12/22 12/23 12/24 5回中山・5回阪神7日8日9日目

上々の首尾で打ち上げ ~日曜中山9R・師走S~

先週ここで告知した通り、弊社が勝負をかけた3日間開催。その結果を早く知りたいのが人情というもの。さっそく振り返っていこう。

今週、というか今年最後に斬るのは日曜中山9R「師走S」3歳上1600万下・ダート1800m。この一戦で弊社予想部が軸馬として期待したのは1番人気となった8番ツクバコガネオーだった。

『強い勝ち馬に肉薄した前走が高く評価できるツクバコガネオーが軸馬。3着以下には7馬身の大差をつけているのだから自身の能力も現級最上位レベル。当日輸送やコースに対しる不安も完全に一掃した今、このメンバーで崩れる可能性は限りなくゼロに近い。堂々とオープン入りを決める』という見立て。

逃げたのは外枠から果敢に行った13番クラシックセンス。6番タカオノボルが2番手。それに続いて10番ナイトフッド、3番コルポディヴィエント、12番ドラゴンヴォイスが並んで追走。軸馬ツクバコガネオーはスタート直後寄られる不利があり後方からのレースを強いられた。淡々とした平均ペースで流れて4コーナー。ここでクラシックセンスが失速。代わってタカオノボルが先頭に立つ。人気の好位勢が粘るところを2番イッシンドウタイが差す。やむなく大外へ進路を取ったツクバコガネオーが強烈な伸びを見せる。前を行く各馬をゴボウ抜き。粘りに粘るタカオノボルと並んだところがゴールだった。写真判定の結果、僅かハナ差でツクバコガネオーに軍配。苦しい展開を克服、地力の違いをまざまざと見せつけた。この結果により「馬連6-8、2720円」の好配当的中。『不振続きも本来の力は確実に上位』として、9番人気タカオノボルを対抗馬の一頭に取り上げた予想部による会心の一撃となった。

他にも土曜中山7R「馬連6-7、2260円」の本線的中など、宣言通り最終週を上々の首尾で打ち上げた弊社アスコットシステムズ。これで2012年を気持ち良く送ることができる。

会員の皆さま。本年もアスコットシステムズをご愛顧いただき誠に有難うございました。心より感謝いたします。来年2013年も引き続きご贔屓のほど、よろしくお願いいたします。どうか良いお年をお迎えください。

12/15 12/16 5回中山・5回阪神・3回中京5日6日目

勝負の最終週へ ~土曜阪神11R・リゲルS~

いよいよ今週末に迫った暮れの大一番「有馬記念」。「ジャパンC」で史上に残る死闘を演じたジェンティルドンナ・オルフェーヴルはともにここを回避。その分、メンバーの質は明らかに落ちる。ただし逆にいえば多くの馬にチャンスがあるということ。無論、馬券的にはその方が面白い。繰り上がり(?)で「ジャパンC」3着のルーラーシップが一応の主役か。2戦続けてスタート後手を引いている点は気になるが、それでもラストは確実に詰めている。五分のスタートを切れば本来の前々の競馬が可能。この上なくトリッキーな中山2500mにも不安はない。対するのは「皐月賞」「菊花賞」の二冠を制したゴールドシップ。ここに向けて休養十分。今年の3歳のレベルを考えれば当然のV候補。続くのはエイシンフラッシュ・ダークシャドウ・トゥザグローリー・トレイルブレイザーといったお馴染みの面々。そして伸びしろのある3歳馬スカイディグニティ、4歳ながら底を見せていないルルーシュの躍進も十分に考えられるところ。難解さを極めるこの一戦。弊社アスコットシステムズがどう紐解いていくのか。楽しみにお待ちいただきたい。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜阪神11R「リゲルS」3歳上オープン・芝1600m。『本日イチオシの勝負鞍』としたこの一戦で、弊社予想部が軸馬として期待したのは1番人気となった5番マウントシャスタだった。

『本日イチオシの勝負鞍。オープン特別のこのメンバーならマウントシャスタが断然の軸馬。最終的には距離適性の差に泣いた「神戸新聞杯」→「菊花賞」だが、道中で十二分の見せ場を作るあたりが能力の高さ。圧倒的な走りで1800m4戦3勝2着1回。「NHKマイルC」では2番人気に推された逸材。この路線に特化すればいずれG1まで見えてくるはず。ここは落とせない一番だ』という見立て。

