10/22 10/23 4回東京・4回京都6日7日目・3回新潟3日4日目

G1の舞台は勝負の東京へ 〜日曜京都8R・3歳上1000万下〜

G1の舞台は京都から東京へ。まずは伝統の一戦「天皇賞・秋」を迎える。『ハイレベル』という評価が定着した3歳世代の挑戦が一頭もいないことは寂しい限りだが、「古馬の頂上決戦」という位置付けから考えるとメンバーレベルはともかく、最近のこのレースとしてはちょっと記憶にないほどの多彩な組み合わせと言えるだろう。「札幌記念」2着で2000mを克服したモーリス。まだ100%大丈夫と言い切れない部分はあるが、内枠を引ければ当然V候補の一頭。牡馬相手の東京1800mで2連勝の牝馬ルージュバックも目を離せない。更に順調度は欠くのものポテンシャルは一級品のリアルスティールも参戦。さらに昨年9着もその後海外G1・2連勝のエイシンヒカリが国内G1取りに挑む。更にアンビシャス・ステファノス・ラブリーデイ・サトノノブレス・アドマイヤデウス……など、豪華メンバーが顔を揃え、馬券的にも妙味十分。この難解な一戦を弊社アスコットがどう紐解くのか。楽しみにお待ちいただきたい。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜東京8R「3歳上1000万下」ダ1600m。弊社予想部が軸馬として期待したのは上位拮抗のなか、最終的に1番人気に支持された10番ダイワインパルスだった。

『ここまで東京マイルで馬券にならなかったのは3歳時の重賞「ユニコーンS」(11着)と休み明けでハイレベルだった前走(4着)の2度のみ。それ以前にも再三好メンバー相手に現級で上位争いを演じており、勝ち上がりはもう相手ひとつの位置にいることは確実。適性&能力上位はハッキリしており、戦ってきた相手関係も今回は一枚落ち。ベストの東京マイルなら位置取り不問で終いは確実に差を詰めてくるだけに、積極的に勝ちに行く競馬ができればおのずと結果が付いてくるはずだ』という見立て。

積極的にハナを切ったのは6番ヨウライフク。4番オホーツク、16番トーセンラムセス、11番ゴールドリーガル、1番イダクァイマと続き、これら先団を見る位置の7番手に軸馬10番ダイワインパルスが流れに乗る。前半3ハロン35秒4と緩みのない流れ。軸馬10番ダイワインパルスは終始好位のインを占め、淡々とした流れのまま勝負どころの4コーナーへ。逃げ・先行勢の各馬が粘るなか、直線坂下では中団追走組も差を詰めてほぼ一団での追い比べ。一旦は人気の一角4番オホーツクが好位から抜け出して先頭に立つものの、こうなると先行勢にはキツい展開となり、中団から脚を伸ばしてくる差し馬に絶好の流れとなり、先行各馬は馬群に飲み込まれていく。直線半ばで一気に外から追い込んできたのが軸馬10番ダイワインパルスと後方待機の5番イーグルフェザーの2頭。坂上の段階でこの2頭が完全に抜け出してマッチレースに。最後は終始後方で脚を溜めていた5番イーグルフェザーが軸馬10番ダイワインパルスに1馬身1/4差をつけて1着でゴール。2着に軸馬10番ダイワインパルス。更に1馬身3/4差で3着には15番エバーキュートが入線。この結果により「馬連5-10、1,810円」の的中。勝ち切れなかったとはいえ軸馬の直線での脚色からも、終始「外れる気のしない」内容の的中鞍であった。

先週は土曜日こそ流れに乗れなかったものの、他にも『本日イチオシの勝負鞍』とした日曜東京6Rなど、日曜を連勝で締めくくった予想部。不安の欠片もないまま、秋競馬の佳境を突き進んでいく。4回東京・京都開催の最終週となる今週末も勝負鞍候補目白押し。連戦連勝で開催を打ち上げる所存。これまでにも増してのアツいご期待をお寄せいただきたい。