11/1 11/2 4回東京・4回京都8日9日目・3回福島5日6日目

『イチオシ勝負鞍』目白押しの連続開催後半戦 ~土曜福島8R・3歳上500万下~

「天皇賞(秋)」で1番人気に推されたイスラボニータは3着止まりだった。そのレースぶりを評して「外枠でなければ……」という論調があるようだが、それはイスラボニータに◎を打った人間の外れた言い訳にすぎない。もちろん、次世代のトップホースになれるだけの資質があることは間違いないが、現状、あれがこの馬の実力、そして古馬との差と考えるべき。離れた大外から一頭違う脚色で突き抜けてみせたスピルバーグには完敗だったが、ゴールまでほぼ同位置でレースを進めながら、僅かアタマ差とはいえ、最後まで抜かせなかった2着ジェンティルドンナの勝負強さが際立った一戦だった。次走は3連覇がかかる「ジャパンカップ」となるが、休養明けでも力で抑え込んだ今回のレース振りから年齢的な衰えは一切感じない。いよいよ史上初の「ジャパンカップ」3連覇の期待が現実味を帯びてきた。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜福島8R「3歳上500万下」ダ1700m。軸馬として期待したのは1番人気に支持された15番メイスンウォーだった。

『前走は好位2番手のベストポジションで流れに乗れたが、逃げ馬が早々に脱落してハナに立ち、勝ち馬に終始マークされる厳しい展開での2着。それでも3着馬には5馬身差を付けており、現級上位の力を示した内容だった。デキは高いレベルで安定しており、叩き3走目となる今回、前走以上の走りが期待できそうだ』という見立て。

レースは外枠からスタートを決めた12番ゼンノブショウの逃げ。軸馬15番メイスンウォーも同体のスタートを切って、理想と言える1コーナー2番手を確保。同様の位置に14番コスモチャイムも積極的に先行策。半マイル通過49秒0~上がり50秒7ー38秒2というミドルペース。この流れは明らかに先行有利。この流れを読んだのか、案の定向正面では発馬で後手を踏んで後方となった10番サンライズアルブルがマクり気味に進出。それを受け止める形となったのが3コーナーで早くも先頭に立った軸馬メイスンウォー。それでも4コーナーではまだまだ手応え抜群。直線に入り追い比べとなったが、3番手まで押し上げたサンライズアルブルがジリジリと差を詰めるなか、1/2馬身差を付けて1着入線。2着にはサンライズアルブル。メイスンウォーと人気を分け合っていたヴァンヘルシングは4コーナー5番手から急追するも、クビ差届かず3着。この結果により「馬連10-15、1160円」の的中。先週の好配当的中と比較すると地味に映る配当で、2、3着馬との着差も1/2馬身差、クビ差だったとはいえ、いずれも対抗馬指名。軸馬メイスンウォーのレース振りも最後まで全く抜かれる感じのない、着差以上の完勝だっただけに、安心して見ていられる結果。配当的には強調できるモノではないが会員の方々からも同様の感想をいただいている。

他にも土曜京都6R「3歳上500万下」など、先週末も随所で複数の的中をお届けしたアスコット予想部。連続開催の前半戦をマズマズの状態で打ち上げることとなった。無論これで手を緩める気持ちなどさらさらない。連続開催の折り返しとなる今週末以降のには皆さまお待ちかねの『イチオシ勝負鞍』候補はゴロゴロ転がっている。当然のことながら獲れるところは全て獲る所存。引き続き多大なるご期待をお寄せいただきたい。