7/18 7/19 2回福島・3回中京5日6日目・2回函館3日4日目

週を締めくくる最終レースでの的中劇 ~日曜福島12R・3歳上500万下~

大混戦が予想された「函館記念」だが、3番人気ダービーフィズ→10番人気ハギノハイブリッド→7番人気ヤマカツエースという、戦前通りの波乱決着となった。まぁそれはそれで…という感じだが、一番驚いたのは5着までが好位勢が独占した流れのなか、4角10番手から5着レッドレイヴンとアタマ差の6着まで追い込んできたツクバコガネオー。この馬、デビューからここまで芝は3戦のみでもちろん全て着外。ダートで勝ち上がってきており、お世辞にも芝向きとは思えなかった。人気も当然15番人気。にもかかわらず僅差6着という結果だから、デキの良さもあったのだろうが、これはもう「函館の洋芝が合っていた」という以外に言葉がない。函館だけでなく、福島にしろ中京にしろ、ローカルにはそれなりに『このコースだからこそ』、『このコースであれば』という馬が存在する。そのことを改めて思い出させる「函館記念」ではあった。

それでは本題へ。今週斬るのは全開催場を通じて最後のレース、日曜福島12R「3歳上500万下」ダ1700m。弊社予想部が軸馬として期待したのは1番人気に支持された13番パワーポケットだった。

『前走はかなりのハイペースを3番手で追走しながら、ラストまでしぶとく粘りアタマ差2着とほぼ勝ちに等しい内容。この中間も軽快な動きを披露しておりデキに関しては太鼓判が押せる。芝スタートだと発馬で行き脚がつかない場合もあるが、ダートスタートとなる今回は条件も好転。持ち前の先行力が最大限に活きる組み合わせなだけにまず勝ち負け必至とみた』という見立て。

レースは大方の予想通り、6番ツインプラネットが逃げて3F通過35秒9~上がり3F37秒6という遅めの平均ペース。軸馬13番パワーポケットは発馬で躓き、一瞬ヒヤッとしたものの、すぐに立て直し積極的に出して行って外目の好位3番手で追走。発馬で後手を踏んだ場合に一抹の不安があったが、この時点で同馬の競馬になった。3コーナー過ぎで前に並びかけ、4コーナーでは抜群の手応えで持ったまま先頭に立つ。直線で追い出されると脚色は全く衰えることなく、後続を一切寄せつけず1着入線。最後は3馬身差をつけて完勝。2着には中団から早めに押し上げ軸馬同様、好位からしぶとく脚を伸ばした11番ムーンレンジャー。3着は1馬身1/4差で7番メイプルレインボーが入線。この結果により、「馬連11-13、990円」の的中。配当面はともかく、全開催場を通じて最後のレースを週イチオシ鞍と断じて勝負し、キッチリとモノにしたことは一定の評価をいただけるものと自負している。弊社としても伊達でイチオシとしているわけではない。そのことの実証となる先週末の結果だった。

他にも日曜函館8Rにて的中をお届けしたものの、週通じて言えば土曜日に的中をお届けできなかったことは誤算ではあった。そろそろ的中数、的中配当共に週単位で爆発的な数字を出し、回収率をグンと上げておきたいところ。そういった意味では、ちょうど今週末をもって福島・中京・函館開催も終了となり、ここからが正真正銘の真夏のローカル開催。そう、弊社がドル箱とする季節がいよいよやってくる。弊社ともども、会員の皆さまも手ぐすねを引いてお待ちいただきたい。