3/15 3/16 2回中山・1回阪神5日6日目・2回中京1日2日目

必然の的中鞍 ~日曜中山6R・3歳500万下~

今週は金土日の変則3日間開催。金曜日(祝日)に中山で「フラワーカップ」、土曜日に中京で「ファルコンステークス」、日曜日に阪神で「阪神大賞典」、中山で「スプリングステークス」が行われる。このうち、阪神大賞典以外はフルゲート必至で、出走するだけでも大変そうだ。阪神大賞典はいまのところ10頭の出走予定で、その中には1600万条件の馬も2頭含まれている。それでわかるように、長距離レースは概して少頭数の競馬になりがち。レースもスローの上がりだけの競馬になって、魅力に欠けることも確か。そんなわけで、距離体系を変えるべきだ、と言う声も出ている。欧米でも長距離レースは時代に即さなくなり、クラシックレースすら距離短縮されたケースがある。それに合わせよ、というわけだ。今のように国際レースに出走するケースも増えてくると、そちらにターゲットを絞る陣営も出てきている。エピファネイアなどは3200mの「天皇賞(春)」ではなく、4月27日に行われる香港の「クイーンエリザベス2世カップ」(G1、芝2000m)に出走予定だという。この流れは今後も止まらないだろう。伝統ある「天皇賞(春)」の施行内容を変えることは当面はないだろうが、今後検討材料となっていくことは間違いあるまい。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜中山6R「3歳500万下」・芝2000m。軸馬として期待したのは間隔はあいたものの前走内容を高く評価され1番人気に支持された2番シャドウダンサーだった。

「前走・黄菊賞はあのトゥザワールドの2着で、しかもレコード決着だった。キングズオブザサン(京成杯2着)には先着しているのだから価値がある。その後、軽い脚部不安で少し休んだが、今は脚元もパンとし十分乗り込まれてきている。最終追いも長めから追われ上々の伸び。平場の500万下ならば、負けられないところだろう。今後のためにもここは決める」という見立て。

レースは1番スパーブデイがハナを切る。外から12番サムソンズシェルが続き、人気の2番シャドウダンサーは内目の5番手。11番テスタメントは中団、4番ショウナンラグーン、6番ヴァルコイネン、7番ストーリーセラーは後方から。ペースは1000m通過が1分03秒1というスロー。シャドウダンサーは内目のポケットに入り、外からかぶせられ動けないまま4角へ。直線に入り、サムソンズシェルが2番手から抜け出す。内目の1頭分の間を割ってシャドウダンサーが猛追。ゴール少し前でサムソンズシェルをとらえて1着でゴールした。2着には外から追い上げたショウナンラグーンが入り、粘ったサムソンズシェルが3着。2番人気のヴァルコイネンは追い上げたものの6着に終わった。この結果により、「馬連2-4、820円」を難なく的中。「平場の500万下ならば、負けられないところだろう」と見立てたのが大正解。対抗順位としては4番目だったが、おさえではなく若干厚めに買うことを推奨していたので、大きなプラスとなった。1戦ごとにガラッと変わってくる馬が多く非常に難解な3歳戦だが、アスコルティの距離短縮での適性の高さ、そして勝負気配をしっかりと読んで自信を持って推したことが、良い結果に結びついた。

先週末からの大幅な巻き返しとはならなかったが、もちろん、上記鞍以外にも土日を通じて安定的中をお届けした先週末。先週程度の的中は弊社においては至って当然の内容。大きく強調できるモノではなくとも、前週の反省を踏まえ、「的中する」ということの重要性を再認識でき、ここから波に乗るきっかけになったことは間違いない。今週末は変則3日間開催となるが、翌週に控える春のスプリントG1「高松宮記念」まであと2週。その大目標に向け、今週末は更に結果を積み重ねて行く所存。引き続き、今週末の提供に多大なるご期待をお寄せいただきたい。