通り3コーナーすぎから進出開始。4コーナーでは先頭に立ったペガサスフラッシュのすぐ外という必勝パターン。直線に入り残り250m地点から追い出されると瞬時に反応。すれ違い様にペガサスフラッシュを抜き去る。勢いそのままに2馬身差の完勝。焦点は2着争いに移った。内で懸命に粘るペガサスフラッシュ。それを2番ヤマチョウフェアが追い、更にゴール寸前、後方待機の5番オーバーヘッドが強襲してくる。結果はクビ・クビの差でペガサスフラッシュ→ヤマチョウフェア→オーバーヘッドの順。ハッキリ言って弊社と弊社の会員の皆さまにとっては「どれでもいい」状態の、余裕の2着争いなのだが、結果は一番高いところの「馬連12-13、3210円」の的中。軸馬楽勝→全て対抗馬による2着争いという、まさにパーフェクト的中。『自信度激高の鞍』とお伝えしたうえでの提供に相応しい精度の高さを実証する的中鞍となった。

新潟後半開催の開幕となった先週末。的中連打で正直、どの鞍を斬るべきか、非常に迷う週となったが、いずれにしろ、これ以上は望めないほどの好発進を決めた弊社アスコットシステムズ。例年に比べると若干エンジンのかかりが遅れた印象はあるが、まだ3週も残されている。今週末以降も獲れるところは根こそぎ全て、獲り尽くす所存。多大なるご期待のうえ、今週末をお待ちいただきたい。

8/4 8/5 2回新潟7日8日目・2回小倉3日4日目・1回札幌5日6日目

意外なほどの好配当 ~日曜小倉11R・小倉記念~

2番人気ホッコータルマエが快勝した「レパードS」の走破タイムは1800mダート1分51秒8。前日と同日の「3歳上500万下」がともに1分53秒台だから、換算すると古馬混合の準オープン程度のレベルか。重賞と考えると物足りない印象があるかもしれないが、これは決して悪いものではない。一昨年と同タイムだし、昨年よりは0秒2速い。ただ、09年に行われた第1回のこのレースは同じ良馬場で1分49秒5という高速決着だった。それと比べると見劣ることは確かだが、勝ち馬はあのトランセンド。その後の活躍はご存知の通り。あのレベルまでいくには、3歳夏の時点で1分50秒を楽々と切るくらいの脚力が要求されるということ。今さらながら教訓として記憶しておきたい。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜小倉11R「小倉記念」3歳上G3・芝2000m。夏の小倉を彩る名物レースで、弊社が軸馬として期待したのは1番人気となった5番トーセンラーだった。

『待望のパンパンの良馬場。身上の決め手を100%活かせるトーセンラーが軸馬。前走「七夕賞」は福島最終週の荒れた馬場。しかも渋化残りの状態で、決して同馬向きの馬場とは言えなかった。にもかかわらず後方から大外一気の強襲。勝ったアスカクリチャンにハナ差まで肉薄した内容は極上。一時の低迷を完全に脱している。ここはある程度流れる組み合わせで決め手勝負の様相。圧巻の差し切りが期待できる』という見立て。

枠順の差で3番ミキノバンジョーがハナを切る展開。外の8番エーシンジーラインはムリをせず2番手に控える。以下1番セイカアレグロ、2番ワルキューレと続く平均遅めの流れ。スタート後の一完歩目が遅かった軸馬トーセンラーは後方内寄りを追走。徐々に番手を上げていき、向正面中ほどでは中6番アスカクリチャン、外10番エクスペディションと並ぶ位置取り。しかし、ここからの動きが誤算だった。3コーナーすぎから4コーナー手前にかけて、外のエクスペディションは前に遮る馬がいない状態。スムーズに上がっていく。対するトーセンラーは終始前に馬がいる状態で動くに動けない感じ。直線に入りエーシンジーラインが一旦先頭に立つが、それを外からアッサリとエクスペディションが抜き去る。焦点は2着争いに移り、ようやく馬群を捌いたトーセンラーが抜け出してきたが、エクスペディションには2馬身半の差をつけられていた。3着には最後方待機の11番ナリタクリスタルが追い込み、2番人気の4番ダノンバラードは4着まで。この結果により「馬連5-10、1440円」の的中。3番人気-1番人気の決着としては悪くない配当となった。弊社の的確な軸馬選択が呼んだ的中鞍と言えよう。

弊社予想部による勝負鞍の方もキチンと的中をお届けしてはいるのだが、全体的な印象としては若干精彩を欠いた先週末。予想部にはなお一層の奮起を促したい。

夏の新潟も折り返しとなり、今週末が後半開催のスタート。いよいよここからが正念場。秋の大収穫祭へ向け、ここで軍資金調達を計る所存。会員の皆さまには絶大なるご期待をお寄せいただきたい。