8/15 8/16 2回新潟・2回小倉・1回札幌5日6日目

いとも容易い好配当的中劇 ~日曜新潟9R・瀬波温泉特別~

3Fから順に36秒4-47秒9-59秒3~上がり44秒7-33秒3。やはり…というか新潟外回りらしい超スローペースになった「関屋記念」。よほどの力不足か、あるいはデキのない馬なら話は別。しかし、ある程度の能力とデキがある逃げ馬なら押し切って当たり前、という流れ。勝ったレッドアリオンは発馬で若干後手を踏みながらも出して行って果敢にハナを主張。G1でも通用する下地がありながら、近走は結果が出ていなかったレッドアリオンなら逃げ切って何の不思議もない。相手も手頃なメンバーだっただけにこの勝利は至極順当な結果。恐らく次走は「京成杯AH」あたりだが、そこでもう一度見てみたい馬だ。流れを考えると後方から差してきた2着マジェスティハーツの方が価値あり。いまひとつ適性条件が見えてこない印象はあるが、それだけ根の強さを感じる一戦だった。3歳馬で3着と初の古馬相手に健闘したヤングマンパワー共々、上位3頭はこの秋の飛躍を大いに期待したい。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜新潟9R「瀬波温泉特別」ダ1800m。弊社予想部が軸馬として期待したのは1番人気に支持された14番アルタイルだった。

『前走「ユニコーンS」で7着だったマイネオフィールが、その後好メンバー相手の1000万を完勝したように、同馬も自己条件のここならばアッサリも可能なだけの器。ここは「レパードS」除外後の一戦となるが、中間〜最終追い切りの動きは抜群。力を出せるデキにあるだけに前を射程権に入れた位置取りで競馬ができれば、まず勝ち負けとみた』という見立て。

レースは6番ゴーイングベルの逃げで3Fから36.9-50.2-63.1~上がり49.8-27.3の平均ペース。9番シンクヴェトリル、5番リッカルド、4番エアカミュゼ、10番サンライズワールドと続き、軸馬14番アルタイルは慌てず騒がす、出たなりの位置でこれら先行勢を見る形で外から中団を追走。向正面中ほどを過ぎたあたりで一気にペースダウン。これにより馬群が一気に密集して一団で3コーナー〜4コーナーへ。定石通り3コーナーあたりから徐々に前との差を詰めていく軸馬14番アルタイル。直線手前で大外から追い出しを開始し、直線に入り先行各馬を一気に交わし去り、二の脚で後続を突き放した逃げた6番ゴーイングベルを捕らえにかかる。ラスト1ハロン地点で脚色の違いは明らか。ゴーイングベルを楽に交わし去り、先頭に立った段階でほぼ持ったまま後続に1馬身3/4差を付けて1着でゴール。着差以上の楽勝で力の違いを存分に見せつける走りだった。2着には6番ゴーイングベル、3着に好位からしぶとく脚を伸ばした5番リッカルドが入線。この結果により「馬連6-14、2860円」の的中。1番人気→6番人気の馬連でこの配当は法外。「人気馬から人気薄で好配当」という弊社得意のパターンでいとも容易い好配当的中となった次第。

土曜日は痛恨の「軸馬完勝→対抗馬ヌケ」が続き、流れとしては決して良くなかったが、翌日曜日は反転攻勢、上記新潟9Rに加えて、週イチオシ鞍と断じて提供に踏み切った日曜新潟7R「3歳上500万下」にて的中をお届けし、後半を連勝で締めくくった弊社予想部。良い流れで今週末に臨める形となった。また、今週末のメインは夏のローカル開催の中では唯一G1級の強豪が集う「札幌記念」。このレース、弊社では早くから『8月の重賞の中では一番の勝負鞍』と認識し、それに相応しい準備を重ねてきた。ここで存分に勝負していただき、結果をお出しする所存。そして潤沢となった軍資金を倍増、いや三倍増・四倍増とすためのひと鞍が、言うまでもなく夏のローカル開催を締めくくる最終週の「新潟記念」となる。当面、この2鞍が目標となるが、夏のローカル開催も残り3週。一週一週、気を引き締めて事にあたる所存なので、会員の方々には先のその先まで、大いなるご期待をお寄せいただきたい。