12/20 12/21 4回中山・5回阪神・4回中京5日6日目

プライドをかけて臨む本年最終週

いよいよ今週末に迫った大一番「有馬記念」。近年稀に見る豪華メンバーの顔合わせで、馬券的な興味も尽きない。そんな中、結果はともかくとして主役級はゴールドシップ、エピファネイア、ジャスタウェイ、ジェンティルドンナの4頭。特に牝馬ジェンティルドンナは引退レースで初の中山登場。ここ数年続く『牝馬の時代』を象徴する一頭で、牝馬の引退レース、年齢など不安はあれど、現役最強馬の一頭であることは誰もが認めるところ。得意の東京ではないにせよ、絶対に忘れてはいけない存在と言える。前記、有力どころの壁は厚そうだが、ダービー馬ワンアンドオンリーを筆頭に、確実に力を付けてきたラストインパクト、天皇賞(春)連覇のフェノーメノ、昨年の2着馬ウインバリアシオンなど、他にも伏兵が多数。将来的なことを考えると現時点で古馬相手に互角の勝負を演じている3歳馬が少ないことは寂しいが、「力を付けてきた伏兵扱いの古馬勢が、トップホース4頭にどう挑むか」、その視点で見れば楽しみは尽きない。いずれにせよ、弊社はこの一戦を全社全力をあげて獲りにいく。会員の方々には日々刻々と気持ちを高ぶらせてお待ちいただきたい。

本来なら「それでは本題へ~」というところだが、何としたことか、残念ながら先週末は勝負鞍における的中がなく、およそ4ヶ月振りとなる久々の失態。正直なところ「まさかここで…」という思いは少なからずある。高をくくっていたわけではないが、秋以降の安定した的中から考えて有り得ない流れ。弊社会員の皆様には再三お伝えしていることだが馬券において「流れの良し悪し」は間違いなくある。なぜそういう結果になってしまったのか。敢えてそれを説明するとすれば、「週を通じて流れが悪かった」ということが答え。特に土曜一発目の勝負鞍を「ハナ差」で取りこぼした時点で流れはなかった。これもまた競馬と言うしかない。無論、そのことに対しては痛恨の極み。「申し訳ない」のひと言。しかし、誤解を恐れずに言えば、この結果が3週目でむしろ良かった。本年最終週となる今週末だったとしたら、そう思うと背中を冷や汗が伝う。とにもかくにも『2週連続で悪いことは起きない』というアスコットの伝統は不変。「過去に一度や二度あった」という話ではなく「過去一度もない」と言い切れる純然たる事実。競馬でいえば「4角手前で一瞬脚をタメて直線爆発」というパターン。終わってみれば「そんなこともあった」と笑って言える3週目にする所存。冒頭の「有馬記念」を筆頭に、アスコットシステムズがプライドをかけて臨む本年最終週に絶大なるご期待をお寄せいただきたい。