1/5 1/9 1/10 1/11 1回中山・1回京都1日2日3日4日目

着差以上に安心の的中鞍 ~日曜中山8R・3歳上500万下~

例年通り東西の「金杯」で幕を開けた今年の中央競馬。ベテラン活躍のデータがある東の「中山金杯」だが、今年は明け4歳となったヤマカツエースの差し切り勝ち。2着も5歳マイネルフロストと6歳フルーキー、ライズトゥフェイム、7歳ステラウインドあたりをきっちりおさえて、例年の傾向を覆す結果となった。対する西の「京都金杯」はウインプリメーラ→テイエムタイホーが1・2着。好位から器用に立ち回れるタイプのワンツー決着と、こちらは例年のデータ通り、先行馬同士の組み合わせ。ちなみに「中山金杯」では5番人気マイネルフロストを、そして「京都金杯」では3番人気ウインプリメーラを軸馬指名。「京都金杯」こそ取り逃したものの「中山金杯」はキッチリとモノにしており、新年一発目の重賞で幸先の良い的中をお届けした次第。

それでは本題へ。年明け一番に取り上げるのは開催3日目の日曜中山8R「3歳上500万下」ダ1200m。軸馬として期待したのは最終的に1番人気に支持された14番ウォリアーズソウルだった。

『前走はベストとは言えない東京1400mで直線では持ったままで先頭に立つ競馬。坂上まで粘っていたがラスト100mあたりで後続に交わされたあたり、久々で息切れしたこともあるが距離も長かった印象。やはり【1・3・1・1】の距離1200mがベストで条件的には文句なし。手の合う鞍上だから乗り替わりもプラスに作用するはず。叩いた上積みを考えれば当然の狙いだ』という見立て。

レースは5番プレシャスヴィガーが果敢にハナを主張し、それを追いかける形で10番ディプロムソングが番手追走。その後に3番ナミノリゴリラ、12番サンアルパインと続き、軸馬14番ウォリアーズソウルはこれらを見ながら5番手で流れに乗る。9番アミーキティア、1番ミタイナ、6番ディアドナテロなども差のない好位後方を追走し、8頭で先団を形成。逃げる5番プレシャスヴィガーにとっては厳しい流れになり、前半3ハロン34秒6のハイペース。3コーナー〜4コーナーにかけて更に馬群が密集し、一団で直線へ。ペースから考えると後方待機組にもチャンスのありそうな流れではあるが、ハイペースだからといって前もなかなか止まらないのが中山ダートの特徴でラストは完全に地力がモノを言う勝負。直線に入り、まずはハナを切った5番プレシャスヴィガーが早々に脱落し、終始番手で流れに乗った10番ディプロムソングが先頭に立つ。その直後に12番サンアルパインが並びかけ、外に出した軸馬14番ウォリアーズソウルも前の2頭を捕らえる勢いで追い出しにかかる。9番アミーキティアも内から一気に脚を伸ばし、直線半ばで勝負はこの4頭に絞られる。10番ディプロムソングが粘るところに外から軸馬14番ウォリアーズソウルがジリジリと脚を伸ばして坂上で先頭へ。最後まで10番ディプロムソングとの追い比べとなったが、クビ差凌いで軸馬14番ウォリアーズソウルが1着でゴール。2着には10番ディプロムソング。3着には9番アミーキティアが入線。この結果により「馬連10-14、580円」の大本線的中。1着〜4着までクビ・3/4馬身・1/2馬身と着差こそなかったが、4着馬まで対抗指名していただけに着差以上に見ていて安心の的中劇だったと言えよう。

他にも冒頭の「中山金杯」を筆頭に日曜京都10Rなどで的中をお届け。正直なところ勝負鞍でもう少し的中が欲しかった年始の変則開催ではあった。お世辞にも好スタートとは言えないが弊社の場合、開催が進むにつれて的中数が増加する傾向にあることも確か。昨年度は的中分布にムラがあったものの、全勝した週も例年以上に多く、年間通じてのトータル的中率は例年通り安定感のある内容。今年はその的中率を維持しつつ、例年以上に『配当妙味のあるレース選択』で攻めの姿勢を忘れず、皆様に毎週末の的中をお届けする所存である。今週末からは早くも3場開催となるが、言うまでもなくその準備は万端に整っている。競馬開催日の提供を楽しみにお待ちいただきたい。