2/18 2/19 1回東京・2回京都7日8日目・1回小倉3日4日目

勢いに翳りなし 〜日曜小倉9R・4歳上500万下〜

今年も年明け第一弾のG1として行われた「フェブラリーS」は昨年のモーニンに続き、4歳馬ゴールドドリームが優勝。昨年末までダート界を牽引してきた7歳世代の大御所たちはサウンドトゥルーが8着、コパノリッキー14着と振るわず、唯一ベストウォーリアが2着に大健闘。芝路線に比べると総じて『時代の流れ』が遅いダート路線だが、2着馬を除く1着〜6着馬まで「フェブラリーS」初参戦だったことを踏まえると、ようやく世代交代の時を迎えた感じ。今年の「フェブラリーS」で1番人気の支持を得ていたカフジテイクは、やはりというか、力は出し切った印象だが追い込み届かず3着まで。確かに速めの流れではあったが、さすがにG1ともなると終い一手でごぼう抜きできるほど相手は弱くない。勝ち切るにはある程度のポジショニングが要求されるということだろう。この一戦だけで判断するのは早計だが、いずれにしろ、今年のダート路線はかなり勢力図が変わってきそうな雰囲気だ。

それでは本題へ。今週斬るのは日曜小倉9R「4歳上500万下」ダ1700m。軸馬として期待したのは上位で人気割れのなか、最終的に2番人気に支持された3番ウエヲムイテアルコだった。

『前走こそ0秒6差5着と人気を裏切ったものの、今回と同じ小回り1700mだった2走前が実に強い内容で2着と力走したウエヲムイテアルコが軸馬。使うごとに馬体を減らしていたように、前走は本調子になかったこともあるが、元々平坦巧者で直線に坂のある距離1800mではひと押し利かないタイプ。未勝利勝ちを含め、この条件は【1・1・1・0】とベスト。前走後はリフレッシュされて馬体も戻してくるだろうし、今回は早めに小倉入りしており輸送のない滞在競馬もプラス材料。理想はひと叩きだろうが、この相手関係なら久々でも好位から差し抜けが期待できるだろう』という見立て。

レースは大方の予想通り7番ヒルノサルバドールがハナを主張。2番手には積極的にポジションを取りに行った10番ロッジポールパインがつけ、軸馬3番ウエヲムイテアルコは好発から周りの出方をうかがいつつ内目の3番手で1コーナーへ。1番人気の8番ゼンノブレーメンは中団追走という展開。1000m通過61秒9のミドルペース。向正面中ほどから徐々にペースアップするも、特にマクッてくる馬もおらず、淡々と逃げる7番ヒルノサルバドール。終始ロスのない好位の内々を回っていた軸馬3番ウエヲムイテアルコは、3コーナーで一旦は気合いを付けられるも、スッと加速して絶好の手応えで直線へ。直線に入り二の脚を使って後続を突き放しにかかる7番ヒルノサルバドール。好位勢の手応えが怪しくなるなか、それを追うのは軸馬3番ウエヲムイテアルコただ一頭。直線半ばの段階でジリジリと後続を突き放して2頭のマッチレースに持ち込み、最後は粘る7番ヒルノサルバドールを軸馬3番ウエヲムイテアルコが1/2馬身差付けて1着でゴール。3着には5馬身差で5番ロードプレステージが入線。この結果により「馬連3-7、1,730円」の的中。開催を締めくくる最終日、一発目の勝負鞍でキッチリと的中をお届けし配当的にもまずまず納得のいくところだけに、会員の方々からは数多くの嬉しい声をいただいている。

上記小倉9Rに加え、他にも今週一発目の勝負鞍となった土曜東京6R「4歳上500万下」でも幸先の良い的中をお届け。さらに重賞でも土日を通じて的中をお届けし、「フェブラリーS」に至っては昨年に続き連覇達成と上々の首尾で開催最終週を締めくくった次第。

今週末からはともに連続となる中山・阪神開催が開幕。いよいよ春のG1シリーズが近づいてきた。ここからが競馬のいい季節。無論、馬券的な興味も尽きない。大攻勢を目論む弊社から片時も目を離さないよう、心よりお願いしたい。まずは勝負鞍候補満載の今週末にご期待いただきたい。