8/2 8/3 2回札幌・2回小倉1日2日目・1回札幌3日4日目

大本線的中 ~日曜札幌7R・3歳上500万下~

大混戦が予想された「クイーンステークス」だが、終わってみれば2番人気キャトルフィーユ→6番人気アロマティコ→1番人気スマートレイアーという、妙にまともな決着となった。まぁそれはそれで…という感じだが、一番驚いたのは上がり最速で2着まで追い込んできたアロマティコ。攻め馬からも、当日のパドックからも「いい状態」とはお世辞にも思えなかった。にもかかわらず勝ったキャトルフィーユとはハナ差という結果だから、これまでの同馬の戦績からもわかるように、これはもう「平坦が大好き」という以外に言葉がない。前走で牡馬相手の「巴賞」でも勝ったように、よほど脚質に合うのだろう。札幌にしろ新潟にしろ小倉にしろ、ローカルにはそれなりに『ご当所馬』が存在する。そのことを改めて思い出させる「クイーンステークス」ではあった。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜札幌7R「3歳上500万下」ダ1700m。軸馬として期待したのは1番人気に支持された12番カーティスバローズだった。

『前走は2着に負けはしたものの、後続には2馬身半差をつけており、現級勝ちがあるように地力上位は明らか。上のクラスでも骨っぽい相手に好走しており、先行力が活かせるこの条件もベスト。デキも前走時の好状態を堅持しており、降級2戦目となる今回は地力の違いで他をねじ伏せる競馬ができそうだ』という見立て。

レースをリードしたのは好スタートをきった8番ハーマンミュート。軸馬カーティスバローズは1コーナーまでの激しい先行争いのなか、外目から2番手を確保。以下10番ワイルドコットン、9番インテグラート、2番リアルマイスターと続き1000m通過62秒2の遅めの流れ。3コーナーからカーティスバローズは手応えがあやしくなったハーマンミュートの外へ体を併せていき早め先頭へ。4コーナーを回ってすぐに追い出しを開始。唯一これに連れて動いて脚を伸ばしたのが10番ワイルドコットン。ただ、カーティスバローズとの脚力の差は歴然で、最後は7馬身差をつけての圧勝劇。カーティスバローズの動きに合わせて好位から押し上げた10番ワイルドコットンは後続の追撃をなんとかしのいで2着を死守。この結果により「馬連10-12、540円」の的中。地味めな配当ではあるが、日曜日一発目の勝負鞍ということもあり、会員の方々と弊社にとってはひと安心というところ。

新潟・小倉の開幕週となった先週末は他の勝負どころでことごとく「対抗馬抜け」という弊社らしからぬ取りこぼしが目立ち、8月は好スタートとはいかなかったが、そんな中でもきっちりと的中をお届けできたことは一定の評価をいただけるものと自負する。夏のローカル開催も残り5週となったが、先週より今週、今週より来週と右肩上がりに的中を量産する下準備は整っている。今週以降は更なる勝負どころをご用意しているので、引き続きご期待いただきたい。