3/30 3/31 3回中山・2回阪神3日4日目

危なげのない的中劇 ~土曜中山7R・4歳上500万下~

注目の「大阪杯」は断然の1番人気に推されたオルフェーヴルの完勝。2着ショウナンマイティとは半馬身差だが、これぞまさに『着差以上の力の差』を感じさせるレース内容。去年までのオルフェーヴルといえば、強い時はバカバカしいほど強い。しかし、その気にならなかった時のモロさが確かにあった。その端的な例が「阪神大賞典」や「天皇賞・春」。従ってこの「大阪杯」で求められていたのは『普通の強さ』に他ならない。普通の状態で普通のレースをして、そして普通に勝つこと。その意味でいえば今回のレース内容は完璧だった。まさにひと皮剥けた感じ。今後ジェンティルドンナやゴールドシップとの対戦が一段と楽しみになった。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜中山7R「4歳上500万下」ダート2400m。『本日イチオシの勝負鞍』としたこの一戦で、弊社予想部が不動の軸馬に指名したのは1番人気となった6番クリノハナミチだった。

『本日イチオシの勝負鞍。組み合わせに恵まれたクリノハナミチが不動の軸馬。1800mあたりでは取りこぼしも少なくないが、近2走2100m→2400mと連続2着。長距離ダートの適性はズバ抜けている。前走はスローの逃げ切りを許す展開のアヤでクビ差惜敗だが、3着以下には3馬身差をつけた。今度こそ決める』という見立て。

スタートからリードしたのは軸馬クリノハナミチ。しかし、一周目の4コーナーで9番マイネルティンランがハナを主張してくるとサッと譲って2番手。3番手に10番ダヴィンチバローズが続きお決まりのスローペース。淡々とレースは進み最後の4コーナーから直線へ。逃げ込みを計るマイネルティンラン。前走の二の舞は避けたいクリノハナミチも早めに仕掛ける。直線は完全なマッチレース。最後まで抵抗したマイネルティンランだが、ゴール前地力の違いでクリノハナミチがクビ差、差し切った。4馬身差の3着にダヴィンチバローズが入線。この結果により「馬連6-9、1440円」の的中。全く危なげのないレース内容で配当的にも悪くない。まさに会心の的中鞍と言えよう。

また、土曜阪神12R「4歳上1000万下」では5番人気アグネスハビットを軸馬に指名「馬連5-13、5140円の好配当を仕留め、重賞においても「ダービー卿CT」も難なく3連複好配当的中。好調の波に乗ったままいよいよ今週末からのG1シリーズに突入していく。現状の弊社アスコットシステムズに不安らしい不安は見当たらない。今週末以降の更なる快進撃にご期待いただきたい。