2/9 2/10 1回東京・2回京都5日6日目・1回小倉1日2日目

勢いに翳りなし ~土曜東京8R・4歳上500万下~

依然として絶対的な主役が登場してこない3歳牝馬戦線。今後を占う意味で重要な一戦となる「クイーンC」を制したのは4番人気ウキヨノカゼだった。大外15番枠ということもありスタートは遅めだったが、鞍上に促されるとスッと好位へ。このレースセンスの高さが身上。レースは予想通りスローの上がり勝負。結果的に前々のレースをしたことが吉と出た。スケールは感じないが、今後も常に上位を賑わす存在になりそう。2着スイートサルサは後方寄りからラスト強烈に伸びてクビ差惜敗。これでデビューから4戦連続出走メンバー中最速の上がりをマークした。器用さには欠けるが瞬発力は非凡。3着は同着でイリュミナンスとジーニマジック。ともに見どころあり今後も目を離せない存在。1番人気コレクターアイテムは9着と崩れた。展開と流れに左右されるタイプで、今後も過信はできない。この「クイーンC」、弊社はスイートサルサを軸馬に指名。難なく的中している。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜東京8R「4歳上500万下」芝1800m。この一戦で弊社予想部は6番人気の4番アロヒラニを軸馬として抜擢した。

『前走後の放牧&休養でリフレッシュされてきたアロヒラニが軸馬。まだ体質面の弱さが残り、それが出世を妨げている原因だが、いずれは必ず上のクラスまでいく素質の持ち主。休養の効果で減っていた体は戻っているし、タイプ的に東京コースも向く可能性が高い。さほど人気にならない今回が絶好の狙いとみた」という見立て。

レースを先導したのは3番トーセンノーブル。それを3コーナー手前から5番ハヤブサフィーバーが交わしゆったりとした流れ。軸馬アロヒラニは中団後方寄りを追走。そのすぐ前に2番人気の14番ウィケットキーパー。馬群がグッと詰まり4コーナーから直線へ。坂上で先頭に立ったのは11番バンスタンウォルツ。しかしそれも束の間、外へ持ち出してウィケットキーパーが伸び、それを追うようにアロヒラニが接近。ゴール前100mは後続を離してのマッチレース。最後まで決着つかず並んだままゴール。写真判定の結果ハナ差でウィケットキーパーに軍配。文字通り惜敗のアロヒラニだが、3着トモロマイスターとは2馬身半差の危なげのない2着確保。この結果により「馬連4-14、2030円」の的中。しかも一点目の大本線による好配当的中だから文句なし。前週パーフェクトの勢いにいささかも衰えがないことを証明した。

他にも日曜東京12Rなど、連日に渡りキッチリと的中をお届け。いい風に乗ったまま今年最初のG1「フェブラリーS」に臨む。群雄割拠のこの大一番を弊社アスコットシステムズはどのように紐解くのか。会員の皆さまには絶大なるご期待をお寄せいただきたい。