7/6 7/7 2回福島・3回中京3日4日目・2回函館1日2日目

次週に繋がる的中劇  ~日曜中京7R・3歳未勝利~

この業界の、この手の読み物としては恐らくタブーなのだと思うが、今週は的中レースを斬る前に、あえて苦言から入らせていただく。前週の結果で「的中」に対する力みが出たとは思いたくないが、先週末の予想からは攻めの姿勢がほとんど感じられなかった。原因不明の凡走や展開面でのツキのなさなど情状酌量の余地はあるが、「安定味」を上位に取った、いわゆる守りの予想。少し言葉を代えると『当てにいく予想』が目についた。結果の出なかった翌週なだけに気持ちはわからなくもない。が、そういう翌週こそ必要なのは力みではなく「攻めの姿勢」に他ならない。攻めていく姿勢こそが好結果を生み出す。そのことを常に忘れてはならない。

とはいえ先週末も弊社予想部らしい的中はもちろんあった。日曜中京7R・3歳未勝利がそれ。「血統面からも本質的には芝向きの馬だがこれまでのレース振りを見ても相手なりの競馬をしており現状はダートがベスト。未勝利を勝ち上がれるだけの地力はあることは間違いないだけに鞍上も連続騎乗となる今回はキッチリと結果を出してくれるハズだ」として最終的に1番人気に支持されたラカを軸馬に指名した。

レースはナムラマンジロウが積極的にハナへ。番手にアモールミーオ、ハリバット、ブレイヴフィートの隊列で向こう正面へ。未勝利クラスの弱メンバーにしては澱みのないミドルペース。途中で息の入らない展開だったためか、先行馬総崩れで直線は差し競馬に。唯一、ハナをきったまま早めに抜け出したナムラマンジロウが粘り込みをはかり1着でゴール。後続各馬の追い比べを制して2着入線したのは軸馬ラカ。結果「馬連6-14、1480円」の的中。まずまずの的中を皆様にお届けできた。

他にも日曜中京8R・3歳上500万下において「馬連6-14、1270円」の的中をお届けした先週末。この程度ではまだまだ完全復調とは言えないが週を締めくくる日曜日に2本の的中をお届けできたことは間違いなく次週に繋がる。引き続き、軸馬&対抗馬選定はもちろん、レース選定も気を引き締めて行っていくことを心がけて欲しい。

いずれにしても攻めてこその競馬、予想ということを改めて実感した先週末。「軸馬選択」、「購入法」の決定の難しさは百も承知。だが、それこそお客様が弊社に期待している部分である。そのことを徹底させて今週末以降の予想に臨んでいく所存だ。ロングランの函館開催、そして福島・中京開催もいよいよ終盤にさしかかる。特別戦の登録メンバーを俯瞰すると、そろそろ勝負気配という馬が少なくない。提供のその時を楽しみにお待ちいただきたい。