8/8 8/9 2回新潟・2回小倉・1回札幌3日4日目

王道予想の勝利 ~土曜新潟8R・3歳上500万下~

今年は全国的に晴れが多く、そのため絶好の馬場コンディションでレースが施行されている。元々新潟の外回りは流れに関係なく差し比べとなるケースが多いのだが、今週末あたりからはさらに『二段差し&三段差し』というレースが増えていくはず。ただ、内回りも完全に外差しか? という点は微妙なところ。そこのところは週末の弊社コンテンツでご確認いただきたい。小倉も時計は速い。距離に関係なく、全ての脚質に有利不利はなく、フラットな馬場状態。それだけに展開がカギとなるレースが多く、傾向らしい傾向もまだ見えて来ず、馬券的に言っても非常に読みづらい。札幌のコンディションもかなりいい。開催2週目でもまだ逃げ・先行馬に有利な馬場。いずれにしろ今年は6週開催だけに、全開催場諸々、どこかでガラッと変わってくる可能性が高い。その見極めは必須と言えるだろう。

それでは本題へ。今週斬るのは土曜新潟8R「3歳上500万下」ダ1800m。弊社予想部が軸馬として期待したのは上位拮抗で人気割れのなか、最終的に2番人気に支持された7番デザートオブムーンだった。

『前走は前残りの展開のなか、3コーナーからマクり気味に押し上げて3着と好走。1、2着馬はいずれも現級上位の地力の持ち主で、同馬も4着以下には3馬身半差を付けているのだから現級勝ちの力は示しており、久々を走らない同馬にしては上々の内容だった。今回は勝ち鞍のある新潟コースで手の内に入れている鞍上も心強く、ここは4、5番手追走から直線抜け出せるはずだ』という見立て。

最内枠から好スタートを切った1番ヴィスビーが予想通りの逃げ。1番人気に支持された5番ショウナンマラークは1番ヴィスビーがハナを主張してくるとスッと下げて2番手に控える。6番シンキングジョリーが並び、以下4番アドマイヤイチバン、11番クロフネビームスという順で3F通過36秒0のハイペース。この流れに逆らうことなく軸馬7番デザートオブムーンは無理に先行せず、出たなりの位置で中団やや後方の9番手で追走。向正面では逃げた1番ヴィスビーが2番手以降を離しての逃げを打つが、3コーナー手前では先行各馬が詰め寄って、ペースが落ちないまま4コーナーへ。直線に入ると逃げる1番ヴィスビーに外から11番クロフネビームスが並びかけ、道中は中団で脚を溜めていた12番ヒムカが更にその外から並びかけ、前を行く2頭を抜き去る。残り2ハロン標識を過ぎたところで12番ヒムカが先頭に立つが、直線で一気に脚を伸ばしてきた軸馬7番デザートオブムーンが並びかけ、あとは2頭のマッチレース。最後は12番ヒムカをクビ差制して軸馬7番デザートオブムーンが1着でゴール。その4馬身後方で3着4番アドマイヤイチバン、4着1番ヴィスビーが入線。この結果により「馬連7-12、1070円」の大本線的中。得意のダート戦とはいえ、上位拮抗の人気割れの一戦をいとも容易く仕留めて見せた弊社予想部。奇をてらわない予想が功を奏したひと鞍と言えよう。

他にも日曜新潟7R「3歳上500万下」など、開催2週目となった先週末も連日に渡って的中をお届けした弊社予想部。夏のローカル開催も残すところあと4週のみ。稼ぎどころと公言している以上、残された課題はたったひとつ、配当的な意味での爆発力。その点の微調整を加えつつ今週末に備える所存。まずは今週末の提供に多大なるご期待をお寄せいただきたい。