10/11 10/12 10/13 4回東京・4回京都1日2日3日目

まずは堅調なスタート ~日曜東京10R・テレビ静岡賞~

今週末のメインは秋のG1シリーズ第2弾として行われる「秋華賞」。ハープスター不在の一戦となったが、秋の始動戦を完勝したオークス馬ヌーヴォレコルト、桜花賞2着馬レッドリヴェールをはじめとする3歳牝馬勢のトップクラスが勢揃い。非常に興味深い一戦となりそうだ。中でも最有力候補と目されているのは当然ヌーヴォレコルト。元々安定した取り口だったが、春は一気に力を付けて「桜花賞」3着、「オークス」1着と階段を一歩一歩上ってきた。春の好走がフロックでないことを証明したのが前走の秋華賞トライアル「ローズS」。正攻法から勝ち切ったレース内容は着差以上の強さを感じさせるもの。ハープスター不在のここはG1・2勝目の舞台は整ったとみていいだろう。前記した桜花賞2着馬レッドリヴェールの巻き返しは当然考えておくべきだが、他のメンバーも百花繚乱の趣で興味尽きない一戦。会員の方々には、このG1も勝負鞍候補のひとつとして視野に入れる弊社アスコットシステムズからの情報配信を漏れなくチェックしていただきたい。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜東京10R「テレビ静岡賞」ダ1400m。軸馬として期待したのは上位で人気拮抗のなか、最終的に1番人気に支持された10番ダノンレジェンドだった。

『前走は出遅れながら向正面で先団に取り付き、4角手前からおっつけ通しのチグハグな競馬。それでも関西の好メンバー相手に僅差の3着と現級で地力上位は明らか。休み明けの前走がプラス10キロと若干重め残りだったことを考えると、このローテーションは吉と出る可能性が高い。気性の問題で多少ムラのある戦績だが、それだけにブリンカーの恩恵も大きいはず。発馬さえ決まれば楽な先行策が見えている同馬の押し切り濃厚とみた』という見立て。

さてレースは。抜群のスタートから最内1番ケージーヨシツネがハナを切るかに思えたが、外から押っつけて積極的に10番ダノンレジェンドがハナを主張。2番手に1番ケージーヨシツネ、3番手は外から16番マックスガイ。ほぼ同じ位置に3番シンキングマシーン、他、人気上位勢では13番アメージングタクトが出たなりの位置で6番手、8番タマブラックホールはお決まりの後方からの競馬。ハナを主張したダノンレジェンドに競り込んでくる馬は皆無で楽々の単騎マイペースに持ち込み、ほぼ道中の変動なく4コーナーから直線へ。言うまでもなく楽をしていたダノンレジェンドは止まらない。結局、直線で更に後続を引き離して楽々と1着入線。好位追走の13番アメージングタクトが直線脚を伸ばして2着を確保。3着には後方から脚を伸ばした8番タマブラックホール。客観的には面白味の乏しいレースだったが、弊社と弊社の会員の方々にとっては直線半ばでほぼ大勢決していただけに安心安全のレースとなった。この結果により「馬連10-13、830円」の的中

大レース目白押しとなる今開催。土曜日の新設重賞「いちょうステークス」での3連複好配当的中を皮切りに、日曜・月曜と右肩上がりに調子を上げて複数の的中をお届け。非常に難解だった開催替わり初週の、変則3日間開催を無難に乗り切った意味は大きい。大げさではなく今週以降の大一番に繋がる良い流れを作ったと言えよう。開幕週の先週はまだまだ序の口。G1ラッシュとなる今週末以降には『渾身の勝負鞍』が続々と控えている。もちろん重賞だけでなく、ここぞという勝負どころの準備は万全。つまらぬところで無駄遣いなさらぬよう、老婆心ながらご忠告させていただく。今週末に多大なるご期待をお寄せいただきたい。