8/17 8/18 2回新潟・2回小倉7日8日目・4回函館1日2日目

捲土重来を期す

サマー2000シリーズ第2戦「札幌記念」(函館、芝2000m)は、武豊騎乗の2番人気馬トウケイヘイローが逃げ切って圧勝。鳴尾記念、函館記念に続き重賞3連勝として、サマー2000シリーズの王者となった。勝因はスタートを決めてすんなりハナに立てたこと。この日の芝のレース(逃げ馬が3勝2着1回)を見る限り、それがすべてだと言ってもいい。雨が降る悪コンディションでは、先に行って芝のいいラチ沿いを走れる馬が断然有利だった。結果、芝はどのレースでもバラバラに入選する有様。これでは、次走の参考にはできない。トウケイヘイローの重賞3連覇は立派だが、真価を問われるのは次の天皇賞(秋)においてだろう。道悪で動けなかった有力馬も、馬場のいい東京や阪神に変われば巻き返しは十分だ。

さて、新潟・小倉・函館という夏場ローカルのロングランとなる3場開催も大詰めとなった先週末。肝心要の勝負鞍において「的中なし」という不名誉な結果を招いてしまった。これは6月29・30日以来、今年二度目の出来事となる。そのことについて、まずはお詫び申し上げたい。結果論ではなく、レース選定はこれまで同様、的確なチョイス。本来であれば少なくとも2本は的中をお届けできていた週だっただけに、ちょっとしたボタンの掛け違いが続いてしまった週と考えざるを得ない。毎度のことながら競馬の難しさを再認識し、予想部には今一度の引き締めを強く要望しておく。ただ、弊社とのお付き合いが長い会員の方ならよくご存知の通り『悪いことは2週続かないアスコット』。この業界、「どうあれ結果が全て」ということをよく耳にするが、それを言えば「こういった週の翌週は必ず好結果をお届けしている」ということも、過去の実績から純然たる事実であり結果である。特に今週末には「今夏屈指の勝負鞍」と認識する「キーンランドカップ」が控えている。弊社の全知全能を注ぎ、そしてプライドを賭けて挑むこの大一番に絶大なるご期待をお寄せいただきたい。