10/17 10/18 4回東京・4回京都4日5日目・3回新潟1日2日目

盤石の的中鞍 ~日曜新潟9R・3歳上500万下~

今週の舞台はトリッキーな内回り2000mの「秋華賞」から『強ければどこからでもくる』外回り3000mへ。牡馬三冠の最終戦「菊花賞」を迎える。今年は2冠馬ドゥラメンテの戦線離脱により上位拮抗の様相を呈している。「皐月賞」2着、「ダービー」4着のリアルスティール、もしくはそのリアルスティールをトライアル「神戸新聞杯」で捩じ伏せたリアファル。この2頭のいずれか最終的に1番人気に推されるのはほぼ間違いないところだが、今回は3000mという全馬未経験の未知の距離。「セントライト記念」勝ちのキタサンブラック、「弥生賞」2着、「皐月賞」4着のブライトエンブレム、「ダービー」2着のサトノラーゼン、重賞戦線で常に上位争いしているベルーフ、さらには夏の上がり馬スティーグリッツ、ワンダーアツレッタなどなど伏兵多数。ひと泡吹かせる馬が他にもいる可能性も十分。言うまでもなく、この大一番も勝負鞍候補。逐一、弊社からの情報のチェックをお願いしておく。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜新潟9R「3歳上500万下」ダ1800m。弊社予想部が軸馬として期待したのは最終的に1番人気に支持された5番カレングラスジョーだった。

『ダート1800mは【1・4・1・5】の戦績で連対した5戦のうち、勝ち鞍を含めた4回がこの新潟コースでの実績。よほど水が合うのだろう。前走の中京戦では人気を裏切る形となったが、元々坂のあるコースや力のいる馬場が合うタイプではなく、前走が力負けでないことは明らか。その意味で理想は湿った脚抜きの良い馬場だが、直線平坦で新潟の軽いダートならば良馬場でも問題はないはず。なによりここは近走よりも相手が一枚下。減量騎手起用の恩恵もあるだけに、好位で流れに乗れれば期待に応えてくれるはずだ』という見立て。

最内1番マイネルネッツが逃げ態勢。その後に2番ジュガンティーヤが追い、3番エイムハイ、9番プレジールシチーが差のない位置で好位追走。3番人気12番スズカリバーは発馬での躓きが響いて5番手で流れに乗る。軸馬5番カレングラスジョーはこれら先行勢を見る形で6番手の絶好ポジションをキープ。1000m通過1分3秒0のスローに近いミドルペース。舞台は新潟。この流れになると前有利は確実。3コーナーを過ぎ、4コーナー手前から徐々にペースアップし、先行勢は皆、絶好の手応えで直線へ。最内枠からハナを切って終始自分のペースに持ち込んだ1番マイネルネッツが粘るところに外から3番エイムハイ、9番プレジールシチーの2頭が差を詰めにかかる。ラスト100mの段階で9番プレジールシチーが逃げる1番マイネルネッツを捕らえて先頭に立つが、更にその外から軸馬5番カレングラスジョーが猛追。追い出してからのエンジンのかかりが遅く一瞬ヒヤッとしたが、最後は力でねじ伏せるようにクビ差捕らえてカレングラスジョーが1着で入線。2着にプレジールシチー、3着に1馬身1/4差でマイネルネッツが粘り込む。この結果により「馬連5-9、1440円」の的中。人気面から1番人気→5番人気の組み合わせでこの配当は妥当と言えるが、2着プレジールシチーは現級で何度も勝ち負けしていた実績上位馬。休養明けの分、割引かれた評価だったとしても不当に評価を下げていた印象。それを考慮すれば獲リ易く、法外な4桁配当の的中劇だったと言えよう。

他にも土曜東京12Rなど土日を通じて的中をお届けすることができた先週末。今開催は開幕週、2週目と無難に的中を積み重ねているが、我々の攻勢はまだまだこんなものではない。開催後半に入り、むしろここからが本番と捉えている。そう断言できるだけの材料が我々には確かにある。勝負どころ目白押しの今週末以降に、なお一層のご期待をお寄せいただきたい。