8/16 8/17 2回札幌・2回小倉5日6日目・1回札幌7日8日目

安心安全の的中劇 ~土曜新潟8R・3歳上500万下~

夏のローカル開催期間に行われる唯一のG2レース。それが「札幌記念」。毎年数頭のビッグネームが参戦してくることで知られるレースだが、ご存知の通り今年はゴールドシップ・ハープスターを筆頭に、ロゴタイプ、ホエールキャプチャと4頭のG1ウイナーが出走してきた。中でも注目を集めたのは「桜花賞」「オークス」を驚異の追い込みをみせたハープスター。ゴールドシップと人気を2分する形だが、3歳牝馬の恩恵で定量52キロという点はかなり有利。ウオッカやダイワスカーレットのような『男勝り』という感じはないが、同様の臨戦で2着したブエナビスタと同タイプの印象。初の古馬、それも現役トップホースでもあるゴールドシップを含めた一流どころを相手にどれだけ通用するか。馬券を抜きにしても注目の一戦だ。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜新潟8R「3歳上500万下」ダ1800m。軸馬として期待したのは人気割れのなか、最終的に1番人気に支持された1番ケツァルコアトルだった。

『前走は発馬スムーズに先行して勝負どころで徐々に押し上げ、直線では抜け出す勢いがあったが、最後は伸びきれずに失速して5着と、いかにも久々が影響したレース振り。元々、叩き良化型でデキは確実に前走以上。2度手綱を取り、1勝2着1回と手の合う鞍上を配してきた今回、現級を圧勝したコース&距離も有利なだけにまず好勝負できるとみた』という見立て。

レースは戦前の予想通り、イン速攻を決めた軸馬1番ケツァルコアトルがハナを主張。2番手に好発を決めた3番サウスゴビ、以降、4番エルドリッジ、2番キネオフライトの内枠勢の順。ほとんど隊列変わらず向こう正面を淡々とした流れで4コーナーから直線へ。手応え良く4コーナーを回ってきたケツァルコアトルは直線に入り、更に加速して後続を突き離す。最後は終始好位内目を追走した4番エルドリッジに猛追されたがゴールまで粘り込み、逃げた軸馬1番ケツァルコアトルがクビ差おさえて1着でゴール。2着に4番エルドリッジ、2番身差の3着には中団から脚を伸ばした8番ビッグバンドジャズが入線。この結果により「馬連1-4、690円」の的中。軸馬と人気を2分していたポッドスターが直前で跛行のため出走を回避したことで配当面での物足りなさはあったが、3着に入線した6番人気ビッグバンドジャズまでキッチリおさえていたことで、最後まで安心安全の的中劇だったと言えよう。

他にも日曜札幌7Rなど、随所で弊社らしい的確な的中をお届けした先週末のアスコット予想。会員の方々が一番望んでいる「連日に渡る的確な的中」をお届けできている今現在、ロングランとなっている今開催後半残り3週に向けて至極順調とお伝えしておく。

さて、今週末のメインは例年有力どころの始動戦となる夏の大一番「札幌記念」。弊社では早くからこの一戦を『この夏の勝負どころ』と認識し、それに相応しい準備を重ねてきた。ここで存分に勝負していただき、結果をお出しする所存。そして潤沢となった軍資金を倍増、いや三倍増・四倍増とすためのひと鞍が、言うまでもなく今月末の「キーンランドカップ」となる。重賞においては当面、この2鞍が目標となるが、前記の通り、夏のローカル開催も残り3週。一週一週、気を引き締めて事にあたる所存なので、会員の方々には先のその先まで、大いなるご期待をお寄せいただきたい。