大方の予想通りオースミスパークの逃げ。3コーナーから徐々に加速して行く作戦で、10馬身ほどリードしたまま直線へ。そこからが意外とも思える粘り。むしろ2・3番手を追走していた3番マイネルクラリティ、1番エアラフォンの方が失速気味。それを併せ馬の形で軽く抜き去ったのが軸馬マウントシャスタと、2番人気に推されていた2番ハナズゴール。しかし、坂上から更に強烈な伸びを見せたのはハナズゴールの方だった。マウントシャスタを置き去りにする末脚で、次の瞬間にはオースミスパークも捕らえて1着ゴール。内で一杯一杯に粘るオースミスパークに、マウントシャスタが並びかけたのはちょうどゴール板。写真判定の末ハナ差、マウントシャスタが2着を死守。この結果により「馬連2-5、500円」の的中。配当的には地味なものとなったが、『本日イチオシの勝負鞍』をキッチリと仕留めたことで最低限の仕事は果たした感じ。無論満足とは程遠い結果だが、引き続き確実に流れはきている。これを最終週の大爆発に繋げること。それが大命題となる。

最終週、弊社は取って置きの勝負鞍を用意して臨む所存。多大なるご期待をお寄せいただきたい。

12/8 12/9 5回中山・5回阪神・3回中京3日4日目

万全の的中鞍 ~土曜阪神9R・境港特別~

今年のJRA開催も残り2週。今週末のG1は2歳チャンプ決定戦となる「朝日杯FS」。まず注目は「新馬」→「札幌2歳S」→「東スポ杯2歳S」と文句のない内容で3連勝中のコディーノ。特に前走「東スポ杯2歳S」は鞍上が振り返るほどの余裕を見せレコード勝ち。これまでの3戦が1800m。対して今回は速い流れになる中山マイル。そのあたりに一抹の不安はあるが、絶対能力の違いで克服する可能性が高い。一方エーシントップは1400mを3連勝のスピード型。距離が延びていいタイプとは思えないが、中山マイルなら問題ないはず。内枠が引ければ十分勝気あり。他にも重賞で堅実に走っているクラウンレガーロ。巻き返しを計る「新潟2歳S」の覇者ザラストロ。「デイリー杯2歳S」の勝ち内容が強かったテイエムイナズマ。更にノウレッジ・フラムドグロワール・ロゴタイプなど、素質馬揃いの好カード。馬券的な妙味溢れるこの一戦も、言うまでもなく弊社にとっては勝負鞍候補のひとつ。大いなるご期待をお寄せいただきたい。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜阪神9R「境港特別」3歳上1000万下・芝2200m。『本日イチオシの勝負鞍』としたこの一戦で、弊社予想部が軸馬として期待したのは1番人気となった1番カフナだった。

『本日イチオシの勝負鞍。久々も入念な乗り込みで万全の出走態勢が整ったカフナが軸馬。前走の勝ち馬は後の「アルゼンチン共和国杯」2着馬。その強豪と半馬身の僅差だから現級上位の実力は疑う余地のないところ。実際、前々走は準オープンで連対している。ここはかなり恵まれた組み合わせ。展開がどうあろうと、最後はキッチリと抜け出してくる』という見立て。
大方の予想通り8番フミノポールスターの逃げ。2番手は内7番タガノイノセンス、外9番グッドバニヤンの併走。お決まりのスローペースになった。軸馬カフナは慌てず騒がず後方待機。3コーナーすぎから徐々に進出開始。4コーナーでは外の4番手まで上がってきた。直線に入ると先行した3頭は早くも失速気味。代わって好位を追走していた3番エクセルサスが先頭に立つ。しかしそれも束の間、外からカフナがグイグイ伸びてアッサリと交わした。まさに力が違うという感じのレース内容。2着との差は1馬身1/4だが、着差以上の大楽勝と言える。2着はエクセルサスが確保。更に1馬身1/4差で3着4番トウシンイーグル。この結果により「馬連1-3、720円」の的中。週最初の勝負鞍を危なげのない的中で飾った。

本年度も残りあとわずか。今週末も興味深い勝負鞍候補が少なくない。残り2週、獲れるところは全て獲り尽くす所存。なお一層のご期待をお寄せいただきたい。