3/18 3/19 3/20 2回中山・1回阪神7日8日目・2回中京3日4日目

見立て通りの的中劇 ~月曜中山10R・韓国馬事会杯~

今週は日曜日に中京で春のスプリント王決定戦「高松宮記念」が行われる。近年では類を見ないほどの混戦模様。出走馬の半数以上にチャンスがある楽しみな顔ぶれとなり、馬券的にも大注目の一戦となりそうだ。今週末は又、ドバイでワールドカップが開催される。日本馬7頭が世界に挑むわけだが、サウンズオブアースが出走する「ドバイシーマクラシック」(芝2410m)、リアルスティール、ヴィブロスが出走する「ドバイターフ」(芝1800m)、さらにアポロケンタッキー、アウォーディー、ゴールドドリーム、ラニが出走する「ドバイワールドカップ」(ダ2000m)と、いずれのレースでも日本馬にチャンスがありそうだ。忘れてならないのは、武豊、ルメールが向こうに行き、日本では不在となること。代わって他の騎手が乗ることになる。それらの騎手がテン乗りの場合、有力馬であっても過大な期待はしないほうがいいだろう。

それでは本題へ。今週斬るのは月曜中山10R「韓国馬事会杯」ダ1800m。軸馬として期待したのは上位拮抗の人気のなか最終的に2番人気に支持された9番マイネルバサラだった。

『いずれも一長一短で好走には条件がつく馬が揃った組み合わせ。ここは昇級も中山1800mダートで崩れらしい崩れを見せていないマイネルバサラが軸馬。ここまで中山で崩れたのは、後方からの競馬で不本意だった3歳時のオープン特別と休養明けでデキが全くなかった5走前だが、いずれも敗因ははっきりしており、力を出し切っての敗戦ではない。昨年末に復帰後は復調に時間を要していたが、ここにきて急激に調子を上げており、今は完全に良い頃のデキに戻って絶好調。さすがに準オープンで相手も骨っぽいが、今のデキの良さを重視して中心視』という見立て。

レースは大方の予想通り、6番シャドウチェイサーがなんなくハナを切る。外から軸馬9番マイネルバサラが続き、内から1番ルファルシオン、1番人気の10番スウィフトレイドがこれと併せるように3番手に続き先行集団を形成。3番コアレスキングも今回は出して行って先行集団のすぐ後ろの5番手追走。大きく離した逃げではないものの、すんなり先手を取れた6番シャドウチェイサーの逃げで1000m通過64秒5。準オープンにしては完全に前有利の超スローペース。3角手前から徐々にピッチが上がり、後方勢も徐々に押し上げにかかるも先行馬たちの手応えはまだまだ抜群。4角を回り、直線に入り、二の脚を使って逃げた6番シャドウチェイサーが押し切りを図るも、終始これをマークしていた軸馬9番マイネルバサラが馬体を併せ、追い比べに持ち込む。直線半ばでは後続もジリジリと差を詰めにかかるが、前半の貯金からか前との差はなかなか詰まらない。最後まで6番シャドウチェイサーと軸馬9番マイネルバサラの追い比べが続き、最終的に軸馬9番マイネルバサラが6番シャドウチェイサーに3/4馬身差を付けて1着でゴール。2着に6番シャドウチェイサー、3着には1馬身1/4差で1番人気10番スウィフトレイドが入線。この結果により「馬連6-9、900円」の的中。本命サイドでの決着で配当的には強調できないが、変則3日間開催ラストの勝負鞍をきっちりモノにした結果には一定の評価はあたえられよう。当然、対抗1点目の大本線で厚めに買うことを推奨しており、収支も大幅プラスを計上。「中山1800mダートで崩れらしい崩れを見せていおらず、今は完全に良い頃のデキに戻って絶好調。デキの良さを重視して中心視」と見立てた通りの結果だった。

取り上げたのはこのひと鞍だが、変則3日間開催で難解なレースが多かったこともあり、日曜こそ精彩を欠いたものの、土曜阪神8Rの馬連1点&ワイド2点のトリプル的中や週イチオシ鞍と断じて提供に踏み切った月曜中京9Rの馬連など、随所にキッチリと的中をお届けしている。配当面でも好調だった2月度と比較すれば若干物足りなさはあるものの、馬のデキで表現すれば『使いつつ徐々に良化』という感じ。レース選択は問題なく、軸馬選定さえ間違えなければ配当はおのずとついてくるはずで、引き続きご安心のうえ勝負していただきたい。

以前からお伝えしている通り、今週末に迫ったG1「高松宮記念」は弊社にとってかなりの勝負鞍となる予定。先週末も土曜中京11R「ファルコンS」での3連複万馬券的中を筆頭に重賞では好配当連発と、予想のブレは一切感じられず、今の弊社の重賞予想に任せておけば大過なし。ひと欠片の不安もない。他にも勝負鞍候補目白押しの今週末以降に多大なるご期待をお寄せいただきたい。