5/10 5/11 2回東京・3回京都5日6日目・1回新潟3日4日目

波に乗る好配当的中劇 ~日曜新潟8R・4歳上500万下~

今年もディープインパクト産駒の勢いが止まらない。今週のヴィクトリアマイルには7頭が出走予定だ。桜花賞やNHKマイルカップを挙げるまでもなく、産駒のマイル適性の高さは知られているから、上位独占もあるかもしれない。ただ、それではあまり面白くない。「またディープインパクトの仔かよ」という声が多くなっていくと、競馬を見る楽しみが失われていってしまう。このままディープインパクトの産駒が牧場に帰って行くと、今以上にサンデーサイレンス産駒が飽和状態とかして、ブラッドスポーツとしての面白さがなくなっていくだろう。そういう意味でもクロフネ産駒のホエールキャプチャやキングカメハメハ産駒のレイカーラには頑張ってほしい。こういう馬が残っていかないと、日本は同じ一族の競馬ばかりとなって衰弱していくような気がしてならない。もちろん、現在の競馬を牛耳っている社台グループもそのへんは承知だろうから、なんかしらの手を打ってくるだろうが…。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜新潟8R「4歳上500万下」ダ1200m。最終的に軸馬として期待したのは2番人気に支持された7番ヒカリマサムネだった。

『休み明けの中山戦でもいい感じで逃げていたが、未勝利戦を圧勝した新潟ならさらに持ち味であるスピードを生かせるだろう。陣営もそれを見越して、前走後はここに合わせてじっくり調整してきた。他にも先行したい馬がいるので展開が問題だがハナを譲ることはまずないはず。スタートを決めて自分の競馬に持ち込めればチャンスだ』という見立て。

レースはスタートを決めた14番テイエムヒーロー(3番人気)がハナに立つ。7番ヒカリマサムネ(2番人気)も負けじと押していき、1ハロンほど行ったあたりでハナを奪取。この2頭で他馬を引き離す形で4角まで進む。3番手に10番ナリタロック(7番人気)、そのあとに4番キクノセントロ(5番人気)と6番グランプリナイト(1番人気)が迫ってくる。3番フィンデルムンド(4番人気)はピッチが上がらず後方のまま。直線に入るとテイエムヒーローを離したヒカリマサムネが一頭で逃げるが、4番手から脚を伸ばしてきたグランプリナイトが直線中ほどで交わして1着ゴール。ヒカリマサムネも一杯になりながらナリタロックの追撃をクビ差抑えきって2着ゴールした。この結果により「馬連6-7、1050円」を難なく的中。当初、3、4番人気を想定していただけに、2番人気に支持されたのはツヤ消しではあるが、1番人気ー2番人気の決着でこの配当は法外。もちろん、大本線一点目での的中だっただけに、高回収率を計上。馬の能力比較はもちろんのこと、展開を読切った的中劇で会員の皆様からたくさんの喜びの声をいただいたことは言うまでもない。

今季絶好調の重賞予想で的中をお届けしたことはもちろん、勝負鞍では他にも土曜新潟10R「二王子特別」など、相変わらずの安定度で複数の的中をお届けし、準パーフェクトとなった先週末。一時期「的中は出していても今ひとつリズムに乗り切れない状態」だったが、そこからは完全に脱却。的中が次の的中を呼ぶ、いわば『的中連鎖』を現実のものとした弊社予想部。これこそが波に乗ったら手がつけられなくなる弊社本来の姿。アスコットがこうなれば、もはや怖いものなし。そのことは、弊社とお付き合いの長い会員の方なら我々以上によくご存じのはず。パチンコに例えれば『確率変動状態』と同じ。「いくらでも的中を量産できる」とあえて断言しよう。G1シリーズ真っただ中、完全無欠となったアスコットシステムズに大いなるご期待をお寄せいただきたい。