5/17 5/18 2回東京・3回京都7日8日目・1回新潟5日6日目

安心の的中劇 ~土曜新潟8R・4歳上500万下~

「NHKマイルカップ」、「ヴィクトリアマイル」と2週続けて逃げ馬の勝利となった。先行、好位勢が上位を占める今の東京の馬場らしい結果となっている。そして、穴馬券を提供しているのはコースロスなく内目を通ってきた馬。概ね、こんなパターンで競馬が進んでいる。大外から競馬をする大本命馬ハープスターにとっては、気になる傾向と言えるだろう。「オークス」はどの馬も距離経験がないためペースはだいたいスローとなるが、たまにはミドルペースで行われるものも見てみたい。スタミナに自信のあるペイシャフェリスかマイネグレヴィルあたりが大逃げをするようだと面白いのだが。そういえばペイシャフェリスに乗るのは内田博。ヴィルシーナで見せた思い切りの良さをここでも見せるかもしれない。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜新潟8R「4歳上500万下」ダ1800m。軸馬として期待したのは1番人気に支持された3番カレングラスジョーだった。

『前走はスタートの後手が響いて3着に終わったが、ラストは37秒2の最速の上がりで詰めてきた。ゲートに課題はあるが、末脚の破壊力はこのメンバーでは1番だ。この中間、時計の掛かる栗東坂路で4F53秒7~12秒9のタイムをマークしているように、デキも好調そのもの。たとえスタートで後手を踏んだとしても今回のメンバーならば追い込めるはずだ』という見立て。

レースは6番スリーヨーク(5番人気)が押してハナに立つ。二番的に9番マルイチワンダー(8番人気)がつけ、2番キマモリ(4番人気)と8番ユキノスライダー(3番人気)が併せるように3番手を確保。カレングラスジョー(1番人気)もまずまずのスタートを決め、7番ジョナパランセ(6番人気)と共に4番手を進む。10番マヤノカデンツァ(2番人気)は後方から。ハナに立ったスリーヨークのペースは5F1分05秒0とスロー。向正面でマルノカデンツァが一気にスピードアップし3番手に上がる。4角でマルイチワンダーがトップに立つが、直線中ほどでユキノスライダーが抜け出し1着でゴール。内を進んだカレングラスジョーは一度包まれてしまうが、外に持ち出して脚を伸ばし半馬身差の2着を確保。3着にはマルイチワンダーとの競り合いに勝ったマヤノカデンツァが入った。この結果により「馬連3-8、570円」を的中。「末脚の破壊力はこのメンバーでは1番だ」と見立てた通り、カレングラスジョーが直線の不利を乗り越えて期待に応えた安心の的中劇だった。

他にも日曜新潟9Rでは3連複1010円を本線で的中させるなど、土日を通じて相変わらずの安定感を示した弊社予想部。ロングランとなっている今年の東京・京都開催もここまで上々の首尾で乗り切っており、「オークス」~「ダービー」~「安田記念」と続く弊社においてこの春最大の山場中の山場に臨むにあたり、不安材料は何ひとつなし。大きな期待と希望を抱いたまま、手ぐすねをひいてまずは今週末の提供をお待ちいただきたい。