6/17 6/18 3回東京・3回阪神5日6日目・1回函館1日2日目

前半戦最後の大一番へ ~日曜東京8R・3歳上500万下~

今週末に迫った前半戦最後のG1「宝塚記念」。このレースの中心はいわずもがな、「大阪杯」→「天皇賞・春」とG1を2連勝で臨む、断然のファン投票1位に選出されたキタサンブラック。今の充実振りは目を見張るものがあり、先々を踏まえても様々な意味で主役はやはりこの馬。頭ひとつ抜けた感もあるが、他馬は横一線の力関係で二番手評価が難解となった印象。前走「天皇賞・春」ではキタサンブラックと互角の評価を得ていたサトノダイヤモンドに先着したシュヴァルグラン、同じく「天皇賞・春」は初G1で距離も長かった印象のシャケトラ、香港で悲願のG1制覇を成し遂げたサトノクラウン、「有馬記念」勝ちの地力は侮れないゴールドアクターなど、頭数の割に多士済々の顔触れ。紅一点ミッキークイーン、巻き返し可能な地力あるレインボーラインの参戦も興味深い。馬券的には絞り込んでの勝負となりそうなこの一戦。レース当日、弊社が導き出す結論を楽しみにお待ちいただきたい。

それでは本題へ。今週斬るのは週イチオシの勝負どころと断じて提供に踏み切った日曜東京8R「3歳上500万下」芝2000m。最終的に軸馬として期待したのは断然の1番人気に支持された11番ブラックプラチナムだった。

『本日イチオシの勝負鞍。メンバー中唯一の降級馬ブラックプラチナムが確信の軸馬。1年以上もの長期休養明けをひと叩きされた前走は早め先頭から後続を寄せつけない勝ちっぷり。やはり500万では能力的に頭ひとつ抜けた存在だ。4歳馬ながらまだキャリア4戦で伸びしろは十分だし、今後は更に上を目指せる好素材。前走と同条件でこれといった強敵不在のここは展開や流れがどうあろうと危なげなく抜け出してくる』という見立て。

レースは外からスタートを決めた10番クイックモーションがスッとハナを主張し引っ張るハイペース。軸馬11番ブラックプラチナムも無理なく2番手で流れに乗る。差のない好位に9番フェイズベロシティ、8番カマクラ、6番ラペルトワあたりが追走。隊列はすんなり決まり、手頃な頭数だっただけに大方の予想通り、1000m通過60秒7の落ち着いたスローペース。3コーナー〜4コーナーにかけて徐々にピッチが上がるも隊列そのままで直線へ。絶好の手応えのまま直線に向いた軸馬11番ブラックプラチナムは直線半ばまで持ったままで坂を駆け上がり、ラスト1ハロン手前から万を持して追い出され、瞬く間に前を行く10番クイックモーションをとらえて、後は引き離す一方。まさに現級では一枚上の脚力を見せて人気に応える圧巻の走り。3馬身半差の圧勝を収めた。2着には逃げ粘った10番クイックモーションが入線。この結果により、「馬連10-11、800円」の的中。配当面では物足りなさはあるものの、週イチオシ鞍と断じて勝負だっただけに「通常よりも張り込んだ」という会員の方が多かったようだ。

他にも函館7Rや相変わらず好調な重賞などでも的中をお届けし、前週の悪い流れを軽く断ち切った弊社予想部。また、馬連的中こそ逃したものの、土曜阪神11R「天保山S」&日曜阪神10R「灘S」ではサポートにて「3連複のみで勝負」に購入指示を変更し、「3連複3-5-14、1,750円」&「3連複3-5-14、1,730円」の的中をお届け。先週ここで宣言した通り『やられたら即やり返す』というアスコットシステムズの伝統を守り、そして証明してみせた。前週の結果に心配された方も少なくなかったはず。これが弊社からの『一発回答』とお受け取りいただきたい。

先週からは北海道シリーズも始まり、今年の夏のローカルもまずは順調な滑り出しと言えよう。今週末以降は、皆さまが熱望する好配当連続的中を現実のものとしていく所存。そしてもちろん、大一番「宝塚記念」は3連単勝負を予定しているのでこの鞍もお忘れなく。続々と勝負どころが控える今週末以降にご注目いただきたい。