1/11 1/12 1/13 1回中山・1回京都3日4日5日目

法外な配当となった的中鞍 ~土曜京都9R・天ヶ瀬特別~

今週は中山で「京成杯」(G3、芝2000m)が、京都で「日経新春杯」(G2、芝2400m)が行われる。前者はこのあと天皇賞(春)や宝塚記念を目指す組の争いだが、ノドの病気から立ち直ったアドマイヤフライトのレースぶりが何よりも見もの。後者は春のクラシックを目指す面々の争いだが、前走からの巻き返しを図るプレアンドリアルに対して社台の精鋭たちがどう挑むかに注目だ。そのレースの結果よって、今後のG1路線の勢力図がはっきりすることになるだろう。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜京都9R「天ヶ瀬特別」」・ダート1400m。軸馬として期待したのは前走凡走から不当に人気を下げていた6番人気の15番ツルオカハチマンだった。

「京都で唯一の着外なった前走は内で揉まれて競馬にならなかったが、今回は幸いにも大外15番枠。それも先に行く隣のスマートレパードを見る格好で競馬ができる。そうなれば、前々走で見せた上がり35秒4の末脚再現も十分可能。馬の方も短期放牧でリフレッシュし、最近にない好状態といえる。あとは岩田騎手を信頼するのみ」という見立て。

レースは10番メイショウロフウが押っつけてハナへ。2番ナリタハリケーン、14番ヒルノクオリアもすかさず2番手に。1番人気の16番スイートレパードはそのすぐ後に取り付く。11番ヴィンテージイヤー、15番ツルオカハチマンは中団で脚をためる格好。12番マークスマン、13番サトノアビリティは後方から。ペースは5F通過が59秒2と速い。4角過ぎてナリタハリケーンがメイショウロフウを交わして粘り込みを図る。そこに大外からツルオカハチマンが伸びてきてナリタハリケーンを交わすと、そのあとにいたマークスマンも末脚を伸ばして、この2頭でワンツーフィニッシュ。ナリタハリケーンは交わされながらも良く粘って3着。好位を進んだスイートレパードは直線で伸びを欠いて6着に終わった。この結果により、「馬連12-15、56190円」の特大万馬券的中。これは情報コンテンツのひとつとして提供している、勝負度合いはさほど高くない、会員の皆様には遊び程度の購入を推奨している鞍ではあるが、3連単ならいざしらず、馬連でこれほどの高配当はなかなかお目にかかれない。会員の皆様からの反響も多かった鞍なだけに今回は例外的に同レースをメインに斬った次第。いずれにしても「先に行く隣のスマートレパードを見る格好で競馬ができる。そうなれば、前々走で見せた上がり35秒4の末脚再現」と見立てた読みがうまくハマったことだけでなく、対抗5点目ながら14番人気のマークスマンを対抗指名したファインプレーと言えよう。

もちろん、肝心の勝負鞍においても、日曜中山7R「4歳上500万下」、日曜京都8R「4歳上500万下」など、重賞も含め複数の的中をお届け。とはいえ、非常に難解だった変則3日間開催だったこともあり、不的中となった鞍は今ひとつ煮え切らなかったことも事実。「ちょっとしたボタンのかけ違い」のような鞍が多く、週を通じて言えば絶好調とは言えない結果。年始競馬で胡坐をかいていたわけではないが、改めてそのことについて予想部には猛省を促すとともに、今週末までの僅かな軌道修正を強く要望しておく。

今週末は一転、的中数、的中配当共に週を通じて喜んでいただける結果をお届けする所存なので、会員の方々には、引き続き楽しみにお待ちいただきたい。