12/5 12/6 5回中山・5回阪神・4回中京1日2日目

貴重な的中鞍 ~土曜中京11R・金鯱賞~

11月の5回東京・5回京都開催が本年度一番と言える不調だっただけに、流れを変える開催替わりとしていつも以上にご期待いただいた5回中山・5回阪神・4回中京開催の開幕週となった先週末。弊社アスコットシステムズは勝負鞍的中無しという失態を演じてしまった。まずはそのことについて深くお詫びしたい。会員の皆さま、本当に申し訳ありませんでした。振り返ると今年の「週末勝負鞍的中無し」は9月までわずか1週のみで、週末パーフェクトも2度マークして、例年以上のハイアベレージで推移していたにも関わらず、ここにきて急ブレーキがかかる異常事態。仮に先週まで全戦全勝のパーフェクトの結果を出していても、翌週から全戦全敗に一変することも不思議ではないのが競馬であることは重々承知しているが、それにしても……である。そのタイミングで新たにご利用なさった会員の方も少なくなかったはず。重ねて、本当に申し訳ありませんでした。出してしまった結果は結果。今さら覆すことはできない。ならば前を向くのみ。今週末以降の大反撃をお約束させていただく。

そんな中にあっても、勝負鞍以外の的中はもちろん、提供させていただいた。そのひと鞍を振り返っていこう。今週斬るのは土曜中京11R「金鯱賞」芝2000m。人気上位6頭までが単勝3桁の混戦模様のなか、軸馬として期待したのは最終的に1番人気に支持された1番ディサイファだった。

『前走「天皇賞(秋)」は位置取りが悪くなり、勝ったラブリーデイの0秒5差8着。人気を裏切る形となったが、「札幌記念」1着、「毎日王冠」2着が示す通り、G2レベルなら一枚上の地力のある馬。相手が楽になり、今回の条件ならどんな展開&流れになっても崩れる可能性は極めて低い。中京も「中日新聞杯」勝ちがあるように、コース替わりは不問。G1「天皇賞(秋)」で3番人気に支持された力を存分に見せつけてくれるはずだ』という見立て。

レースはスタートを決めた3番メイショウマンボが果敢にハナを切る。その後に12番クラレント、9番パッションダンス、軸馬1番ディサイファも最内から先行策でこの位置で流れに乗る。前半1000m59秒6の澱みのない流れでミドルペース。向正面に入っても隊列変わらず、淡々とした流れで4コーナーへ。直線に入って全馬追い出しにかかり後続各馬も追撃態勢に入るが、この流れなら完全に先行有利。終始番手で競馬を進めていた12番クラレントが最内を突いて早めに先頭に躍り出るが、9番パッションダンスがこれを交わし、更に終始好位5番手を追走していた10番ミトラがこれら2頭を目標に外からグイグイ脚を伸ばす。3頭の争いになるかと思いきや、坂上から軸馬1番ディサイファと2番サトノノブレスが前を行く3頭に一気に詰め寄る大激戦。この追い比べで10番ミトラがしぶとく脚を伸ばして抜け出し、ワンテンポ遅らせて追い出した軸馬1番ディサイファと2番サトノノブレスが、12番クラレントと9番パッションダンスを交わしたところがゴール。結果、1着10番ミトラ、2着1番ディサイファ、3着2番サトノノブレスの順で入線。この結果により「3連複1-2-10、3310円」の的中。人気の3歳馬2頭を軽視した読み筋通りの展開で貴重な的中鞍となった。

本年度も残り3週を残すのみ。言うまでもなく、各々今年の最終開催となる。例年通り、弊社アスコットシステムズはここから大きな勝負をかける所存。無論G1も平場戦も勝負鞍としての隔たりはない。いつどこで「勝負」の声がかかっても慌てることなどないよう、会員の皆さまには万端のご準備をお願いしておく。『やられたら数倍にしてやり返す』。それが弊社の歴史。一層のご期待をお持ちのうえ、今週末をお待ちいただきたい。