7/5 7/6 2回福島・3回中京・2回函館1日2日目

外れる気がしない安心の的中劇 ~日曜福島8R・3歳上500万下~

3歳ハンデ重賞「ラジオNIKKEI賞」で重賞初制覇を果たしたウインマーレライ。自分の競馬に徹したトシザキミがすんなりハナを切ったが、先行馬多数で前半3ハロン34秒2という、大方予想通りのハイペースとなったこのレース。当然、差し、追い込み馬の台頭が目立ったが、そのハイペースを3番手で早めに抜け出して押し切るのだから、その内容は濃い。追い込んだ2着クラリティシチーとの着差は1馬身1/4だから、内容的には完勝と言って良いだろう。3着ウインフェニックスまで秋の展望が開けたと言って良さそうだ。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜福島8R「3歳上500万下」ダ1700m。軸馬として期待したのは最終的に1番人気に支持された10番ソーミラキュラスだった。

『中央復帰初戦となった前走は、牡馬相手の初芝で快勝と素質の高さを見せつけた一戦。しかも着差以上にまだまだ奥がありそうな強い勝ちっぷり。長く良い脚が持続することに加え、地方のダートでも結果を出しているようにダート歓迎のパワーもある。大型馬のわりに器用さも兼ね備えており、初の小回り福島にもあっさり対応して、ここは直線差しきれるはずだ』という見立て。

レースは7番タイキグラミーがハナに立ち、先導する展開。ハナを主張すると思われた人気の一角8番ブルーバレットはスタートで行き脚がつかず、押して2番手を確保。軸馬10番ソーミラキュラスは出たなりの位置で流れに乗り、好位の6番手を難なく追走。向正面で隊列は決まったが、3角から早めに押し切りをはかった7番タイキグラミーと8番ブルーバレットが後続を引き離しにかかる。これを楽な手応えで4角3番手まで差を詰め、直線に向いて追い出しにかかる。直線半ばの次点で楽に先頭に並びかけ、そのまま6馬身差をつけての大楽勝。降級戦ではやはり一頭だけモノが違ったレースぶりだった。逃げた7番タイキグラミーは粘りを見せて、ソーミラキュラス以外の後続を振り切り2着を確保。3着は後方から脚を伸ばした11番リサブシュケ。この結果により「馬連7-10、1120円」の的中。欲を言えばもう少し配当が付いても良かったが、軸馬の完勝に加え、2着、3着共に対抗馬で、かつ4着には3馬身半差をつけていたことからも、そのあたりは一瞬たりとも「外れる気がしない安心の的中」ということでご勘弁願いたい。

土曜日は取りこぼしもあり、残念ながら的中をお届けできなかったが、冒頭の重賞「ラジオNIKKEI賞」の3連複日曜函館7R「3歳上500万下」など、先週に引き続き、週のキモとなる日曜日を的中連鎖で締めくくった先週末。難解と言われる開催替わりの開幕週でマズマズのスタートを切った弊社予想部。特に今週末は福島競馬場にて「七夕賞」が、そして中京競馬場では「プロキオンS」が施行されるが、こういった注目度の低い重賞が組まれている、そんな週こそ弊社の「馬券力」の見せどころ。ガッチリと稼いでいただく所存である。引き続き、今週末の提供にご期待いただきたい。