9/14 9/15 9/17 4回中山・4回阪神3日4日5日目

有言実行の開幕ダッシュ ~土曜日中山8R・3歳上500万下~

「ローズステークス」(阪神、芝1800m)はどん尻にいたデニムアンドルビーが大外から追い込みを決めて制覇。1番人気に応えて、「秋華賞」へ王手を掛けた。スタートで大きく遅れた時は万事休す、と思われたが、そこから17頭を抜いてきたのだから恐れ入った。馬体重の14キロ増が象徴するように、ひと夏を越して大きく成長した様子。順調にいけば、本番でも有力だろう。ただし、重馬場に脚をとられて力を発揮できなかった馬もいるので、この結果が即、本番につながるとは考えづらい。本番を見据えて余裕づくりの馬が多かったように、これから大きく変わってくる馬もいそうだ。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜中山11R「ラジオ日本賞」ダート1800m。この日イチオシの勝負鞍として予想部が提供に踏み切ったひと鞍。弊社が軸馬として期待したのは最終的に1番人気に支持されたベルシャザールだった。

「スケールの大きさ断然のベルシャザールが軸馬。言うまでもなく、一昨年のダービー3着馬で素材自体がここでは違う。ダート2戦目の前走を5馬身差で勝ったように、ダート適性も非常に高い。5歳になったが休養期間が長く、馬もまだまだ若々しい。ここは今後のためにも勝っておきたい鞍。必勝態勢でのぞむ」という見立て。

レースはドリームセイリングが果敢にハナを切って逃げる。メイショエバモアとナムラビクターがそれについていき、4番手にツクバコガネオー、グラッツィア。人気のベルシャザールとインカンテーションは並ぶように中団を進む。うまく流れに乗ったグラッツィアが4角で先頭に並びかけあっさり抜け出す。外目を徐々に押し上げてきたベルシャザールが粘るツクバコガネオーを直線中ほどで交わして2着。人気を分け合ったインカンテーションは内に詰まり気味で伸びを欠き、6着に終わった。この結果により「馬連6-10、2230円」の的中。このレース、連軸はインカンテーションかベルシャザールかの2択のレースではあったが、仕上がりを重視して軸馬選定した本社予想の勝利と言えよう。

他にも台風の影響により代替開催となった火曜阪神8R「3歳上500万下」ではサポートにて馬連&3連複のダブル的中をお届け。変則3日間開催で非常に難解なレースが多かったなか、きっちりと的中をお届けできたことは一定の評価をいただける内容ではある。とはいえ、不的中となった勝負鞍ではレース選定はともかく、軸馬選定に弊社らしからぬ面があったことも確か。好スタートを切ったこの中山・阪神開催で気の弛みがあったとは言わないが、予想部にはこれまで以上に精度の高い予想提供を心がけて欲しい。

いずれにしても、今週末は久々に重賞戦「オールカマー」にて勝負鞍提供を予定している。弊社においては年間数えても数鞍しかない「重賞勝負鞍」。それだけでもそれ相応の自信度での提供を予定していることは言うまでもない。いずれにせよ勝負どころが連続する今週末以降は楽しみにお待ちいただきたい。